遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その157: 台風、 余震・地震・気象事象 〜 釈愚式予測のこと

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 気象庁


 
 出典:台風第9号 (ムイファー)、第10号 (マールボック) の2玉
   平成23年08月07日 発表
  2玉共日本をキラって進む様子。


 開かれたアメダス
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/8/7(日) 午前 9:45

   −−−強い台風9号は東シナ海を北上し、沖縄からは少しずつ離れつつあります。 / ただし、台風からのうねりはまだ届いているため沖縄本島地方や九州沿岸部などでは引き続き高波に要警戒です。 / さらに、台風9号に加えて台風10号からのうねりも届く東日本、西日本の太平洋側でも、海のレジャーの際には注意が必要です。 (以下略、引用終わり)


 ノロノロ台風9号の猛威
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/8/6(土) 午前 9:49


 実況天気図(アジア)
    平成 23年08月07日03時

   


 平成23年 台風第9号に関する情報 第114号
   平成23年8月6日16時24分 気象庁予報部発表

   −−−沖縄地方は、台風第9号の暴風域から抜けましたが、海上は大しけの状態が続いています。また、沖縄本島地方では、記録的な大雨により土砂災害の危険度が高まっています。土砂災害、高波に厳重に警戒してください。奄美地方や九州の西海上でも、7日にかけて高波に警戒が必要です。 (以下略、引用終わり)


 沖縄本島地方気象情報 第88号(図)PDF形式59KB
   平成23年8月6日22時20分

    台風第9号に関する気象情報は宮古島地方、八重山地方、鹿児島県 (奄美地方) および長崎県にも発表されています。


 東京地方など関東5都県に大雨・洪水警報
   読売新聞 8月7日(日)16時45分配信

    ここ相模原でもカミナリがゴロゴロ。お買い物は済ませたので構いませんが。



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

   環太平洋 / 半球




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測


   8/07午後〜8/08 予測 【注意報(低)】
    2011年08月07日 14時35分37秒

    (2)概況: / −−−台風とは別に北半球全体において温熱流が高温化しており、NOAAのデータを見ると、この高温の温熱流の接近が今後大きな影響を及ぼすと考えられます。

    

    すでに日本海側は数日前より温熱流に覆われていますが、太平洋側は昨日ぐらいから影響を受けて急速に温度が上昇しています。このため、冷熱流の融解が急速に始まっています。 / この温熱流の速度は相当速いようで、今日中にも日本列島下にも到達しそうな勢いです。このため、10日間近く冷熱流に覆われていましたが、そのときに蓄積した歪エネルギーを解放する地震が、内陸部および沿岸部に近い沖合いで発生する可能性があります。内陸部は、長野・新潟・和歌山・茨城・福島について、また、沿岸部に近い沖合いということになると、北海道浦河沖、釧路、根室などの沖合い、また青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、神奈川、静岡東などとなります。 (中略)

    各地での地震の発生予測
    
    マーキングした箇所で必ず地震が起こるというものではありません。温熱流や冷熱流の動きがとくに顕著であったところ、温熱塊や冷熱塊の動きのために、地震が発生する可能性があると予測される場所についてマーキングしています。 (中略)

    (追記) / −−−広範囲にわたる急激な温度上昇は雷雨や集中豪雨の原因になるようです。 (以下略、引用終わり)


  8/06午後〜8/07 予測 【注意報(低)】
    2011年08月06日 14時00分59秒

    (2)概況: / 昨日と同様に、台風9号は中国大陸南部とオホーツク海から温熱流を引き寄せ、また、台風10号は太平洋側の温熱流を南東方向に引き寄せています。台風の動きをしめす気象庁の衛星画像を引用しておきます。(以下の図は、赤外線図ではなく、水蒸気量を表すものです。熱エネルギーは水蒸気画像により明確に表現されると考えてこの画像を採用しました。) (図略)  この動きのために、福島県のかなり沖合いを中心にした広い範囲で温度の上昇が進んでおり、M5クラスの地震が発生しています。(このM5については、内陸からの距離が相当あるために内陸部までは震動は伝わらなかったようです。) (中略)


    各地での地震の発生予測
    
    マーキングした箇所で必ず地震が起こるというものではありません。温熱流や冷熱流の動きがとくに顕著であったところ、温熱塊や冷熱塊の動きのために、地震が発生する可能性があると予測される場所についてマーキングしています。 (中略)

    (追記) −−− 台風の進路について、以下のような予想が立てられます。進路の決定要因はいくつもあるので、これが絶対正しいというものではないのですが、これも予想した記事のひとつという位置づけです。(正式な予測ではないです。)

    
    (以下略、引用終わり)

    
  8/05午後〜8/06 予測
    2011年08月05日 13時38分17秒



 ■ 更新・考察


  (データ比較) 2011/8/6 気圧配置図と平年差の図の比較
    2011年08月06日 18時37分49秒

    −−−さきほどの記事 (引用者注:下掲) にもとづいて気圧配置図と平年差の図を比較してみた。 / 図法は違うが、よく合っている。 / これは、新しいモデルによるエネルギー論的解釈によれば当然である。地下の熱エネルギーが、大気の膨張や収縮を促して大気中の圧力という形に形を変えただけのことである。 (中略)

    


