米兵によるアフガニスタン民間人殺害 その５： 更におぞましいハナシ および マラライ暗殺未遂 続報
今回の事件は、キ印の問題ヤンキーによる単独犯行であって米軍として組織的に関与したワケではない、従ってアメリカのアフガン政策・撤退スケジュールは一切影響を受けない、ってことになっている様ですが、一方で、殺害の前におぞましい犯罪が行われた、との現地調査結果について報道されています；
◆Probe team: Women sexually assaulted before killing in Panjwai
PAN, March 17, 2012 @ RAWA News
※ ３月２１日、リンク先変更を反映。
関連記事：US forces raped two women in Kandahar carnage: Probe mission / PRESSTV (Iran)
◆Up to 20 U.S. troops involved in Kandahar massacre — Afghan probe
Digital Journal, March 16, 2012 @ RAWA News
元記事：Digital Journal
関連記事：Villagers claim multiple military personnel in Afghan shooting
集団で寝込みを襲って２人の女性を辱め、口封じのために辱められた２人を含む３人の女性および一部始終を見たかも知れないベッドの中の９人の子どもまで殺し （あるいは殺させ）、証拠隠滅のために遺体に可燃物をかけて火を付けた、と云うことなら全て説明が付きます。
出典： Picture of a Massacre
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上掲写真のご遺体は犠牲となられた１６人のおひとりで、男の子です。右に座ってインタビューに応えていらっしゃるのがおばあちゃん。残酷な写真ですが敢えて掲載するのは、見たところこの男の子は下半身を焼かれた様子、何故この子を焼こうとしたのか、言い換えれば何を隠滅したかったのかが問題かも知れないから。またこの子に限らず、まともな検死解剖はなされたのか？ この子も含め、レイプ被害であればご遺体に証拠が残っている可能性大なのに −−−
また米軍は、件のキ印が基地に一人で帰り、武器を渡して両手を上げる （降参・自首） ビデオを見せて彼の単独犯罪であることを印象付けようとしたらしいが、犯行時刻からするとまだ２〜３時間分のビデオがある筈ゆえ、現地調査チームはその引き渡しを要求している様です。また、犯罪に複数のヘリが関与していたとの目撃証言もある様子。
これでは精神異常者による支離滅裂な単独犯行どころか、極めて冷徹・計画的・組織的な犯罪です。前の週に米軍が攻撃を受け負傷者が出たことへの報復ではないか、との観方もあり。キ印は利用されたのかも。
◆Kandahar massacre revenge for attack on US troops: Afghan report
Sun Mar 18, 2012 6:11AM GMT, PRESSTV
まだ確たる証拠の挙がっていない未確認情報なのかも知れませんが、シリアやリビアについては未確認であろうがデマであろうが構わず、何でもアサドやカダフィの弾圧として垂れ流すメディアは今のところ沈黙していますね、情けない。相も変わらず大手米欧メディアの翻訳サイトに過ぎない日本のメディアは当然右ならえ；
◆NEWS: US media ignore Afghan report that 'up to 20 American troops were involved' in massacre
Sunday, 18 March 2012 05:19, United for Peace of Pierce County, WA
◆マラライが、先週の襲撃で負傷して入院中の２人のボディーガードを見舞った報告が facebook に掲載されています。重傷との報道を見ましたが、命に別条は無さそうですね；
ところで、犯人探しは真面目に行われているのか？ 有力者； 軍属やらその家族、あるいは議員など絡んでいると、マトモな捜査は出来ないでしょう。
