遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その193: 土砂崩れダム・台風、 余震・地震 〜 (釈愚式予測・仮説は9/18までお休み)

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土砂崩れダムWatch


 土砂ダム下流、警戒区域に=大雨に備え、異例の設定―奈良・和歌山
   時事通信 9月17日(土)0時23分配信

 土砂ダム、排水路完成に数カ月 赤谷・熊野で緊急工事
   産経新聞 9月16日(金)15時16分配信

    見易い一覧アリ。

 間に合わぬ避難指示“魔の30分”紀伊半島豪雨 深夜に氾濫
   産経新聞 9月16日(金)13時34分配信



  土砂崩れダム リンク集



  

  

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 出典: 土砂災害防止法に基づく土砂災害緊急情報について(奈良県十津川流域第4号・和歌山県日置川流域第3号)
   平成23年9月15日20時30分 / 近畿地方整備局



  

  

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 出典: 紀伊半島の土砂災害発生状況




 大雨に関する近畿地方気象情報 第4号
   平成23年9月16日05時23分 大阪管区気象台発表

   −−−近畿地方では、南部を中心に16日昼過ぎから雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。台風第12号による記録的な大雨により災害の発生した地域では、新たな土砂災害の発生に警戒して下さい。 (以下略、引用終わり)


 解析雨量・降水短時間予報:近畿地方

    6時間前からの実績と、6時間後までの予想が動画表示可。




地震についても要注意。この地域で頻発している訳ではありませんからいたずらに恐れる必要はありませんが、過去の地震・豪雨で地盤が緩んでいるところが多いでしょうから、普段より少し用心するに越したことはありませんね;


  

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 出典: 奈良・和歌山県 最新7日間の震央分布図


  


 出典: 紀伊半島地震 (随時更新).xls 直
 
  このExcelブックには、2011年9月1日以降発生した震度1以上の日本全国の地震の見出しを 地震情報(各地の震度に関する情報)/ 気象庁 から、紀伊半島での震央マップを Hi-net自動処理震源マップ から抜き出して作成。なお地震情報のシートでは、フィルターをかけて紀伊半島エリアのみ表示させています。


なお参考まで、天然ダムの決壊実験の様子が動画で紹介されています。2つのうち、今回のものは 『天然ダムの製作条件(締め固めなし)』 が該当するかと;


   財団法人 建設技術研究所|砂防水理模型実験

 気象庁


  
 左出典: 台風第15号 (ロウキー) / 平成23年09月16日06時40分 発表
 右出典: 台風第16号 (ソンカー) / 平成23年09月16日07時00分 発表


 平成23年 台風第15号に関する情報 第24号
   平成23年 9月16日04時38分 気象庁予報部発表

   −−−沖縄地方から奄美地方にかけての海上は、17日にかけて大しけとなり、非常に強い風が吹く見込みです。高波に警戒し強風に注意してください。また、沖縄地方から西日本及び東海地方では17日にかけて大雨となるおそれがあります。土砂災害、河川の増水、低地の浸水に注意してください。 (以下略、引用終わり)

    16号に関しては、昨日の発生以来更新無し。


  
 左出典: 実況天気図 as of 09/16 06:00 JST
 右出典: 気象衛星 北半球 水蒸気 as of 2011/09/16 06:00 JST


 三連休は雨連休 大雨と熱中症注意
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/9/16(金) 午前 11:05

   −−−台風、高気圧の後退、秋雨前線の南下…来週にかけて日本付近は大雨の原因だらけになりそうです。 / 土砂ダムの決壊など、新たな災害が懸念される紀伊半島をはじめ来週にかけて土砂災害、川の増水などに注意・警戒が必要な状況が続きそうです。 (以下略、引用終わり)



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況


  小規模で発生  浦河沖地震 (随時更新).xls 直 (まだ更新中)


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

    環太平洋 / 半球




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測


   【連絡】 日曜日まで休みます この数日間は注意報無し
    2011年09月15日 20時36分39秒

    −−− 現在でも、台風が2個、熱帯低気圧が1個あれば、充分な地震抑制効果はあると考えています。 / 逆に、M6.2が発生したので、過去の経験からすればすくなくともこの数日間は落ち着くのではないかと考えます。 / したがって、特に注意報は出しません。 / 次回は、日曜日のおそらく午後2時ごろの地震予測(図入り)から再開します。 (以下略、引用終わり)


