遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その233: 土砂災害、 余震・地震 〜 釈愚式予測・仮説、 また再臨界? ええ加減にせぇよ 他

土砂崩れダムWatch



 和歌山の土砂ダム、埋め立てへ=台風12号被害―国交省
   時事通信 11月2日(水)20時30分配信


   −−−同整備局は当初、熊野地区のダムの満水時の水量を110万立方メートルと見込んでいたが、現地調査で60万立方メートルと判明。堆積した土砂の上部を削り取って埋め、上から圧縮して平地にすることを決めた。9月下旬から行っている排水作業の終了後、数日以内に埋め立てに着手する。 (記事終わり、引用終わり)


   【平成23年台風12号 河道閉塞関連】「熊野地区における工事の状況と、熊野地区、赤谷地区における土石流等の被害が想定される区域について」土砂災害防止法に基づく緊急情報(和歌山県日置川流域第7号、奈良県十津川流域第11号)
     平成23年11月2日16時30分
      下掲最新状況も参照。


 待ちわびる人のために 紀伊半島豪雨2カ月 十津川村で捜索続行
   産経新聞 11月2日(水)15時23分配信



  土砂崩れダム リンク集


    近畿地方整備局 記者発表


     平成23年台風12号により発生した河道閉塞箇所における緊急工事の実施状況について
       平成23年11月2日(水)20時30分
      上掲PDFも参照。



  [地方気象情報:近畿地方



  解析雨量・降水短時間予報:近畿地方

  週間天気予報: 奈良県
  週間天気予報: 和歌山県


  Sep11以降国内M1以上の地震 (随時更新).xls 直

 気象情報


  
 左出典: 実況天気図 平成23年11月02日18時
 右出典: 日本域 水蒸気 カラー as of 2011/11/02 18:00 JST


 大雨に関する全般気象情報 第3号
   平成23年11月2日14時17分 気象庁予報部発表

   −−−奄美地方の大雨の峠は越えましたが、2日夕方にかけてはこれまでの大雨による土砂災害に警戒してください。 (以下略、引用終わり)

   奄美大島で記録的な雨 約1万人に避難勧告
     日本テレビ系(NNN) 11月2日(水)18時22分配信


 「津波防災の日」イベント報告
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/11/2(水) 午前 9:39


 意外な大雨
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/11/1(火) 午後 1:09

   −−− 小学生への出前授業に行く前に、釜石市の気象を調べたところ、過去の1時間雨量の最大記録は、年末に出ていました。 / 秋から冬にかけては、陸と海で気温差が大きくなりやすく、その境目に小さな前線(沿岸前線)ができて、雨雲が発達することがあるためです。 −−− どうしても、大雨=夏の印象が強いですが、
意外な季節にも、大雨の恐れはあるわけです。 / ただ、晩秋〜初冬の「大雨の恐れ」は、夏と違って、半日〜1日以上前には分かっていることが多いので、「知って、危険を避ける」ことができます。 (以下略、引用終わり)



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況


  Sep11以降国内M1以上の地震 (随時更新).xls 直


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

   
   


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁

   参考: 動画:気象庁 最新の地震活動状況(速報)
     1時間毎の震央が地図上にプロットされる動画。

   2日01時21分頃 / 茨城県沖 / M4.9 / 震度1


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

    環太平洋 / 半球

   Magnitude 5.0 - NEAR THE EAST COAST OF HONSHU, JAPAN / 2011 November 01 16:21:25 UTC




