遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その197: 土砂崩れダム・台風、 余震・地震 〜 釈愚式予測・仮説、 月例 『行程表』

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土砂崩れダムWatch


 事態が緊迫して来ました。 奈良県五條市大塔町赤谷ほか5地点の水深情報について(17時00分情報) によると熊野の水位差がマイナス、すなわち水があふれ出している筈だし、雨はこれから更に激しくなる様だし−−−


  <土砂ダム>満水に、決壊の可能性高まる 和歌山・田辺
   毎日新聞 9月20日(火)8時57分配信



  土砂崩れダム リンク集


    アクセス集中のためか、なかなか繋がりません−−−

    台風12号被災地関連情報

    近畿地方整備局 記者発表 TOP



 平成23年 台風第15号に関する近畿地方気象情報 第1号
   平成23年9月20日05時50分 大阪管区気象台発表

   −−− 強い台風第15号は、21日には近畿地方に最も接近するおそれがあり、大雨の降りやすい状態が続きます。21日6時以降22日6時までの24時間に、多い所で200ミリから300ミリの雨が予想されます。平成23年台風第12号による記録的な大雨により災害の発生した地域では、新たな土砂災害が発生するおそれがありますので、警戒が必要です。 (以下略、引用終わり)



 解析雨量・降水短時間予報:近畿地方

    6時間前からの実績と、6時間後までの予想が動画表示可。

 週間天気予報: 奈良県
 週間天気予報: 和歌山県



 参考: 紀伊半島地震 (随時更新).xls 直
      京都大学震源図を追加して更新中。

 気象庁


  
 左出典: 台風情報 (進路予想広域図) - バイオウェザー
 右出典: 台風第15号 (ロウキー) / 平成23年09月19日18時55分 発表

    停滞・迷走の15号は、四国・紀伊半島へ向けて一直線−−−に見えます。


 平成23年 台風第15号に関する情報 第100号
   平成23年 9月20日04時40分 気象庁予報部発表

   −−−台風の北上に伴い、20日は西日本を中心に大雨が、奄美地方では20日昼前まで暴風が続く見込みです。21日は、西日本から東北地方にかけての広い範囲で、大雨、暴風や高波による災害に厳重に警戒してください。また、平成23年台風第12号による記録的な大雨により災害の発生した地域では、新たな土砂災害の発生に警戒してください。 (以下略、引用終わり)


  
 左出典: 実況天気図 as of 09/20 06:00 JST
 右出典: 気象衛星 全球 水蒸気 as of 2011/09/20 06:00 JST


 台風15号、列島を縦断へ
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/9/20(火) 午後 0:53

   −−−災害から身を守るのに必要なのは、「知る」「備える」「逃げる」です。 / 海・山・川など危険な場所に自らなるべく出向かない、というのはもちろん、「もし、ニュースで見ているような災害が自分の近くで起こったら、どう逃げるか」のイメージを。 / 同時に、「危険がせまったら、逃げるのが当たり前」という空気を事前に作っておけるかどうかが、いざという時の行動を左右すると思います。 (記事終わり、引用終わり)


 <台風15号>近畿、東海で今後24時間に500ミリの大雨
   毎日新聞 9月20日(火)17時10分配信

 名古屋市、8万人に避難指示 避難勧告は70万世帯109万人に拡大
   産経新聞 9月20日(火)16時12分配信


 
 
 台風15号 名古屋 庄内川氾濫 堤防決壊
 YouTube リンク先
 バイス・通信インフラの発達? によってこの様な映像が数多くアップされています。でも考えて見れば相当危険なハナシ。「増水なう。あ、戻れないなう」 なんて特ダネを求めて命を落としたのではシャレになりません。


 台風15号、奄美付近を東進 新たな土砂災害に警戒
   2011年9月20日 13時51分、琉球新報

 台風15号:沖縄はきょう強風域抜ける
   2011年9月20日 09時24分、沖縄タイムス



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況


  浦河沖地震 (随時更新).xls 直


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

    環太平洋 / 半球


  インド・グアテマラでの地震関連は別記事。




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測


   9/20午後 〜 21日地震予測 東北地方太平洋側各県と茨城県 【注意報(低)】 注意報解除 / 2011年09月20日 22時52分16秒
    2011年09月20日 14時04分19秒

