2011年東北地方太平洋沖地震 その250: 土砂災害・荒天、 余震・地震 〜 釈愚式予測・仮説、 震災関連
土砂崩れダムWatch
◆五條の土砂ダム、あふれ出し止まる
産経新聞 11月25日(金)15時17分配信
※ 25日14時のヘリ監視レポート にて確認。
◆紀伊半島豪雨「急傾斜地は不経済」で補助対象外 復旧から取り残され果樹農家に不安広がる
産経新聞 11月24日(木)23時9分配信
−−−和歌山県は全国有数の梅やミカンの産地で、計約2万ヘクタールある果樹園のうち3〜4割が20度超の傾斜地にあるという。豪雨被害を受けた農地のうち、田辺市を中心に約100カ所が国の補助適用外の可能性がある。
県は国に対し、これらの農地にも補助を適用するよう要望を続けているが、崩落した急傾斜の農地を復旧する工法が確立されておらず、復旧費用もわからない現状では、補助が適用されるまでのハードルは高い。
農林水産省は「補助適用外の被災農地がどれくらいあるかを調査中で、その結果を見て検討したい」と説明。県は「費用対効果を考えるとどこかに線引きは必要だが、経済効果が高い傾斜地もあることを理解し、地域の実情に合わせた制度運用をしてほしい」と訴えている。 (記事終わり、引用終わり)
※ あまり無責任には言えないかも知れませんが、急傾斜の農地が山を切り開いて造成? したものであるならば、経済効果よりも山崩れの危険性を考慮すべきかも。今回崩落して河道閉塞が起きた場所にはその様な農地があったのか? 木々は想像以上に深く根を張り合うことで山を支えているとも云えますから、それを殺してしまうとそこが崩れるきっかけになり兼ねないのでは? コンクリートなどのチャチな工事で代用出来るとは思えません。とは言っても、補償金が払われるとしても廃業するのは大変なことだし−−−
※ 25日は上掲14時に加えて 18時 にもヘリによる目視報告を実施。なお赤谷・栗平の土砂ダムの水位情報については 17時10分 の資料をもって配布終了。今後は 台風12号被災地関連情報 HP にての開示となる様です。
左出典: 実況天気図 平成23年11月25日15時
右出典: 日本域 水蒸気 カラー as of 2011/11/25 15:00 JST
◆暴風雪と高波に関する全般気象情報 第5号
平成23年11月25日04時40分 気象庁予報部発表
−−− 強い冬型の気圧配置となっているため、北海道地方では日本海側を中心に非常に強い風が吹き、猛ふぶきとなる所があるでしょう。北日本日本海側と北陸地方の海上は大しけが続く見込みです。暴風や猛ふぶきによる交通障害、高波に警戒して下さい。 (以下略、引用終わり)
◆冬の嵐のち小春日和
チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/11/25(金) 午前 11:08
−−− 今回の冬型は「引きの冬型」。→低気圧が発達するパターンで、暴風や猛吹雪になるのが特徴です。さらに、もう一つの特徴は、短期間で現象が終わるということ。大陸の寒冷な高気圧が発達する「押しの冬型」とは違い1、2日間で嵐は収まります。ですから、今日いっぱいで冬の嵐は過ぎ去る予想。◆風のピーク→25日昼過ぎまで ◆雪のピーク→25日夜まで −−− 明日は秋型の移動性高気圧型。このため、晴れて小春日和の所が多そうですよ。気温も再び上昇傾向。来週前半にかけて平年より暖かく、関東から西は、昼間20度前後の予想です。今年の秋は寒暖の変化が大きい秋で終了し来週後半は師走スタート。 (以下略、引用終わり)
⇒ 小春日和。これに相当する英語は Indian summer だそうです。
★防災気象情報
★気象統計情報 (火山含む)
★報道発表資料
地震・余震発生状況
◆ 印は、概ねM5以上の同じ地震。(発生すれば)
◆広島、島根で震度4 21日地震の余震か
産経新聞 11月25日(金)15時17分配信
◆広範囲で地震頻発「西日本でも備え必要」専門家指摘
産経新聞 11月25日(金)15時17分配信
⇒ 地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁
参考: 動画:気象庁 最新の地震活動状況(速報)
1時間毎の震央が地図上にプロットされる動画。
◆25日04時35分頃 / 広島県北部 / M4.6 / 震度4 / 震源の深さ 約10km
