遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

津波被災の「大川小学校」 ; 裁判に関する違和感

 石巻市立大川小学校 ← 2011年東北地方太平洋沖地震 その48: 今日で地震から丸1ヶ月 (続き) 津波 / 2011-04-10 ← 宮古・田老地区での防潮堤かさ上げ など (東日本大震災関連) / 2013-03-13



未曾有の災害時の学校の対応が裁かれていますが −−− 心情的にはわかるものの、非常な違和感が;


過去記事 で 『あくまで結果論であり、実際に先導された方々を非難するものではありませんが、このケースでは山と木々が助けてくれたかも知れません。』 と記した様に、事後、俯瞰的に状況が把握出来る状態でなら何とでも言える。また、命を落とされたのは生徒さんだけではない、大半の教職員も殉職された筈。子どもを奪った責任を自然にではなく人間に求める気持ちはよくわかるし、自分がその父兄の立場であったらそうするのかも。でも、不可抗力ではないか? 何でも事前にマニュアル化出来るほど我々は賢くありません。この痛ましい犠牲が今後の対応に活かされるのならいいけれど、学校の責任に関してどんな判決が出されるのか注目。



「小さな命の意味を考える」 のは大事。ならば、我々も間接的に加担している、他国への違法・グレーな侵略行為により今この瞬間にも亡くなっている、数多くの 「小さな命の意味」 にも目を向けて欲しいものです。子の親ならわかる筈。

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