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測 ※ 土日祝は基本的に簡易版


   11月02日午後 〜 11月03日地震予測 :【注意報】 なし
    2011年11月02日 13時04分01秒


    全体概況: 地磁気のやや大きめの変動が終わってほぼ一日たちましたので、【注意報(低)】は解除します。 / 今日は、黒点数がプラス29個と、さらに大きく増加して141個となりました。二日続けての増加ですが、今日は、地磁気の大きな変動もないので、穏やかな一日となると考えています。 / 黒点が増加しているということは、太陽活動が盛んになってきているということですから、地球の内部と外部の双方からあたたためられて、それにともなって気温も上がっています。今日は、雲も多く発生しているのは、地球の内部から暖められて地盤中の水分や海洋の海水が大気中に蒸発しているからと考えています。 / 黒点が多いということは、太陽磁場が盛んになっているために、平年差から高速の温熱の北東への進行が観察できるとともに、温熱流の流れも活発化して、(読み取ることがとても難しい)きわめて複雑な流れを形成しています。 −−− (資料1)地震発生箇所予測図 −−− マーキングした場所において、かならず地震が発生するというものではありません。温度勾配が大きい、温度変化の範囲が大きいなどの特徴をもつ場所をマーキングしています。 −−− (後記) −−− 地磁気黒点だけで判断すると、地震の発生は予測できるのだけれど、地震が発生しない場合にその理由の説明ができません。したがって、地磁気黒点だけだと精度が悪くなるということになります。 / 地震が発生するということを予測することは、地震予測をするひとたち全員が考えているので予測技術は向上していますが、地震予測の精度をあげるためには、地震が来ないという予測もできなければなりません。 / そして、このためには、平年差の解読ということがとても重要だと思っています。 (以下略、引用終わり)


  11月01日午後 〜 02日地震予測
    2011年11月01日 14時14分50秒



 ■ 更新・考察


  (考察) 太陽活動が盛んであるということと磁場、地磁気およびそれらの変動、明るさ、天候に及ぼす影響
    2011年11月02日 15時36分50秒

    太陽活動がさかんであるということと、黒点数の絶対値は関係がない。黒点数がすくなくても、黒点数の増加が大きければ、太陽はさかんである。速度が遅くても加速度があれば、力を強く感じるのと同じである。 / 太陽活動がさかん(黒点の増加が大きくなる)になると、さまざまな現象が起きる。 −−− 特に、温熱流は、東北東に進む傾向があるために、特に、東北地方に冷熱塊が形成されている場合に、冷熱流や冷熱塊が温熱流に融解し、東北地方に地震が発生する可能性が高い。東日本は関東からほぼ南北方向になっているが、この配置は、日本海側から太平洋側への流れが生じやすく、プレート境界の沈みこみ部分とその上部のプレートの両者に対して圧力が加わるために、非常に強い力が加わりやすいために、プレート境界が動きやすくなる。 / また、融解した直後は、その冷熱塊が大量の冷熱流(流氷のようなイメージをもつとわかりやすいかも知れません)を産生するために、それがさまざまなところにぶつかり圧力を加えて、地震が発生しやすい状態となる。 / 日本列島の構造上、東日本は地震が発生しやすい。 −−− 

    −−− 太陽活動が低調になる場合もまた過渡的な状態であり、特に黒点の減少数が大きくなると加速力ではなく今度は制動力によって、さまざまな現象が発生する。 / 急ブレーキをかけると、非常大きなマイナスの加速度が加わり大きな力が発生する。 −−− 黒点数が減少するときというのもまた地震に注意する必要があるし、さまざまな現象が現れる。 −−− 冷熱がプレートを収縮させながら通過するために、地震が増加する。 −−− さらに、黒点が減少すると、冷熱流の動きはほとんどなくなり、冷熱塊が形成される。 −−− 一度冷熱塊が形成されると、固体となっているために熱伝達が速やかに行なわれるために、なかなか流動化できない。このために、この冷熱塊に温熱流や冷熱流の流れがぶつかるときに発生する衝撃的圧力によって、地震が発生しすやくなる。 (以下略、引用終わり)

     私はこの記事全体をやや未消化の状態で紹介しています。


  【更新】 11月1日 午後9時 臨時地震予測
    2011年11月01日 20時53分12秒

    地磁気の乱れがありました。今朝の午前10時頃から地磁気の乱れが始まっています。(地磁気のリアルタイムの情報が、約8時間遅れになるので、ついさきほどわかりました。) (以下略、引用終わり)


