遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その196: 土砂崩れダム・台風、 余震・地震 〜 釈愚式予測・仮説、 インドでの地震

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土砂崩れダムWatch


  和歌山の土砂ダム、20日早朝にも土石流の恐れ
   読売新聞 9月19日(月)18時56分配信



  土砂崩れダム リンク集


    台風12号被災地関連情報



 大雨と落雷及び突風に関する近畿地方気象情報 第15号
   平成23年9月19日16時00分 大阪管区気象台発表

   −−− 近畿地方南部では、前線と台風第15号の影響で、21日にかけて大雨となるおそれがあります。台風第12号による記録的な大雨により災害の発生した地域では、新たな土砂災害の発生に警戒して下さい。 (以下略、引用終わり)


 解析雨量・降水短時間予報:近畿地方

    6時間前からの実績と、6時間後までの予想が動画表示可。

 週間天気予報: 奈良県
 週間天気予報: 和歌山県



 参考: 紀伊半島地震 (随時更新).xls 直
      京都大学震源図を追加して更新中。

 気象庁


  
 左出典: 台風情報 (進路予想広域図) - バイオウェザー
 右出典: 台風第15号 (ロウキー) / 平成23年09月19日18時55分 発表

    15号の停滞・迷走ぶりに注目。


 平成23年 台風第15号に関する情報 第86号
   平成23年 9月19日16時39分 気象庁予報部発表

   −−−台風の北上に伴い、西日本を中心に20日にかけて非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、奄美地方では、20日にかけて暴風となり、海上は猛烈なしけとなる見込みです。大雨や暴風、高波による災害に警戒してください。また、平成23年台風第12号による記録的な大雨により災害の発生した地域では、新たな土砂災害の発生に警戒してください。 (以下略、引用終わり)


 平成23年 台風第16号に関する情報 第23号
   平成23年 9月19日05時25分 気象庁予報部発表

   −−−強い台風第16号が伊豆諸島から関東地方の東海上を北上する見込みです。伊豆諸島と関東地方、東北太平洋側の沿岸部では、強風やうねりを伴った高波に注意して下さい。 (以下略、引用終わり)


  
 左出典: 実況天気図 as of 09/19 15:00 JST
 右出典: 気象衛星 北半球 水蒸気 as of 2011/09/19 15:00 JST


 台風の進路・大雨の情報に注意・警戒を
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/9/19(月) 午前 10:15

   −−−台風本体に近い沖縄だけでなく、きょうは九州、四国、中国、近畿で大雨になるおそれがあります。大雨による土砂災害、河川氾濫、浸水に警戒してください。また、台風の北東側は統計的に竜巻が多く起こりやすいエリアに当たります。竜巻やダウンバーストなど激しい突風や、落雷にも注意してください。 / 台風第16号も伊豆諸島から関東地方の東の海上を今後北上する見込み。伊豆諸島や関東〜東北地方の太平洋沿岸では強風や高波に注意が必要です。海岸付近などでは決して無理をしないように心がけてください。 (以下略、引用終わり)


 台風15号:強風域続く 本島・大東島地方
   2011年9月19日 13時51分、沖縄タイムス

 台風15号、大東島地方が暴風域 30世帯停電、自主避難も
   2011年9月19日、琉球新報

 台風15号:雨雲外れ、晴れ間も
   2011年9月19日 09時51分、沖縄タイムス



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況


  浦河沖地震 (随時更新).xls 直
      北海道大学震源図を追加して更新中。


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

   
   
   福島県東方沖 2011/09/19 03:32:24.15


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁

   19日03時32分頃 / 福島県沖 / M5.1 / 震度3


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

    環太平洋 / 半球

   Magnitude 5.1 - NEAR THE EAST COAST OF HONSHU, JAPAN
     2011 September 18 18:32:24 UTC


  インドでの地震関連は末尾。




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測


   9/19午後 〜 20日地震予測 東北地方太平洋側各県と茨城県 【注意報(低)】
    2011年09月19日 12時46分01秒

    −−− (2)概況: /  昨日から今日にかけては、M4クラスが4回、M5クラスが2回(そのうちのひとつはM5.9とかなり大きい)発生しています。 / しかし、午後0時のhi-netのデータによればここ24時間の地震派生回数は543回ですので、台風による地震抑制効果は働いているようです。 −−− 東北地方太平洋側にホットリングなみの高温の温熱流が流れ込み、台風に熱エネルギーを供給してもあまりあるために、特に温熱流の動きが弱まることがなく、通常なみの地震が発生しているという解釈です。 −−− 高速の熱移動がある間は、<場のエネルギー>が大きくなっていると考えてよいため、とくに流れの影響の出やすい、東北地方各県と茨城県については、ひきつづき【注意報(低)】といたします。 −−−



