遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その254: 土砂災害、 余震・地震 〜 釈愚式予測・仮説、 震災関連

土砂崩れダムWatch


 和歌山の土砂ダム、埋め立て終了=台風12号被害―国交省
   時事通信 11月30日(水)17時43分配信


    【平成23年台風12号 河道閉塞関連】 ・熊野地区の「重大な土砂災害が想定される区域」が解消 土砂災害防止法に基づく緊急調査の随時情報(和歌山県日置川流域第15号) ・北股地区の工事進捗状況のお知らせ
     平成23年11月30日16時00分


     −−− 概 要 / ○土砂災害防止法に基づく、土砂災害随時情報を別紙のとおりお知らせします。・ 和歌山県田辺市熊野地区の河道閉塞箇所において、仮排水路工事に伴う湛水池の埋め戻しの概成により「重大な土砂災害が想定される区域」が解消されます ○北股地区の対策工は、順調に進めば12月中旬には湛水池の埋め戻しが概成する予定です。 (以下略、引用終わり)



 <東日本大震災>河口に「氷ダム」 北海道・水位高止まり
   毎日新聞 11月30日(水)9時30分配信


   −−− 鵡川の氾濫危険水位は4.8メートルで、アイスジャムによる浸水被害はなかったが、津波の規模がさらに大きければ堤防決壊の恐れもあった。同研究所は今後、詳しくデータを解析して対策を検討する。吉川泰弘研究員は「冬季の津波ではアイスジャムなど氷による被害もあり得るので、川に近寄らないことが大切」と話している。 (記事終わり、引用終わり)


    土砂ダムならぬ氷ダムなんてあるのですね。なお道産子のくせに聞き慣れない 『アイスジャム: ice jam』 に関する参考サイトは;


      結氷する河川を管理するために / 〜アイスジャムの現象解明と流量推定手法の開発〜

      アイスジャムで川の河床が4m増=山西省

      Ice jam - Wikipedia



  土砂崩れダム リンク集


    近畿地方整備局 記者発表


      30日 (水) は 15時30分 にヘリによる目視報告。



  地方気象情報:近畿地方



  解析雨量・降水短時間予報:近畿地方

  週間天気予報: 奈良県
  週間天気予報: 和歌山県


  Sep11以降国内M1以上の地震 (随時更新).xls 直

 気象情報


  
 左出典: 実況天気図 平成23年11月30日18時
 右出典: 日本域 水蒸気 カラー as of 2011/11/30 18:00 JST


 世界史を変えた異常気象
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/11/30(水) 午前 9:59

   −−− 世界史を変えた異常気象」は、前作「気候文明史」の続編でもあるのですが、今回は、より具体的に気象が歴史に与えた事例を検証されています。 / とくに「イースター島の先住民はどこから来たのか」の章では、エルニーニョや、海流の果たした役割、「コンティキ号の冒険」などにも論及し、たいへん興味深い事例が紹介されています。 (以下略、引用終わり)

    異常気象より怖いのは、卵の薄い殻のうえで蠢くホモ・サピエンスです。所詮、自然にはかなわないのですが。



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況

    印は、概ねM5以上の同じ地震。(発生すれば)


  Sep11以降国内M1以上の地震 (随時更新).xls 直
    このエクセルブックに、 地震情報 - Yahoo!天気・災害 に掲載の全地震情報約16千点のシートを挿入済み、更新中。


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁

   参考: 動画:気象庁 最新の地震活動状況(速報)
     1時間毎の震央が地図上にプロットされる動画。


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

   環太平洋 / 半球



【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測 ※ 土日祝は基本的に簡易版。 なお現在お休み中の予測は12月5日 (月) より再開予定。


   


 ■ 最新記事


  (考察) 11月20日ごろからの海水面温の変化と地震の発生について
    2011年11月30日 07時28分23秒

    −−− 最近、3.11を契機に顕在化した科学技術が原因の人災を見ていると、科学絶対主義の方が迷信のように思えてくる。 / 今は、科学によって迷信とされた過去の技術も、西洋科学も、同じまな板の上にのせて、評価すべきであるように思い始めている。 / 科学というのは、一面的であるがゆえに、非常な力を生み出すことができるのだが、その一方で、一面的であるがゆえに、その力が及ぼす総合的な評価というものが欠落してしまう。 (記事終わり、引用終わり)

     現在の科学が絶対と云う立場は、科学の進歩を否定するにも等しいですね。同様に過去から伝わる 「迷信」 も必ずしも古臭い・非科学的として切り捨てられるべきものではなく、その根源を辿ってみるべきでしょう。測定技術やシミュレーションの技術だけは発展したが、それをどう活かすか、その結果をどう解釈するか、旧いものにもそのヒントがあるかも。想像力は昔の人達の方がはるかに豊かであったでしょうし。311で関連分野の専門家のセンセイ達の無能さ・無力さが図らずも露呈されたことは、科学を発展させるよいチャンスかも。




以下震災関連;


<地震特会>一転存続へ 震災被害踏まえ
  毎日新聞 11月30日(水)15時0分配信

  地震再保険特別会計地震特会)の見直しを検討してきた財務省のワーキンググループ(WG)は30日、東日本大震災の被害の大きさなどを踏まえ「国を主体とする現行制度の方が、安心感・信頼性がより確保される」として、事実上存続を求める論点整理案をまとめた。 (以下略、引用終わり)


コメ農家、原発恨めし「何も売れなくなる」 「安全宣言」後の不安的中
  産経新聞 11月30日(水)7時55分配信

   日本の主食をつくる稲作や農業を殺すつもりか?


電気なし、世界で14億人=再生可能エネルギー普及を―国連報告
  時事通信 11月30日(水)2時4分配信

   電気無しでも生きられる、って観点もアリでは?


<沖縄不適切発言>「これが国の本音」地元に怒りとあきらめ
  毎日新聞 11月29日(火)21時50分配信

  −−− 「沖縄戦で犠牲になり、戦後は米国に差し出され、本土復帰後も基地や不平等な地位協定はそのまま。沖縄は何度も国に踏みつけられ、犯されてきた」と悔しそうに話した。「だから『犯す』という言葉はある意味、その通り。差別が繰り返されようとしていることがはっきりした。局長個人の資質の問題ではない。これが国の姿勢だと思う」

  −−− 「メア元在沖縄米総領事の『ゆすり名人』発言もあったから、またかという感じ。もちろん怒りは感じるが、『押しつけても、何かあげれば許してくれる』という沖縄蔑視がみんなにあるのは分かっている」と悲しそうに話した。普天間問題についても「強制的に作られた粗大ゴミ(米軍施設)の始末をお前たちでやれって、おかしいでしょう?」と訴えた。 (以下略、引用終わり)

  いきなり「やる」は乱暴だし…沖縄防衛局長発言
    読売新聞 11月29日(火)21時30分配信

  琉球新報 【電子号外】
    2011年11月29日


沖縄の問題は、役人の暴言や 「国」 の姿勢だけの問題ではないでしょう、恩恵 (そんなものがあるとすれば、ですが) を享受する 「本土」 全体の意識の問題。皆、ウチのそばには置いて欲しくない基地やその付属物であるろくでもないヤンキーを押し付けておいて知らん顔。事情は違うけれど、福島はヒロシマナガサキのみならず、第二の沖縄になりつつあります。我々、皆身勝手ですね。