2011年東北地方太平洋沖地震 その195: 土砂崩れダム・台風、 余震・地震 〜 釈愚式予測・仮説 (復帰!) 他震災関連
土砂崩れダムWatch
◆ 土砂ダム、満水迫る=雨は小康状態、警戒続く―奈良、和歌山
時事通信 9月18日(日)12時16分配信
◆ 「日本一広い」十津川村、小中学校再開メド立たず
産経新聞 9月17日(土)22時3分配信−−−先行きの見えない状況の中、不自由な生活を強いられる子供たちへの心理的影響も心配される。村立平谷小学校の亀田清司校長は「安全第一だけを通されると、一歩も外に出られない。不安を少しでも解消するためにも、時系列の再開めどを早く立ててほしい」と訴えている。 (記事終わり、引用終わり)
※ 各々の立場で言い分はあるのでしょうが、特に子どもをあずかる学校の場合は何より 「安全第一」 でしょう。雨や地震など自然が相手であり、いつ崩れるかわからない微妙なバランスで堆積した土砂ダム、交通の遮断などあまりに不確定要素が多過ぎて、安全も、安心もと云うのは実質無理。無理にロードマップなんか作成して再開させたって、子どもの命が失われれば取り返しが付かない。 まず安全、それが確保されてからその次を考えるべき。 長引く様なら、別の比較的安全な場所に学校 (学級?) を仮移転させるしかないのでは?
◆大雨に関する近畿地方気象情報 第11号
平成23年9月18日04時55分 大阪管区気象台発表−−− 18日は一旦天気は回復しますが、19日午後からは前線や南からの暖かい湿った空気の流入によって、奈良県南部や和歌山県ではまとまった雨が降るでしょう。台風第12号による記録的な大雨により災害の発生した地域では、土砂災害の発生するおそれがあります。 (以下略、引用終わり)
※ 6時間前からの実績と、6時間後までの予想が動画表示可。
参考: 紀伊半島地震 (随時更新).xls
※ 京都大学の震源図を追加して更新中。
左出典: 台風第15号 (ロウキー) / 平成23年09月18日14時45分 発表
右出典: 台風第16号 (ソンカー) / 平成23年09月18日13時05分 発表
◆平成23年 台風第15号に関する情報 第52号
平成23年 9月18日11時00分 気象庁予報部発表
−−−近畿地方(和歌山県、奈良県)では、18日には雨は一旦小康状態となりますが、19日12時以降20日12時までの24時間では、多い所で100ミリから200ミリの雨が予想されます。平成23年台風第12号による記録的な大雨により災害の発生した地域では、新たな土砂災害が発生するおそれがありますので、引き続き警戒が必要です。 (以下略、引用終わり)
※ 16号に関しては、位置情報の更新のみの様子。
左出典: 実況天気図 as of 09/17 03:00 JST
右出典: 気象衛星 北半球 水蒸気 as of 2011/09/17 03:00 JST
◆ 今週を乗り切る
チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/9/18(日) 午前 8:27
−−−沖縄の東海上で停滞し、その後迷走状態にある台風15号ですが今週半ば頃には北から南下してくる偏西風帯に乗って進みが速まる予想となってきました。 −−− また、土砂ダムの決壊や新たな土砂災害が心配される和歌山県、奈良県でもきょうは一旦雨は小康状態になる見込みですが、台風15号の北上に伴って、あす午後から再び大雨が復活し、断続的に雨が強まる状態が木曜日頃まで続く見込みです。 (以下略、引用終わり)
★防災気象情報
★気象統計情報 (火山含む)
★報道発表資料
地震・余震発生状況
◆<地震>北海道・浦河と青森・東通で震度4=午後7時39分
毎日新聞 9月18日(日)20時46分配信
⇒ 浦河沖地震 (随時更新).xls
※ 北海道大学の震源図を追加して更新中。
⇒ 地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁
◆18日19時39分頃 / 浦河沖 / M4.9 / 震度4 / 深さ約60キロ
⇒ Earthquake List for Map of Asia Region / USGS
◆Magnitude 5.0 - HOKKAIDO, JAPAN REGION
2011 September 18 10:39:48 UTC
【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】
■ 地震・余震予測
9/18午後 〜 19日地震予測 東北地方太平洋側各県と茨城県 【注意報(低)】
2011年09月18日 14時05分37秒
−−− (2)概況: / 現在、日本近海に二つ、かなり勢力を増した台風があります。 / これらの台風によって、地震発生はかなり抑制されていますが、ひとつ前の台風のときとは地震発生状況はかなり異なります。 −−− 9月11日の台風14号のときの地震の震央分布図ですが、東北地方太平洋沖のはるか沖合いでの地震は発生していません。 / これに対して、以下の図は今日現在のものですが、東北地方太平洋沖のはるか沖合いでの地震は相当多くなっています。 / このことから、沖合いで何かが起きていることが理解できます。この何か起こっている、というのは、のちほど(考察)として別の記事にて解説したいと思います。 / したがって、今日の東北地方太平洋側各県と茨城県において設定した【注意報(低)】は、台風の抑制効果の効き目が少ない沖合いでの地震に対する予防という意味があります。 −−−
