遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その234: 土砂災害、 余震・地震 〜 釈愚式予測・仮説、 他震災関連、 文化の日

土砂崩れダムWatch



 和土砂ダムの警戒区域緩和策を検討 田辺市熊野地区
   紀伊民報 11月3日(木)17時2分配信


    記事中の記載 『土砂ダムを埋める工事を11月下旬に完了させ、土砂ダムを埋め戻した上に仮排水路を設置するという。土砂ダムを埋め戻せば降雨があっても水はたまらないことになり、土石流の被害は回避できるようになるという。』 では意味不明。昨日紹介近畿地方整備局 記者発表 によれば、 『閉塞箇所の土砂を“•“”•湛水池に埋め戻し、埋め戻した土砂及び堆積土砂上に仮排水路を設置、堆積土砂より上流から流入する水量を直接仮排水路に導き、下流に安全に流下させる。』 と云うことなので、性格には埋め戻すのは土砂ダムではなく、それに堰き止められて出来たダム湖。同PDF 「別紙3」 に分かり易い図も掲載されています;


   



  土砂崩れダム リンク集


    近畿地方整備局 記者発表


     台風12号により発生した河道閉塞箇所のヘリによる監視を実施
       平成23年11月3日15時30分



  [地方気象情報:近畿地方



  解析雨量・降水短時間予報:近畿地方

  週間天気予報: 奈良県
  週間天気予報: 和歌山県


  Sep11以降国内M1以上の地震 (随時更新).xls 直

 気象情報


  
 左出典: 実況天気図 平成23年11月03日18時
 右出典: 日本域 水蒸気 カラー as of 2011/11/03 18:00 JST


 奄美大島で記録的な大雨、各地で土砂崩れや浸水被害【第2報】
   11.11.03 03:30、rescuenow.net


 晴れの特異日
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/11/3(木) 午前 11:34

   −−− 今年に限っては土曜日から日曜日にかけて、低気圧が日本付近を通過します。特に日曜日は広い範囲で雨となり、一部で強く降る恐れがありますので、連休の計画は慎重に立てていただいた方がよさそうです。 (記事終わり、引用終わり)



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況


  Sep11以降国内M1以上の地震 (随時更新).xls 直


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

   
   


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁

   参考: 動画:気象庁 最新の地震活動状況(速報)
     1時間毎の震央が地図上にプロットされる動画。

   3日19時34分頃 / 茨城県南部 / M4.9 / 震度4 / 深さ 約70km


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

    環太平洋 / 半球

   Magnitude 5.1 - NEAR THE SOUTH COAST OF HONSHU, JAPAN / 2011 November 03 10:34:29 UTC




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測 ※ 土日祝は基本的に簡易版


   11月03日午後 〜 04日地震予測 :【注意報】 なし
    2011年11月03日 12時05分08秒


    全体概況: 今日は、黒点数がマイナス20個となり黒点数は121個に減少しました。温熱流冷熱流の動きには変化はないのですが、超高速(時速200km?)の冷熱の通過があり、関東から東北南部の東沖合いが広範囲に一挙に冷やされました。 / この超高速の冷熱は以下のような動き (引用者注:図の貼り付けは略) です。南シナ海あたりから一日で数千キロを移動しています。 −−− 黒点数20個の増減というものは、中程度ですので、大規模な地震を起こすようなものではないですが、地球のコアからの冷却になるので、深いところや沖合い、特に、上記の図の冷却が進んでいる沖合いですこし大きめの地震が発生する可能性があります。 / 一方地磁気の変動は小さく比較的安定しています。日本海側から太平洋側への目立った流れはありません。 −−− (資料1)(引用者注:右図) −−− マーキングした場所において、かならず地震が発生するというものではありません。温度勾配が大きい、温度変化の範囲が大きいなどの特徴をもつ場所をマーキングしています。 −−− (後記) 超高速の冷熱の速度は目測ですが、時速約150kmから200km程度と考えています。 / 平年差に映りこむ冷熱や温熱が高速である理由は、コア−マントル境界の熱流を、地球という天然の拡大鏡を使って見ているからかも知れません。 −−−  (以下略、引用終わり)


  11月02日午後 〜 11月03日地震予測
    2011年11月02日 13時04分01秒



 ■ 更新・考察


  用語集
    2011年11月03日 16時00分59秒

    このブログ特有の用語についてのみ、最低限の説明をしています。詳細は、この記事の最後に記載している過去ブログをご参照ください。 (以下略、引用終わり)


  (考察) 高速の温熱、冷熱の移動について−マントルのレンズ効果
    2011年11月03日 13時45分54秒

    さきほどの地震予測の(後記) (引用者注:上掲予測記事) において奇妙なことを書いた。 −−− 熱の屈折? 熱の屈折による拡散?しかし、書いたあとで気がついたのだが、熱にはそんな性質はない。熱伝達率が変わるだけである。熱伝達率が小さいものと大きなものがあれば、あたかも光におけるレンズのような効果が擬似的に見られるというだけのことである。 −−− 今日の平年差にしても、近海の平年差の図だけでは、読み取れなかった。北西太平洋のものをもって、やっと読み取ることができた。一日の移動量が少なくと、2000kmというのがざらである。今日は、一日の移動量が約5000kmであった。 / もしこんなものが本当に動いているとすると、地殻やプレートは破壊する。 −−− 何かの理由によって、その動きが拡大されて平年差に投影されていると考えるのが自然である。 / 正確な言い方ではないが、仮にこれを「マントルのレンズ効果」と読んでおこう。 (記事終わり、引用終わり)


