遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その156: 台風、 余震・地震 〜 釈愚式予測のこと

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 気象庁


 
 出典:台風第9号 (ムイファー)、第10号 (マールボック) の2玉
   平成23年08月05日 発表
  2玉揃って、平行して日本を避けて進む様子。


 台風9号 沖縄最接近
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/8/5(金) 午後 0:01

   

   −−−今回の台風の特徴は… / ・勢力が非常に強い(東シナ海の海水温30℃と高いため) / ・動きがゆっくり(本州付近上空に高気圧があり、その循環にゆっくり流されているため) / このため、沖縄本島先島諸島では6日にかけて暴風雨が長時間にわたり続く予想です。 (以下t略、引用終わり)


 実況天気図(アジア)
    平成23年08月05日15時

   


 平成23年 台風第9号に関する情報 第85号
   平成23年8月5日16時30分 気象庁予報部発表

   −−−台風 台風第9号は動きが遅いため、非常に強い勢力を保ったまま、沖縄本島地方に最も接近した状況が5日夜にかけて続く見込みです。その後、6日は東
シナ海を北上する見込みです。 (以下略、引用終わり)


 [javascript:pdfOpen('./data/pdf/353_12_JPOK_201108051903_0_fuken.pdf');:title=平成23年台風第9号に関する沖縄本島地方気象情報第62号]
   平成23年08月05日19時03分沖縄気象台発表

    昨日同様に、台風第9号に関する気象情報が大東島地方、宮古島地方、八重山地方および鹿児島県 (奄美地方) にも発表されています。



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

   環太平洋 / 半球




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測


   8/05午後〜8/06 予測 【注意報(低)】、安全側
    2011年08月05日 13時38分17秒

    (2)概況: / マクロに見ると日本海側が沿岸部沖合いも含めて温熱流に覆われ、太平洋側は沿岸部が冷熱流で沖合いが温熱流という配置になっています。ただ、太平洋は今後温熱流が広がっていくと思われますが、台風にその熱エネルギーを奪われるために、全般的に若干ではありますが冷熱流温熱流ともに温度が低下していく傾向がみられるようになります。

    各地での地震の発生予測
    
    マーキングした箇所で必ず地震が起こるというものではありません。温熱流や冷熱流の動きがとくに顕著であったところ、温熱塊や冷熱塊の動きのために、地震が発生する可能性があると予測される場所についてマーキングしています。 (中略)

    (追記) −−− 台風と平年差の関係について今日と昨日の平年差を比較しながら簡単にまとめたので以下に載せておきます。

    
    (以下略、引用終わり)

    
  8/04午後〜8/05 予測
    2011年08月04日 15時30分02秒



 ■ 更新・考察


  (考察) 台風の通過後における地震の発生について
    2011年08月05日 00時10分54秒

    −−−1)台風が発生する前: / それなりの範囲で温熱流が発生している必要がある。熱帯低気圧が台風に成長するには、やはり温熱流のもつ熱エネルギーが必要である。つまり、次から次への熱エネルギーが供給される必要がある。 (中略) (2)台風が通過したあと: / かなりエネルギーが消費されている可能性はあるが、同時に、台風の進路に向けて熱流が呼び寄せられたり、また、熱エネルギーが消費されたために、低温化がすすみ冷熱流が増加して、地震が生じやすい状況に再びもどっている可能性はある。 (中略) 3)台風が通過中の場合: / この間だけは、地震は少なくなると考えられる。しかし、その規模が小さいかどうかはわからない。「場のエネルギー」が小さくなるだけであって、例えば、(1)大きな地震が少なく発生する、(2)小さな地震が数多く発生する、(3)中規模の地震がいつもと同じかそれより少なく発生する、のいずれかは起こりえる。 (以下略、引用終わり)




昨日紹介のみ行った2つの話題:地球内部の回転および震央について。私の知識は所詮虫喰い的であることと、ブログの話題にどんぴしゃであてはまる様な説などが見当たらないので、これなんか関連するかなぁ、と思われる数少ないサイトを読んでいます;


(考察) 地球の温暖化と、地球内部の回転速度の関係について
    2011年08月04日 01時33分08秒

  −−−地震予測をする以上は、 (引用者注:地球内部が) 時速50kmで早く回転しているという仮説を使わないと、うまく予測できないので、これを採用している。もし、時速1mしかあり得ない、というようなことであれば、地震予測が不可能になってしまう。 / 複数の仮説からもっとも正しいと思われるものを選ぶ基準は、もっとも現象をうまく説明できるかどうか、ということである。 / そうすると、時速50kmの温熱流や時速25kmの冷熱流の存在を仮定しないと、日々発生する地震という現象を説明できない。したがって、これを採用している。 (以下略、引用終わり)


  地球: 地球の核内での帯状流形成 / Zonal flow formation in the Earth's core
    Nature著者インタビュー:宮腰 剛広 氏、Nature 2010年2月11日号

     外核マントルに近い領域の対流構造について。




(考察) 平年差の図と地震の震央の関係について
    2011年08月04日 00時23分33秒

  −−−地震の震央が平年差に合っているのではなく、平年差の等温線が、震央にあっているということです。 / 震央となる位置で熱的な何かが発生して、これが等温線を強引に震央の方に捻じ曲げるという考え方です。 / そうすると、すべてがすべてという訳ではないと思いますが、等温線において角(かど)になっているところが地震発生予定箇所ということになります。 (以下略、引用終わり)


  『地殻のある特定の場所にひずみのエネルギーがたまって、岩石の強度を超えると岩石は破壊され、断層が生じ、地震が起きる(断層説)。この断層運動の発生した場所を震源といい、震源の真上の地表の点を震央という。 (010601地震の科学 より)』 とのことゆえ、まず震源はどの様に特定しているのかを調べて見ますと;


  震源 - Wikipedia

  なぜ震源地がすぐわかるのですか? -地震発生時にすぐ震源地の場所と深- 地球科学 | 教えて!goo

     http://namaz.ge.fukui-nct.ac.jp/omori/omofor/omofor.htm
     緊急地震速報の概要や処理手法に関する技術的参考資料 / 気象庁地震火山部
  


揺れの発生源として求められる断層運動の場所で熱が発生する、と云うことか。−−−引き続き考えてみることに。