各地での地震の発生予測 / <各地での地震発生予測>の図について、これまでは温度変化の大きい所だけをマーキングしてきましたが、これにさらに、高速の熱移動のあるところについては、〇印の中を黄色で着色することにしました。この黄色の部分は、大きめの地震が発生しやすい所と考えているところでもあります。 −−− マーキングした箇所で必ず地震が起こるというものではありません。温熱流や冷熱流の動きがとくに顕著であったところ、温度勾配の大きいところなど、地震が発生する可能性があると予測される場所についてマーキングしています。 (以下略、引用終わり)
■ 更新・考察
◆(考察) 地震発生の太陽原因説のまとめ
2011年09月19日 01時06分20秒
技術的な内容だけまとめます。−−− (引用者注: 以下 ● 印は引用者が付加)
● 地球の熱というのは太陽を公転する際に通過する太陽の磁場によって励起される高電圧が原因となる放電によって供給されると考えます。 −−−
● 太陽の磁場は、太陽におけるさまざまな事象によって変動を受けます。この変動は、地球を流れる電流に影響を及ぼすと考えます。 −−−
● 内核は鉄が固体の状態であるということですが、ここに磁石が形成されていると考えます。外核は溶融した鉄ですので、液体の鉄の中に固体の磁石が浮かんでいる状態になります。 −−−
● 外核は、現在では地表面よりもすこし速く回転しており、地表面が静止していると考えれば、外核は27日に一回、回転していると考えています。内核の回転は、現在のところ、不明ですが外核と同じか外核よりもすこし速く回転していると考えています。 −−−
● 平年差の図は、外核とマントルの境界面が映し出されたものと考えています。 −−−
● 平年差に現れている熱分布には、外核−マントル境界の熱分布が直接反映されているのではなく、マントルの熱伝達特性も反映されたものであると考えなければなりません。 −−−
● マントルの外側にはプレートがあり、プレートの外側には約4℃の水が取り巻いています。 / この4℃の水というのは、絶対温度で言えば、約277度の水ということになります。 −−− この深海の4℃の海水は、地球が冷えすぎないように、また、地球が熱くなりすぎないように、緩衝帯としての機能を果たしています。 −−−
● 海水の上ということになると、大気ですが、この大気は水とともに熱的な緩衝帯になっています。 / しかし、この緩衝帯の温度は太陽の入射熱によって維持されており、地球における最終的な熱的な出入り口としての役目を果たしていると考えることができます。 −−−
● 地震は、ほとんどの場合、このような地球の熱バランス維持のプロセスにおいて発生するものであると考えています。 / そしてそれには二種類あり、ひとつは、熱伝達による膨張と収縮が原因となるもの、他のひとつは対流によるものです。 −−−
これから、こうした地球像にもとづいて、地震を予測していくことになります。 / 当たることもあり、当たらないこともありますが、こうした地球像をベースに考えることによって、地震発生の原因をより多角的に柔軟に考察できるようになると確信しています。 −−− 絵も作成したのですが、あまり今回のこの説明図として適切な絵にはなっていないかもしれません。 (以下略、引用終わり)
◆【連絡】 今後の地震について 9月17日 午後11時50分 現在
2011年09月17日 23時50分38秒
−−− 台風が抑制する地震発生機構とは別の地震が発生したと考えるべきと思っています。しかも、この地震は台風がなければ、かなりの規模になるものであったと考えられます。 / 実際、hi-netによる震央の分布をみる限り、岩手県から横一列に並んでいるということは、機構的な崩壊が進んでいることを示しています。 / もし台風がなかったとしたら、規模的にはM7.5程度の地震が発生している可能性があります。 −−− つまり、現在の岩手沖と三陸沖に横一列にならんでいる震央は、本来は、M7.5の震央ひとつであったはずと考えるものです。 / M7クラスの地震になると、複数の地震が発生することになります。それは、非常に近接した場所での地震が横に広がっていくものであり、連鎖的に地震が次の地震の起爆剤となるというような形での地震です。 (以下略、引用終わり)
ぞっとするおハナシが今頃;
◆大震災の津波到達時、都の2水門など閉鎖失敗
読売新聞 9月18日(日)3時4分配信
−−−現地で手作業で操作する必要がある設備は外部業者に委託しており、震災直後から電話がつながりにくく業者と連絡が取りにくくなり、現場に急行した係員も渋滞で身動きできなくなった。津波第1波は午後4時40分に到達したが、大田区羽田、南六郷の多摩川沿いの水門2基は第1波到達から最大25分後に閉鎖。都が管理する江東、港区内の防潮扉4基は都職員が操作を代行、約30分後に閉鎖した。 (記事終わり、引用終わり)
※ 繋がらない電話、警察・消防の緊急車両でさえ立ち往生する交通事情まで勘案して見直さないと−−− 外注も良し悪しです。大都市の場合、地上もさることながら地下にも縦横無尽に地下鉄やら駅やら地下街などが展開していますから、浸水は大災害となる可能性大。一気に水没。