  (考察) ここ一ヶ月の間にできた東北地方太平洋側の地震空白地帯
    2011年11月03日 01時24分10秒


    これは、図 (引用者注:右図) をみてもらったら、一目瞭然なのですが、地震多発帯の範囲がすこしずつ減少してきています。それが、地震空白域として具現化しています。 −−− 以前、プレートに亀裂が入っても高温の温熱流によって次第に治癒するというようなことを書いたことがありましたが、これは、ちょうどこの治癒を現す図となっています。 −−− 3.11の前に太平洋プレートとフィリピン海プレートがかなりずれた形跡があります。そして、これらのプレートがまた再びもとに戻れば3.11は発生しなかったのですが、むしろ、北米プレートと太平洋プレートにおいてプレート境界がズレることによってこのズレが解消されたということです。つまり、南の方で発生したズレが北の方で解消されたということです。しかし、これだけではズレは解消できませんでした。南と北のプレート境界において、すこしずつズレを解消するというようなことが起こっていました。 / そして、9月頃を過ぎてから、ようやくこのズレがほぼ完全に解消されたために、力が働かなくなり、上記の図のような地震空白地帯ができたと考えています。 (以下略、引用終わり)



以下、震災関連;


<東日本大震災>岩手のがれき、都内で処理作業開始
  毎日新聞 11月3日(木)19時39分配信

   東京都環境局トップページ > 廃棄物と資源循環 > 災害廃棄物処理支援

  東日本大震災:震災がれき「搬入可」54市町村のみ 4月調査から激減 /岩手
    毎日新聞 11月3日(木)12時51分配信


臨界でなく「自発的核分裂」=2号機、キセノン検出で東電―福島第1
  時事通信 11月3日(木)12時23分配信

  プレスリリース: 東北地方太平洋沖地震による影響などについて 【午後3時現在】
    平成23年11月3日、東京電力株式会社

    −−−※2号機原子炉格納容器ガス管理システムにより11月1日に採取した放出ガスの  核種分析を行ったところ、短半減期核種(キセノン133、135)の検出の可能性があることが判明。2号機の原子炉温度、圧力およびモニタリングポストの値  については継続的に監視を行い有意な変動がないが、核分裂反応が発生してい  る可能性が否定できないことから、念のため、11月2日午前2時48分に原子炉の注水ラインよりホウ酸水の注水を開始。同日午前3時47分に終了。同日午後7時20分頃、日本原子力研究開発機構にて、短半減期核種(キセノン133、135)を検出したとする当社の分析結果が妥当であると評価。 (引用者注:以下文章に下線あり) 当社としては、検出された短半減期核種(キセノン135)の濃度が低いこと、核分裂の連鎖反応を停止する特徴をもつホウ酸の注入後も短半減期核種(キセノン135)が検出されていること及び原子炉のパラメータに有意な変動がないことから自発核分裂によって発生したものと考えている。 (以下略、引用終わり)


<放射性物質>床下、理科準備室、地中から…なぜ次々?
  毎日新聞 11月3日(木)10時31分配信

  −−−元々、放射性物質は医療目的や塗料、年代測定などに古くから幅広く使われている。戦後、利用に国の許可などを義務づける法律ができたが、十分に徹底されていない面もあり、今後も同様に見つかる可能性がある。 (以下略、引用終わり)

   『理科準備室』 って、通常は学校にしかありませんね?

  区立小学校の養生用シートから高い放射線量−杉並区
    11.11.03 07:00、rescuenow.net

   やはり学校での調査が最優先でしょう。


人と人との結びつき、「奥尻島」復興の源に 津波被害から学んだ島
  産経新聞 11月3日(木)7時55分配信


ドナルド・キーン東洋大学名誉博士称号授与記念講演・伝統文化講座
  東洋大学

  日時:2011年11月26日(土) 14:00
  場所:白山キャンパス 井上円了ホール
  一般の方の聴講には事前に申し込みが必要です。WEBまたははがきでご応募ください。 (以下略、引用終わり)




今日は 国民の祝日 である 『文化の日』 でした。私は特にそれらしいことは何もしませんでしたが−−− 


直接の関係はないことになっていますが、 明治天皇 の誕生日でもあるのですね;


  明治節 - Wikipedia

   昭和前期の日本における祝祭日(休日)で、明治天皇の誕生日。 −−− 明治期には天長節だった。当初は旧暦9月22日で、明治6年の改暦以降は新暦に換算した11月3日となった。 −−− 

   現在の「文化の日」であるが、これは1946年(昭和21年)の日本国憲法公布にちなんで制定され、1948年(昭和23年)に公布されたもので、明治節とは直接の関係はないとされる。ただし、1948年(昭和23年)2月26日の国会での議事録には、祝祭日の改正の議論において、明治節を通じて「明治時代を永久に思い出して行きたい」との趣旨の答弁がされており、制定にあたっては実際には関係がないとは言えない。 (以下略、引用終わり)


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