遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

翻訳家 山岡朋子さん その12  国立国会図書館

本日勤めをサボって、本当に何年ぶりかで国立国会図書館を訪問。目的は、山岡朋子さん(横山朋子さん)のネット上で確認出来る最初の翻訳(共訳)である『ペリ−艦隊日本遠征記 全3巻』と、筑摩書房の『ドン・キホーテ』(1冊に正編・続編とも収録されている版)を探すこと。それと、国会議事堂・最高裁国立劇場の周辺をぶらぶらと歩くこと。昔とそんなに変わっていませんでしたね。

ドン・キホーテについては、私が学生時代に持っていたのは;

収録内容 = ●才智あふるる郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ 前篇・後篇(会田由訳) ●ドン・キホーテについて(M.ロベール著 円子千代訳) ●解説(会田由) ●年譜

と判明。例の翻訳に関する考察(ペルシャのかけ毛氈を裏から見る)の所在をざっと探してみましたが、M.ロベール・会田由さん解説・年譜には見当たりませんでしたから、本編でドン・キホーテの言葉として記載されていた様ですね。そういや、芝居がかった口調で読んだ記憶があります。

一方ペリ−艦隊日本遠征記に関しては;

  • 原タイトル: Narrative of the expedition of American squadron to the China sea and Japan 1856.(アメリカ合衆国議会公文書:第1巻US(S)769−79、第2巻US(S)770−79、第3巻US(S)771−79)、栄光教育文化研究所 出版年:1997.10


と判明。翻訳代表であるオフィス宮崎さんの18名の翻訳スタッフの中に横山朋子さんとしてお名前を連ねておられました。大判の3冊セットで確か15万円位するものですから、一般個人への流通はあまりなさそう。来年はペリー提督が横浜に上陸してから150周年ですから、山岡朋子さんはきっとハマっ子として翻訳に参加されたのでしょう。(おいしい仕事ではさなそうですからーーー?)

ってことで、オフィス宮崎さんからのアピールを;

出展 http://www.officemiyazaki.com/voice/index.htm

2008年1月31日 「2009年はペリーの年」

えっ、今年は2008年でしょ、と、画面につっこみを入れたアナタ。オフィス宮崎、そこまでおっちょこちょいではありません(笑)。

ペリー提督が横浜に上陸してから、2009年で150年。

2007年に、財団法人横浜開港150周年協会という団体も設立され、地元横浜は150周年にむけて、ものすごく盛り上がっているのです。

http://www.yokohama150.org/y150/

今年の4月には、江戸東京博物館で「日米修好通商条約150周年 特別展ペリー&ハリス〜太平の眠りを覚ました男たち〜」が開催されますし、今年からぞくぞく、ペリー提督がらみのイベントが、各地で開かれる模様。

ペリーといえばオフィス宮崎オフィス宮崎といえばペリー(って、言い過ぎ!?)

血と汗と涙の結晶、『ペリー艦隊日本遠征記 Vol.1, 2, 3』をアピールしていくのに、これ以上のチャンスはありません。

というわけで、今年から着々と「ペリープロジェクト」に取り組もうと考えているオフィス宮崎なのでした。


楽しそうですね。翻訳って、地域社会への貢献も出来るのですね。横浜もそういえば何年も行っていない。おのぼりさんよろしく気分転換に行ってきますか。