2011年東北地方太平洋沖地震 その159: あぢ〜、 余震・地震・気象事象 〜 釈愚式予測のこと、 南極の棚氷−−−
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気象庁
※ 台風9号は消滅、はるか東海上の 10号 も温帯低気圧にダウングレードしていますから、今日の要注意事項は高温でしょうね。わが相模原地域の予報は 「小田原で30度以上の時間帯は、9時頃から19時頃まで」 だそうで
(;´д`) 。
◆夕立
チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/8/10(水) 午前 9:42
※ 「ニュースにならないのが夕立で、ニュースになるものがゲリラ豪雨」 だそうですが、これだけ暑いとひと雨は欲しい。
◆Yahoo! でんき予報
8月10日10時40分 更新
★防災気象情報
★気象統計情報 (火山含む)
★報道発表資料
地震・余震発生状況
◆
出典: 広域・本州中部・最新24時間 の震央分布図
⇒ 地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁
◆10日08時13分頃 / 和歌山県北部 M4.6 / 震度4
⇒ Earthquake List for Map of Asia Region / USGS
【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】
■ 地震・余震予測
8/10午後〜8/11 予測 引き続き 【注意報(低)】
2011年08月10日 13時11分27秒
(2)概況: / 大きな流れとしては、日本列島にとって地震が生じにくい北西方向の流れが形成されています。これは、昨日NOAAでマクロな流れを調べているうちに、夏の季節において太平洋の北半球側での特徴的な温熱流の動きであることがわかりました。 / したがって、この流れがある限り日本列島での地震は発生しにくくなるのですが、その一方で行き過ぎた高温化は、今朝の考察にも書いたように、地下部分の膨張を招いて結果的に内陸部での中小規模地震が発生しやすくなります。 (中略) これまで岩手県沖合いに2ヶ月近くあった高温の温熱流の渦がなくなり、北海道に移動しました。高温の温熱流があることによって、さまざまな温度変化をもたらし地震の原因となっていたのですが、今度はそれが北海道北東部に異動したため、北海道側での注意が必要になってきます。 / 岩手県沖の場合は、2週間程度かなり日数が経ってからプレート間のつなぎがなくなった直後に地震が発生しているので、すぐに地震に結びつかなくても、周りの状況で大きな変化がないか観察しておく必要があります。 (中略)
各地での地震の発生予測
マーキングした箇所で必ず地震が起こるというものではありません。温熱流や冷熱流の動きがとくに顕著であったところ、温熱塊や冷熱塊の動きのために、地震が発生する可能性があると予測される場所についてマーキングしています。 (以下略、引用終わり)
◆8/09午後〜8/10 予測
2011年08月09日 12時16分55秒
■ 更新・考察
◆(考察) 内陸部の下部に温熱流が到来して温度上昇する場合の地震の特徴
2011年08月10日 08時33分00秒
内陸部で温度上昇すると、沖合いでの地震が増加することは、以前に図を用いて説明したことがある。 / しかし、内陸部で温度上昇があると、内陸部で中小規模の地震が発生することについては、まだその原因が解明できていない。 / 図に描かれたものは、それぞれ以下に示すものである。 (中略) /
(1)ある領域が膨張した場合に周辺部で地震が発生しやすい理由 (図は、上空からある領域を見た場合に相当する)
(2)下部が膨張した場合にその直上で地震が発生しやすい理由 (図は、断面であり、プレートと近くを真横から見たものである。)
(以下略、引用終わり)
311地震による津波で南極の棚氷が割れた−−−と云うおハナシ。5ヶ月も経った今、何故? の疑問はありますが、涼しい (実際には寒い) 話題なので;
◆震災の津波、巨大氷山生む=南極で棚氷破壊―欧州宇宙機関
時事通信 8月10日(水)6時25分配信
−−−氷山が誕生したのは南緯77度、西経148度にあるスルツバーガー棚氷。震災後の画像で棚氷の一部が破壊され、氷山となってロス海を漂流しているのが確認された。最大のものは縦9.5キロ、横6.5キロで、面積はJR山手線の内側に匹敵。厚さは80メートルと推定されている。 (記事終わり、引用終わり)
◆Antarctic ice-shelf calving triggered by the Honshu (Japan) earthquake and tsunami, March 2011
P785 〜, Journal of Glaciology, Vol. 57, No. 205 2011
※ 地震発生後、棚氷が割れて離れる様子を撮影した時系列の写真が掲載されています。(787頁) また、レポート末尾に "MS received 27 April 2011 and accepted in revised form 30 June 2011" の記載アリ。
⇒ 棚氷
⇒ List of Antarctic ice shelves
⇒ Sulzberger BaySulzberger Bay (Ice Shelf)
⇒ ACME Map WGS84 / 77°0′0″S, 148°0′0″W
※ これは地図モードでの画像ですが、航空写真モードで表示させると氷棚であることがわかります。
◆Great Tohoku Earthquake and Tsunami (northeast Honshu, Japan)
ngdc.noaa.gov
しかし、南極付近でも相当規模の地震は発生していますから、規模は別としても、津波やら揺れ? で棚氷が割れることは珍しくはないのでは? この1週間だけ見たって;
出典: USGS
※ しかし南極の地図って慣れないので見にくい。通常の感覚だと、まずどっちが北だっけ? と考えますが、地図の真ん中がど南 (=これ以上南の無い、究極の南) の場合は −−− 上下左右全部北ですよね?
おまけに、上掲ウィキペディアによれば、 『陸上の氷河または氷床が海に押し出され、陸上から連結して洋上にある氷を指す』 訳ですから、陸と繋がってはいても海上に ”浮いている” ことになりますし。
参考: 南極プレート
−−−南極プレートは海の底にある境界だけで他の多くの巨大な大陸プレートと隣接しているプレートである。このために海洋底拡大の現象は広範囲で起こっており、特に太平洋プレートとオーストラリアプレートとの境界部分で最も速い。 / 南極プレートの大きな特徴は、周囲が全て海嶺とトランスフォーム断層のみで囲まれており、沈み込み帯が存在しないことである。(記事終わり、引用終わり)