遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

ポール・マッカートニー その2: 菜食主義

ポールのビデオ はご覧になりましたか?


ポールはカネさえ貰えればホイホイと何でも宣伝するセレブではなかろう、と思って調べて見ましたら (注:私はその年齢には珍しく、ビートルズの音楽にもメンバーにも全く関心がなかった) 、やはり筋金入りの菜食主義者でした。 ウィキペディア によれば;

  • −−− 環境保護活動 / 菜食主義者であり、熱心な環境保護活動家として精力的に活動している。最初の妻の娘ステラ、2番目の妻ヘザー・ミルズと共にPETAの会員でもある。また最初の妻のリンダ・マッカートニーも菜食主義者であった。 (以下略、引用終わり)


先日紹介 の上掲ビデオの最後にも 通称PETA; 動物の倫理的扱いを求める人々の会 の宣伝がされていますね。


   People for the Ethical Treatment of Animals (PETA) The animal rights organization PETA.org US site top


     ウィキペディアに掲載の "PETA Lettuce Ladies" の身に付けているレタスをまず試食してみたい −−− ってのはフキンシン、あるいは女性蔑視ですかね;


      


それは半分 (いや、八分の一?) 冗談として;


この団体の行動もどこぞの反捕鯨団体に劣らず様々な批判を浴びている様ですが、その主張にたがわず自ら肉食を放棄しているなら首尾一貫していますから、まあ良しとしましょうか。ビデオでは中国人や日本人以上に 「ヤバンでザンコクな」 アングロサクソンも紹介されていますから人種差別の意図は無さそうだし。ただしこのブログで採り上げた理由は必ずしもPETAやポールの主張に賛同するためではなく、経済効率第一の食肉大量生産現場の実態を知りたいから、菜食主義そのものについて知りたいから、かつ肉食〜特に牛肉の消費を抑えることで食糧危機を相当程度に回避出来るだろうと考えるから。なおビデオによれば食肉の 「生産」 工程で環境にも相当の負荷をかけている様ですが、この点少々性格が異なるため除外します。


現場の実態はビデオで紹介されていますし、食糧危機回避については ブログ内過去記事 で紹介した様に、『牛肉を1キロ生産するのに必要な飼料穀物の量は確か7キロ程度と言われています。言い換えれば牛肉の消費を減退させることで世界の飼料穀物需給を大きく緩和することが出来る筈。』 に集約されますので当面それ以上には掘り下げないこととし、主に菜食主義について考察したい。 (まとまるのかギモンですが)


菜食主義で、つまり肉や乳製品を一切口にしなくても生きて行ける −−− いや健康を保てるのか、またそのコストは? に非常に興味があります。311巨大地震後、専門家のセンセイ達の並べる御託は大抵カネ次第でどの様にでも変わると云うことがよぉ〜くわかりましたから、理論からではなく主に実績から判断出来れば、と考えます。ポールも上掲レタスレディーズもピチピチに健康そうですよね。


育ち盛りの子どもと違って枯れ盛り? ではありますが、自分でも試してみたいところ。実際、南米で暮らしていた頃の肉食量と比べれば現在は肉を食べていないに等しいし、牛乳・生卵を飲食する習慣は私には全くありませんが、酒を飲まないこともあってか、スイーツ大好きでも今のところ健康そのものです。早速 菜食スターターキット注文ページ からPDF形式のマニュアルをダウンロードして、かつ週刊メールマガジンに登録してみることに。


(続く−−−)