  (考察) 天気図と冷熱流、温熱流の関係
    2011年08月06日 15時10分45秒

    −−−こと地震という観点からは、平年差には未来が、そして、現在の天気図にはさらにその未来が写しだされていたのである。 / そして、低気圧の部分にはさらに先の未来が、高気圧のところには近未来が写し出されていた。 / 今、地球上における風の流れに関する資料を見ると、地下の動きのそのままの反映である。 / マクロには、一対一に対応していると言っていいのではないか? (以下略、引用終わり)


  (考察) 地球における熱収支の哲学的考察 −エネルギーという視点から統合的に捉える
    2011年08月06日 08時15分17秒

    −−−従来、そして現在も、学会においては、地球上の熱収支を考えるにあたっては、地表面(海洋部を含む)における熱収支を考えている。 / これは、地球モデルとして捉えると、プレートの部分に熱的な絶縁層を設けたのと同じである。 (中略) / プレート部分に熱的絶縁層を設けるというのは、つまり、発泡スチロールのような熱伝導度の低い物質がそこにあると仮定することである。 (中略) / 熱源は、太陽と地球の内部にあります。 / そして、これらの熱は地球の外部にでていきます。 / したがって、 (地球の内部にある熱エネルギー)+(太陽から到達する熱エネルギー)=(地球の外部に放出されるエネルギー) となります。 / しかし、これはまだ間違っています。熱収支という場合に、どこの位置で考えるかによってずいぶん違ってきます。 / したがって、ここでは地球表面と言い方にします。(まだこれでも厳密ではないですが、この精度でよしとしましょう。) / (地球の内部にある熱エネルギーで地球表面まで伝達するエネルギー)+(太陽から地球表面に到達するエネルギー)=(地球表面から宇宙空間に放出される熱エネルギー) (中略) / 地球表面に到達する熱エネルギーは、地球の内部の熱エネルギーと、太陽からの熱エネルギーです。 (中略) / 従来のような絶縁層を想定しないで、また熱だけにこだわらず、エネルギーという観点から地球を捉えなおすと、すべてがすっきりと説明できるようになります。それは、これからいろいろなところで触れていきますし、考察の中でも書いていきます。 (中略) / この記事を書くために作成した資料があります。 / すこし厳密ではないところもありますが、視覚的にわかりやすいのではないかと思ったので、載せておきます。 / なお、この資料を作ったときには、まだ熱エネルギーにこだわっていたのですが、この資料の熱エネルギーは単なるエネルギーと読み替えてください。

     
    (記事終わり、引用終わり)

   私はこの考え方を抵抗無く受け入れられます。観察・予測・検証の繰り返しに基づく展開に期待するところ大。


  (天気図との比較) 2011/8/6 気象庁の天気分布予測と、平年差の図の比較
    2011年08月06日 05時50分47秒

    さきほどの考察 (引用者注:下掲) によって、内陸部の予測についは天気と両熱流の関係を明らかにすることが先決であることがわかったので、まずは、天気図との比較を行う。 / 単なる天気図では、比較にならないということもあって、天気分布予想図というものと比較をする。 (中略)

    


  (考察) 残された課題−内陸部での地震発生と地震規模の予測について
    2011年08月06日 05時17分14秒

    標題に書いたように残された課題はまだまだあるものの、大きなものとしては二つあると考えています。 / (1)平年差の図のない内陸部での地震発生箇所を予測すること / (2)地震規模の予測の問題 (記事終わり、引用終わり)




なお台風発生のメカニズムについては解明されていない様子;

台風 - Wikipedia よりの抜粋。色付け・強調など文字飾りは引用者による;


−−−台風の発生メカニズム


台風やハリケーン・サイクロンなどの熱帯低気圧発生の機構については様々な説が唱えられてきた。熱帯の強い日射により海面に生じた上昇気流によるという説、熱帯収束帯(赤道前線)上に発生するという説などが出されたが、どれも不完全であった。


現在では、「偏東風波動説」が多くの支持を集めている。南北両半球の北緯(南緯)30度付近には、赤道で上昇して北上(南下)した空気が上空に滞留して下降し、「亜熱帯高圧帯」が形成される。北太平洋高気圧もその例であるが、これらの高気圧から赤道方向に向けて吹き出した風はコリオリの力を受けて恒常的な東風になる。これが偏東風で、この風の流れの中にうねり(波動)ができると渦度が生じ、熱帯低気圧となるという考えである。なぜ波動が出来るのかはまだはっきりしないが、実際の状況には最もよく合致した説である


ただし、そうして発生した波動の多くは発達せずにつぶれてしまう。1万メートル以上の上層に高気圧を伴う場合には高気圧の循環による上昇気流の強化により台風に発達すると思われる。また海水の温度が26度以上であることも重要な条件であり、高温の海面から蒸発する水蒸気が放出する潜熱が原動力になっている


「偏東風波動説」 が、反証あるいはそれより完全な仮説が出ない限り、正しい仮説と云うことになりますか。上掲釈愚さんの地球表面の熱収支に関する新仮説が文字通り台風の目になるとよいのですが。地球内部の黄味や白身の膨大なエネルギーを殆ど無視して、卵の殻の中での議論にチマチマ終始している状況は、どう考えても納得が行きませんから。