米兵によるアフガニスタン民間人殺害 その2: ソンミ村虐殺事件から間もなく44年 −−−
奇しくも今週金曜日3月16日は、ベトナム戦争終結の大きなきっかけとなったソンミ村虐殺事件の44周年に当たります;
◆My Lai revisited? Obama says Afghanistan massacre is ‘not comparable’
The Upshot, March 14, 2012 @ Yahoo! News
我が 『担がれた軽いパー』 将軍様は今回のデキゴトだけを取り上げて屁理屈をコネていますが、アフガニスタンでの民間人; 特に子どもや女性の殺害は止むことなく続いています。その都度調査と処罰を約束するものの、結局何度も同じことが繰り返される。テレビゲーム感覚の無人機による 『誤爆』 もしかり。本質的に、ソンミ村での虐殺もアフガニスタンでの殺戮も何ら変わらない。アメリカ軍居るところ、必ず戦争犯罪あり、です;
出典: ウィキペディア (下掲)
■ ソンミ村虐殺事件
−−− ソンミ村虐殺事件(ソンミむらぎゃくさつじけん、英:Son My massacre、My Lai Massacre)は、ベトナム戦争中の1968年3月16日、アメリカ軍兵士が非武装のベトナム民間人を虐殺した事件。ソンミの虐殺はベトナム反戦運動のシンボルとなり、また国外でも大きな批判の声が起こってアメリカ軍が支持を失うきっかけとなった。 (以下略、引用終わり)
◆Afghanistan shooting: Protests are peaceful, but era of cooperation closing
Christian Science Monitor, March 14, 2012 (JST) @ Yahoo! News
参考: Dereliction of Duty II: Senior Military Leaders’ Loss of Integrity Wounds Afghan War Effort
27 January 2012, Rolling Stone
−−− 何故本来信心深い筈のアメリカの有権者が黙っているのか? ソンミ村虐殺当時と今で大きく異なるのは、IT技術により様々な情報が瞬時に入手出来る様になってはいるものの、911を境に、政府がインターネットを含むメディアを完全にコントロールしていること、および反戦運動など反政府的な活動を非国民・テロ行為と見なして叩き潰すノウハウを具備したことでしょう;
参考:人権抑圧策を強める米国 / 2011年12月14日 田中 宇
※ 無料記事ゆえ全文にアクセス出来る筈です。
民主主義の皮をかぶった2党独裁、歴史上例を見ない軍事政権と言って差支えなかろう、と思います。
どんなにごまかしても事実は変わらない。一体何人殺せば気が済むのか??? せめて屁理屈こねずに全ての戦地から即時撤退してくれるなら、我が将軍様は名大統領。どれだけ世界が平和になるか。xx平和賞にふさわしい。
なおアフガニスタンでの民間人殺害に関する過去記事は、ざっと捜しただけでも;
アフガニスタン: Malalai Joya マラライ・ジョヤさん関連記事の紹介 その3 - 翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記
オバマの戦争 Watch その21: 何故アフガニスタンの子どもたちを殺した???? 続報 - 翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記
オバマの戦争 Watch その20: 何故アフガニスタンの子どもたちを殺した???? - 翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記
これでも将軍様の行為を是認しお仕えし続けるなら、平和だの繰り返しませんだののタワゴトはいい加減止めにしましょう。時間とカネの浪費です。マラライには申し訳ないけれど。