遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

昆虫食 その3 + ついでに 忘れちゃいけない ミドリムシ

   昆虫食 その2 〜 タランチュラ、 カメムシ など
   国連食糧農業機関 (FAO) おススメの 昆虫食 〜 南米アマゾンでの実例
   ポール・マッカートニー その2: 菜食主義
   バイオ燃料の功罪: アルゼンチンのケース



もう少し、見た目にもこだわらないと −−− ゲテモノ喰いの延長にしかならなさそう;



 
  記事: Canada puts insects on the menu
      Last Modified: 01 Jul 2013 11:46, Al Jazeera English



 
  記事: UN says eating insects could fight hunger
      Last Modified: 13 May 2013 20:01, Al Jazeera English



なお 穀物が足りなければ、昆虫を食べれば良い? 〜本当の狙いは昆虫食の普及に非ず〜 なんて記事もありますが、必ずしも賛同し兼ねますね。FAO報告書の意図を 「正しく」 解釈しているのかも知れないが、 『−−− 本来であれば人間が食べることのできる飼料までも昆虫で代替できることになれば、食糧供給環境は一変する可能性もある』 なんてのは笑止千万。何故か? 家畜の飼料の一部を昆虫で置き換えるなんて間接的で非効率的なことをしなくとも、家畜の消費そのもの = 肉食を、従って 『生産』 を減らすだけでエサとしての穀物消費は劇的に減らせる、即ち食糧供給環境を一変させられることを意図的に無視してやしないか? 民間企業のアナリストは利害関係に縛られているだろうから、そのフィルターを通ったアウトプットは信用出来ない。いのちを支える穀物も飼料も、その浪費の産物とも云える食肉も全て、市場で取引され利益を産み出す商品としか見ていないだろうし。


昆虫が我々の日常の食卓にフツーに登場する時代はまず来ないでしょう。需要も供給も今のまま 〜 種の存続や食物連鎖を崩さない、各々の自然の恵みの範囲内。ただし、世界の人口が増え続ける中食糧問題 (≒ 飢餓?) は避けて通れない大問題だろうから、まず飽食の悪習やら肉食を減らすことなどで穀物をはじめとする食糧の浪費を効率良く抑えることは絶対に必要。その肉食の代替が必要なら菜食だの昆虫食だのxxx食だのの選択肢も考えておきましょう −−− と云うのが現実的?


また、 『xxxx年もの、△△地方で異常大量発生の バッタxxxxクラゲ』 やら、 『増え過ぎて駆除される可哀想な 鹿 やら カンガルー の肉』 なんてのは代替の即戦力? になりそう。周りを見れば、結構無駄が多い。


ところで溜まった記事ネタを整理していて見付けたのが ミドリムシ 〜 ムシでありながら植物でもある単細胞の生き物。記事そのものは旧過ぎて残っていませんが、食用・バイオ燃料・素材など用途が広く、将来性はありそう。面白そうなサイトをひとつだけ紹介;


ミドリムシ(ユーグレナ)のことなら|ミドリムシパーク produced by EUGLENA CO,LTD.

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