米欧の標榜する 「正義」 の胡散臭さ その６： イランへの爆撃の可能性 その２ 〜 天野の点数稼ぎ？
開戦を虎視眈々と狙う勢力に利用されることがわかっていながら、ＩＡＥＡがまたまた推測に基づくレポートをお気軽に発表するのではないか、との憶測が；
◆イラン核兵器開発の裏付け情報…ＩＡＥＡ報告へ
読売新聞 11月8日(火)20時26分配信
−−−いずれも核爆弾製造以外に用途のない技術で、発電など原子力の平和利用目的を主張するイラン側主張の有力な反証となる。ただ報告書には、核爆弾そのものの開発着手を示す決定的な証拠は盛り込まれていないという。 （記事終わり、引用終わり）
鬼の首でも獲ったかの様に報道するのはアメリカの御用メディアと、その報道を翻訳するだけの日本の大手マスコミくらいのものでしょう。天野になってからのＩＡＥＡが実質アメリカに私物化されていることは、国際的には周知の事実；
◆US using IAEA as a tool: Iran
Nov 07 08:07am, Indo Asian News Service | IANS via Yahoo! News
◆Russia, China Warn US Against Attacking Iran
November 07, 2011, ANTIWAR.COM
◆IAEA Poised to Release Iran ‘Evidence’ Centering Around Computer Simulations
November 06, 2011, ANTIWAR.COM
◆Will next report on Iran nuclear program 'prove' quest for nuclear weapon?
November 4, 2011, CSMonitor.com
◆'Iran needs no bomb to cut off US hands'
Tue Nov 8, 2011 11:45AM GMT, PRESSTV
（副題） Iran's President Mahmoud Ahmadinejad has lashed out at the US for seeking prosperity through driving other nations to poverty by plundering their wealth, once again reiterating that the Iranian nation needs no atomic bomb to “cut off US hands.”
◆Boasting Iran strike risky: Germany
Tue Nov 8, 2011 8:25AM GMT
◆Russia accuses Israel of using 'dangerous rhetoric' against Iran
Published 13:22 08.11.11 / Latest update 13:22 08.11.11, Haaretz Daily Newspaper
◆Western experts to Haaretz: Iran able to build nuclear bomb within months
Published 01:44 08.11.11 / Latest update 01:44 08.11.11, Haaretz Daily Newspaper
イラク開戦のいいがかりとなったのは実際には存在しなかった ＷＭＤ だったし、１９９８年スーダン空爆のいいがかりは、実際には国内消費用の民生品の抗生物質を作る国内唯一の薬品工場であった「ビンラディンの生物兵器工場」だったことを忘れてはならない。アメリカはそれを百も承知の上で殺戮を行い、謝罪もしなければ補償もしていない。
イスラエルの核疑惑 （グレーどころか真っ黒） は一体どうなったのか？ イスラエル・ユダヤに●●タマを握られたアメリカ・イギリスあたりが、リビアでの成功？ に味をしめ、兵器の存在有無にかかわらずイランの核施設を爆撃するのは、福島原発を爆撃する様なもの。どれだけの人間と環境が汚染されると思っているのか？ ＩＡＥＡの報告書に好戦派の大きな期待がかかっているとわかっていながら確証なしの推測レポートを発行するなら、天野・ＩＡＥＡも、結局国連同様、覇権国の道具。ヒロシマの教訓も、ナガサキの教訓も、そしてフクシマの教訓も活かされない。世界唯一のヒバクシャである筈の日本が犠牲者を増やし、更に彼らに唾を吐きかける行為に等しい。要注目。