  (考察) これからの科学における課題 −原因因子を多い含む複雑系の新しい方法論開発の必要性
    2011年11月01日 09時53分02秒

    −−− 複雑系のような話がでてきたところから、科学は変になってきた。 / 原因因子を多く含む複雑系、例えば、生命体というのがもっともその端的な例であるが、こうした複雑系を従来の科学の方法論で捉えることはほぼ不可能である。 −−− 医学でも地震でもそうだが、得られたデータには、欲しいデータに大量のノイズが載っており、まずはそのノイズを除去することから始まるのだが、そのノイズを除去するときに、理論ではなく、さまざまな仮説を用いるしかない。ひとつでも確実なものがあれば、まだしも、すべてが仮説の上に成り立っている。 / したがって、ノイズ除去されたデータなどはそもそも存在せず、ノイズが除去されたと仮定されたデータを用いて仮説を実証する。何のことはない。仮説で仮説を検証するという、堂々巡りであり、似非科学となんら変わりない。 −−− 正しい問いを立てられば、答えはその問いの中に見つかる、という学問の基本に忠実に、問いをさらに深めていきたいと思う。 / これができなければ、この閉塞的な状況から逃れ出ることはできないと思う。 / 問いを問う、というのは古今東西もっとも実り豊かな研究方法であった、と思っている。 (記事終わり、引用終わり)

     少し違うかも知れませんが、何が問題なのか、何がわからないのかがわからない、ってことはよくありますね。それをはっきりさせようとする過程で解決することが多いのですが。




以下、ホーシャノー関連:


<福島第1原発>キセノン検出確認 「長時間臨界」は否定
  毎日新聞 11月2日(水)22時0分配信

  −−−東電は、日本原子力研究開発機構に気体の詳細分析を依頼。同機構がキセノンの検出を確認した。保安院は「1、3号機でも同様に核分裂反応が起きている可能性がある」としている。 −−− 東電の松本純原子力・立地本部長代理は会見で「同じ気体から2回検出されたので核分裂が起きた可能性は高い。ただ、核分裂が起きていたとしても小さいレベルで、大量のエネルギーを出している状況ではないので問題はない」と説明。圧力容器の温度や圧力のデータに大きな変化はなく、核分裂が繰り返し起こる臨界が続いた可能性を否定した。 / 2号機の格納容器内では、8月にも今回と別の方法で調査を実施。2種類のキセノンがごく微量発生していた可能性があったが、再臨界の可能性は低いとして詳しい測定をしていなかった。 (以下略、引用終わり)


<福島第1原発>“臨界”連絡遅れ保安院長に厳重注意
  毎日新聞 11月2日(水)19時38分配信

  −−−核分裂で発生する放射性キセノンが検出されたのは1日午後。保安院は1日夜の段階で東電から連絡を受けたが、藤村氏は「(保安院は)温度や圧力のデータからただちに危険を生じる事態でないということで、翌朝に官邸や経産相に報告すると判断したと聞いた」と経緯を説明した。 (以下略、引用終わり)

  東北地方太平洋沖地震による影響などについて 【午前9時現在】
    プレスリリース 平成23年11月2日 東京電力株式会社

    −−−※2号機原子炉格納容器ガス管理システムにより11月1日に採取した放出ガスの  核種分析を行ったところ、短半減期核種(キセノン133、135)の検出の可能性があることが判明。2号機の原子炉温度、圧力およびモニタリングポストの値については継続的に監視を行い有意な変動がないが、核分裂反応が発生している可能性が否定できないことから、念のため、午前2時48分に原子炉の注水ラインよりホウ酸水の注水を開始。同日午前3時47分に終了。

   工程表って、一体何なの? ┐(´ー`)┌


<放射性物質>高線量の原因は試薬瓶内の塊 世田谷
  毎日新聞 11月2日(水)20時30分配信