 ■ 更新・考察


  (考察) 太陽磁場によって核はどの程度の温度にまで上昇するのか?
    2011年09月16日 18時29分05秒

    −−−発生する熱量は、高校生の物理の復習になるが、Q=R×I×I(ジュール)となる。 / 電流が外核全体に流れるとして、発生する総熱量を試算してみたが、核全体を暖めるにはほど遠い値であった。 / というか、太陽原因説をあっさり捨ててしまわなければならないぐらいの数値にしかならなかった。 /このブログの立場は、屁理屈であってもあくまで太陽原因説を貫くものであり、これが(太陽原因説が)実は、もっとも地球と太陽の真実に近いものであると考えるからである。 −−− さて、さきの式のRが実は、ポイントである。 / Rというのは、ρ×L÷Aとなる。 −−− こういうときに、地球の規模の大きさは、実に使い勝手がよい。 / Rを大きくするために、Lを外核の円周のサイズにするならば、2万kmである。 / そして、Rを大きくするためには、Aを小さくすれぱよい。 / たとえば、極端にすれば幅が5m、奥行きが10mぐらいの断面積の中のみを電流が流れると考えると、その中の単位体積あたりの発熱量は、40Wとなる。たとえば、一時間の間、熱が蓄積されていくと考えるならば、鉄ならば、一時間で4万6千度になる。 / しかし、ふとこんな計算をして意味があるのか、というようなことも考え始めた。 −−− 或る範囲を中心に電流は流れるであろうが、それは整然と電線の中を流れるのではなく、どろどろに融解した鉄の海の中を閃光が次々に走るイメージに近いように思われる。 / 滞留する鉄の中を電子がどのように動くのかということはイメージがわかなかったが、核の中に大きな電位差ができたときに、絶縁電位差の閾値を越えたときに電子の閃光が発生すると考える方の方がより自然であろう。 / とすると、抵抗はきわめて大きいから、そこに発する熱は莫大なものになるであろう。 −−− さて、以上の数回の考察によって、太陽原因説の立場を擁護し、その理論的強化を図ってきたのだが、首尾一貫した形でまとめていないために、理解が大変難しいものになってしまっている。 / 次回は、図をもって、これをわかりやすく説明して行きたいと考えています。 (記事終わり、引用終わり)


     過去記事 にて勝手に引き合いに出した、太陽IHヒーター説? に関する考察。確かに地球内部、特に内外核は、誰も見たことはないけれど超高音・高圧下にある様ですし、これはシロートの私の勝手な考えですが、内核外核、あるいは核とその外側のマントル、あるいはマントルと地殻は、きっと卵の白身と黄身の様に明確に境界が引けるものではないでしょう。太陽磁気も交流電流の様に整然と変化するものではない筈ですから、太陽IHヒーターによる電流・熱発生も、地上の我々が想像するよりはるかにイレギュラーな筈。オーロラなんかいい例。IHを出したついでに云うなら、太陽ブランドには電子レンジ; 電磁波(電波)により水分を含んだ食品などを加熱する調理機器 やらオーブンの機能はないのかしら?



  (考察) 台風と地震について  再考(その1) 茨城県沖のM6.2を考える
    2011年09月16日 06時50分21秒

     実績から仮説を立て、それに基づき予測し、その結果とのかい離から仮説を補強・補正する作業の繰り返しから得られた台風と地震の関係についての知見を、昨日発生の 15日17時00分頃 / 茨城県沖 / M6.2 / 震度4 の地震 から見直したもの。考えながらの走り書きなので読み易くはありませんが、私なりに要点を並べ替えると;


    ・台風は、垂直方向での熱移動をもたらす; 地下深くからの熱を吸い上げる。このために、地下深くの温熱流や冷熱流の動きが緩慢になり、地震が抑制される。
    ・しかしそれでは足りない場合、あるいは地下深くから熱を取り出すほどの勢力がない場合・弱まった場合、水平方向から熱を集める; 台風の場所以外からの熱供給が発生する。これが温・冷熱流とは別の高速の表面的な熱移動であり、地震を誘発する。
    ・規模が大きな台風であっても勢力が弱まってくると、鉛直方向に加えて水平的な熱移動が発生してくると考えれば、昨日のM6.2地震発生は説明可。
    ・従い、台風の時には、熱供給のルートを見極める必要がある。


    でしょうか。