米兵によるアフガニスタン民間人殺害； 今始まったことではないが−−−
このテの蛮行が明るみに出る度、アメリカ・ＮＡＴＯ責任者は決して謝罪せず 『とんでもないことだ、遺憾である。調査のうえ関係者を処罰する』 とのたまうリップサービスだけ。適当な犯人を挙げて、軍法会議と云う闇の世界で申し訳程度の罰を与えるだけ。現地の法は適用されず（アメリカ人の特権）、アメリカの法も適用されない。たとえ楽しみで何人殺しても、それがアメリカ人や西側の人間で無い限り。アメリカ大手御用メディアとそれに追随する西側メディアも、出来事をちょろちょろっと報道するだけで追いかけることをしない。西側有権者が気付いて抗議行動を起こせば、逮捕されてぶちこまれる。更にテロリスト認定されれば、法の外で始末される。
その結果、またおぞましい犯罪が発生。今回もうやむやにされて、そのうちまたヤンキーがどこかでやるでしょう。アメリカは札束の乱れ飛ぶ大統領選挙で浮かれているし、欧州はガタガタだし、日本は絆ごっこで忙しいし。何のためにマラライが日本まで来て講演を行ったのか。国際司法は機能していないのか。『戦争犯罪』 って、一体何？
Taliban vows revenge after U.S. Sergeant on SEAL team 'shoots dead nine sleeping Afghan children before burning their bodies' in deadly rampage that killed 16
PUBLISHED: 13:54 GMT, 11 March 2012 | UPDATED: 13:12 GMT, 12 March 2012 @ Mail Online
※ この記事には マラライのサイト からリンクが貼られています。記事末尾にはマラライ暗殺未遂記事も付加されています。
Title: US soldier kills Afghan civilians in Kandahar
※ 犠牲となったのは、女性９人、子ども３人、男性４人の計１６人。なお犠牲者数１７名、との報道もある様です。
相当記事： Decisions, not excuses in Afghanistan / AJE
なお今回の 「小さなエピソ−ド」 は、 The WE のアフガニスタン頁にも反映されています。昨日今日始まったことではないので、異様に縦長の頁ですが；
（２００６年７月１５日ＲＡＷＡ掲載の写真。皆子どもです。）
マラライの暗殺未遂も含め、どうも不穏な動きがある様に感じます。 ＲＡＷAサイト も妨害を受けている様だし、どさくさに紛れて不都合な活動家・組織を抹殺しようと云うことでなければよいのですが。
なお今回の事件に先立ち、空爆によってアフガニスタンの民間人４人が殺害されたとの報道がＲＡＷＡサイトに掲載されています。幸いにして？ イランの PRESSTV のものなので紹介しておきますと；
US-led airstrike leaves 4 Afghan civilians dead
Sat Mar 10, 2012 10:44AM @ PRESSTV
済んだことだし、見て見ぬフリをしていればなかったのと同じこと。経済の復興の方が大事ですよね、発展途上国人のいのちやら尊厳より−−−