    −−− (2)概況: 昨日から今日にかけては、さすがに台風16号が東日本の太平洋側を横切っただけあって、地震の発生は少なくなっています。しかし、この台風16号も時速55kmと猛烈な速度で過ぎ去っているので、この地震抑制効果も次第に薄れていくことでしょう。hi-netのここ24時間での地震発生回数もゆっくりですが増加してきています。 / 台風15号が動きはじめていますが、この台風の地震抑制効果が現れるのにはすこし時間がかかります。その理由はあまり周囲から熱を奪っている様子が見えないからです。昨日から今日にかけての温度低下を調べましたが、あまり温度が下がっていません。 / そうすると、台風16号のように東北地方に近づかないと地震抑制効果は期待できないことになります。これは秋の台風の特徴なのかも知れないと考え始めています。 −−−



    各地での地震の発生予測 / (<各地での地震発生予測>の図について、これまでは温度変化の大きい所だけをマーキングしてきましたが、これにさらに、高速の熱移動のあるところについては、〇印の中を黄色で着色することにしました。この黄色の部分は、大きめの地震が発生しやすい所と考えているところでもあります。) −−− マーキングした箇所で必ず地震が起こるというものではありません。温熱流や冷熱流の動きがとくに顕著であったところ、温度勾配の大きいところなど、地震が発生する可能性があると予測される場所についてマーキングしています。 (以下略、引用終わり)


  9/19午後 〜 20日地震予測
    2011年09月19日 12時46分01秒


 ■ 更新・考察


  (考察) 内核の温度についての仮説
    2011年09月20日 19時00分00秒

    昨日、El Payo氏より、 (1)高温下において内核が固体化することに対する疑問と、 (2)キュリー点を越えているために磁石になることは不可能ではないか、というご指摘があった。 / たしかに、大気圧下の物理学によれば、上記の2点はあり得ないことだが、地球の内核のような超高圧下にある物質の物理学では、この上記の二点はあり得る。 (以下略、引用終わり)

     そっかー、超高圧化に置かれて身動きの取れない 液体 は、実質 固体 の様なものですね。深海の水と似たところがありますかね。 単純な疑問は、外核より相対的に温度の高い内核が何故固体なのか? と云うことでしたが。鉄であるならば内核も太陽磁気の影響を受けるのではないかとは思いますが、新仮説の中でどの様な機能を持つのか持たないのか、言い換えれば外核に対してどの様に作用? するのかしないのか、には興味がありますね。




今回は連休が入りましたから少しズレましたが、17日月例の工程表改訂が発表されました;


「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」の進捗状況(9月20日)について
  プレスリリース 2011年、平成23年9月20日 / 東京電力株式会社

   福島第一原子力発電所からの報告(9月20日)/ 動画 もアリ。


なお多分事前報告に基づいてIAEA総会で大 (いや、中程度かな?) 見得を切っていますが、大丈夫?


「年内に冷温停止」=IAEA総会で前倒し表明―細野原発相
  時事通信 9月20日(火)1時50分配信

  −−−細野豪志原発事故担当相は19日、ウィーンで始まった国際原子力機関IAEA)の年次総会で演説し、福島第1原発事故の収束に向けた工程表について、原子炉を「冷温停止」とする「ステップ2」の達成期限を来年1月から年内に前倒しする考えを明らかにした。 (以下略、引用終わり)


「信頼される専門家集団に」=反省、自己批判も−原発事故後初の原子力学会・北九州
  時事通信 9月19日(月)14時9分配信

   失われた信頼を取り戻すのがどれ程難しいか、と云うこともありますが、 「なんちゃって (自称) 専門家」 も多いので誰を信頼すればよいのかわからない、ってこともあるだろうし、放射能が人体に与える影響の様に、広く合意された基準が無いと云う大問題もあるのでは?

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