    各地での地震の発生予測 / <各地での地震発生予測>の図について、これまでは温度変化の大きい所だけをマーキングしてきましたが、これにさらに、高速の熱移動のあるところについては、〇印の中を黄色で着色することにしました。この黄色の部分は、大きめの地震が発生しやすい所と考えているところでもあります。 −−− マーキングした箇所で必ず地震が起こるというものではありません。温熱流や冷熱流の動きがとくに顕著であったところ、温度勾配の大きいところなど、地震が発生する可能性があると予測される場所についてマーキングしています。 −−−



    (追記) −−− 先月8月1日から今日までの平年差の動きです。とくに、最後の3日間、つまり、9月16、17、18日の温熱流の動きは注目すべきものと考えています。太平洋側から日本海側へ動くように見える熱移動は大規模なものです。 (以下略、引用終わり)


  9/18午後 〜 19日地震予測
    2011年09月18日 14時05分37秒


 ■ 更新・考察


  (考察) 深海を介しての地下から海水面への熱供給機構の時間的変化
    2011年09月19日 22時00分00秒

    −−− 内陸部では太陽が沈んで夜になれば、急減に地表面は冷却するために、地震の原因となる収縮が起こりやすくなるからです。 / しかし、こうした時間的な差異というのが海洋部においても発生していることは実に不思議なことでした。 / それは、深海部は夜であろうが昼であろうが、温度は常に約4℃です。それにも関わらず、夜と昼で地震の発生の仕方に差があるというのは、なんとも奇妙な話です。 −−− 太陽の入射熱がある昼では、地球内部から大気を経由して宇宙空間へと放出される熱流は少ないのですが、太陽の入射熱がなくなった夜には地球内部から大気を経由し宇宙空間へと放出される熱は多くなります。 / そして、熱が放出されれば、その熱を補おうとして地下から熱が補給されます。 / これによって、垂直方向や水平方向での熱移動が発生します。 / つまり、熱が不足する部分に対して、さまざまな方向から熱が供給されるのです。 / しかし、夜ということを考えると、地球の半分は夜なのですから、地球の半分においては地球の内部からの熱供給がある訳です。 −−− 重要なことは、熱供給の形が昼と夜ではすこし異なるということです。 (考察終わり、引用終わり)


  (考察) プレート境界が原因となる巨大地震について再考する(その1)
    2011年09月19日 14時22分42秒

    −−− 健全なまま壊れるものなどはない。さまざまな部位に損傷が発生してそののちに壊れる。 / これが構造の壊れ方である。 / ところが、ことプレートテクトニクス説による地震発生説に関していうと、こうした考え方がない。 / 歪みが蓄積して、そしてプレート境界がすべる。 / 実に単純なモデルである。だから、つい信用してしまいそうになる。しかし、わかりやすい説明は往々にして間違っている。 / 現実はそんなに簡単なものではない。簡単化しようとするのは人間の願望であって、自然は人間の勝手な願望を実現してくれるほど甘くはない。 −−− プレートがすべるというのは結果であり、原因ではない。 / プレートがすべるのは、プレートとプレートの境界部においてこの両者をつなぎとめるものがなくなった結果である。 / このように考えると、温熱流や冷熱流だけでは地震を予測できないことになる。 / やはり、プレートの累積損傷というものを考えなければならない。 / この損傷というものは、或る程度、震央分布から類推できる。亀裂ができればそこが震央になるからだ。 −−− マントルのプレートに作用する圧倒的な力によって歪みが蓄積するのではなく、損傷が、亀裂が蓄積すると考えるのが正しいようにおもわれる。 (以下略、引用終わり)




インド北東部での地震の被害状況は、状況が明らかになるに連れて上方修正される様です。この記事投稿時、少なくともインド国内で52名、ネパール・チベットで計14名、総計66名の方々が犠牲になられたことが確認されています;


2011 Sikkim earthquake - Wikipedia


インド北東部で地震、チベットでも7人が死亡、22人がケガ―中国メディア
  Record China 9月19日(月)15時36分配信



出典: 10-degree Map Centered at 25°N,90°E


Magnitude 6.9 - SIKKIM, INDIA
  2011 September 18 12:40:48 UTC


Sikkim quake toll rises to 52; rains, landslides hit rescue work
  Sun Sep 18 2011, 19:57 hrs, Indian Express

  −−−The overnight toll climbed to 52, with 39 people being killed in Sikkim, six in West Bengal, and seven in Bihar. Fourteen people have also died in Nepal and Tibet, official reports said.


インド北東部でM6.9の地震、死傷者多数(9/18)【第2報】
  11.09.19 15:00、rescuenow.net