⇒ Earthquake List for Map of Asia Region / USGS
◆何故かEarthquake List for Map of Asia Region には当該地震の掲載無し。
【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】
■ 地震・余震予測 ※ 土日祝は基本的に簡易版
※ 11/23〜12/3は都合によりお休み、12/4から通常どおりの予測予定
■ 最新記事
◆(考察) 福島沖と浦河沖のM6につきまして
2011年11月25日 00時22分10秒
時間がないので、考察だけになりますがアニメを作りましたので、アップしておきます。アニメを見る限り浦河沖を直撃したような図になっています。 −−− 場のエネルギーは相当大きくなっています。今日と昨日の平年差の図を見ると、その動きの激しさがわかります。その割に地震規模が小さいというのを実感しています。M7クラスが発生してもおかしくないような勢いです。これが、冷熱流と冷熱の差なのか、あるいは、地盤が治癒して健康体になったからなのかは判断が難しいところです。あるいは、その両方が重なり合っているのかも知れません。 −−− (1)近海の平年差のアニメ (2)北西太平洋の平年差のアニメ (3)今日と昨日の平年差のみのアニメ 各々携帯版、PC版 (記事終わり、引用終わり)
以下、震災・ホーシャノー関連:
◆三陸〜房総沖M8以上地震「30年以内に30%」発生間隔は600年−地震調査研究推進本部
11.11.25 05:00、rescuenow.net
⇒ 三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価(第二版)について
平成23年11月25日、地震調査研究推進本部 地震調査委員会
◆東日本大震災の避難者数は約33万人−復興対策本部公表
11.11.25 04:30、rescuenow.net
◆被災地の路面下、多数の空洞…陥没で負傷者も
読売新聞 11月25日(金)8時59分配信
※ どこぞの国ではまちなかの道路のど真ん中に深い大穴が開きました ね。地下がどうなっているのか、非破壊検査の様なことが必要かも知れません。参考まで、他の事例は;
◆深さ1メートル…道路に穴 大阪、漏水が原因か
2011.7.24 00:32、msn産経ニュース
◆道路陥没で巨大な穴=直径40メートル、深さ20メートル―ドイツ
時事通信 2010年11月2日(火)6時16分配信 (リンク切れ と云うより記事削除済み)
【ベルリン時事】ドイツ中部シュマルカルデンの住宅街で1日未明、道路が突然陥没し、直径30〜40メートル、深さ20メートルの巨大な穴が出現した。駐車中の自動車1台が転落したが、けが人はなかった。 / 住民が地元紙に語ったところによると、午前3時ごろ、水が勢いよく流れる音に続き、ごう音が鳴り響いたという。家屋は転落を免れたが、穴の縁で崩落が続いているため、周辺の住民は避難した。地元当局が陥没の原因を調べている。 (以下略、引用終わり)
◆<放射線量>南相馬、避難勧奨地点追加へ 154地点で上昇
毎日新聞 11月24日(木)22時10分配信
−−−今回の調査で放射線量が増加した地点の一部は、前回調査後の風雨で放射性物質が蓄積されたのが原因とみられる。 (記事終わり、引用終わり)
※ 風雨以外の原因は?
◆<放射性ストロンチウム>横浜、原発と関連なし
毎日新聞 11月24日(木)22時15分配信
−−−文科省は「横浜市側の調査は89と90を区別できないなど詳細な方法ではない。ストロンチウムと、鉛など自然界の放射性物質を区別できず、高い値になった可能性がある」と指摘している。 (記事終わり、引用終わり)
◆徳島市の重文住宅から「ラジウム226」
産経新聞 11月24日(木)21時26分配信
−−−昭和3年ごろに建てられ、20〜40年前後まで産婦人科の病院として使われていた。市は医療用のラジウムとみている。 (記事終わり、引用終わり)
※ 「〜とみられる」 「〜可能性がある」 「〜とみている」 など、何も断定出来ない状況。ツケはこれからも回って来るのでしょう。
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