遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

生き物の話題; 和名 オウム? ヨウム? インコ?

 ヨウム  African grey parrot ← 動物の話題を幾つか / 2012-05-04


帰宅した主人にオウムがツンデレ対応
 2017-04-13、動画 - Rumble via msn


ちなみにこの動画のスネ可愛い主役の和名は 「オウム」 ではなく ヨウム が充てられており、ペットショップなどでも時々見かけます。



  •  African Grey Acting Like a Baby
     wingsNpaws, 2014/09/28 に公開
      別の個体のもの。


  •  Alex the Smart Parrot - Talking bird distinguishes colors, shapes, sizes, numbers
     Evil Penguins, 2015/06/22 に公開
      可愛いだけではない −−−

ところで、小さいのがインコ、大きいのがオウム −−− かと思えばそうとは限らない。たとえばオウム目でも最大級の Blue-and-yellow macaw の和名は ルリコンゴウインコ

    • Psittaciformes の和名は一定しておらず、「オウム目」と「インコ目」が使用されている。ただし最近では鳥類学術関連でもペット関連でもオウム目の方を使われる例が多い。インターネット上でも検索するとオウム目がはるかに浸透していることが分かる。また国語辞典でも、例えば広辞苑は第4版まではインコ目だったが第6版ではオウム目を説明記述に使用している。

      また、系統学の項に述べられているような差異を重視して2科に分ける場合は、主に小型の種からなるインコ科(Psittacidae)、大型の種からなるオウム科(Cacatuidae) と2つの科に分ける。複数の科からなるという説では、さらにヒオウム科(ヒインコ科:Loriidae) を立てる。しかしこれらの差異を同じ科内での変異として考える説ではPsittacidae 1科とされ、Sibley分類でもその立場を取っている。この場合もPsittacidae の和名は一定しておらず、「オウム科」と「インコ科」とがある。

      このグループを1目1科の Psittaciformes - Psittacidae とする場合も、この分類和名には、「オウム目オウム科」あるいは「インコ目インコ科」と表記される他に「インコ目オウム科」や「オウム目インコ科」などと交差した用例まである。このようにオウム類の分類和名には現状やや混乱があるが、何れも同じ分類対象をさしていることに注意すること。


 オウム目 (英語では  Parrot)の分類は;


  •  


オウム目直下の大分類としては3つ;

追いかけ出すとキリがない。この様なケースでは、ウィキペディアは非常に優れた辞書としても機能します。別の言語で同記事がある場合、左カラムにそのリンクが表示されます。

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