2011年東北地方太平洋沖地震 その154: 台風、 余震・地震 〜 釈愚式予測のこと、 原発関連、 「千年に一度の巨大地震の世紀」 ?
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気象庁
出典:台風第9号 (ムイファー)、第10号 (マールボック)、熱帯低気圧c
平成23年08月03日 発表
◆北の丸観測所
チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/8/3(水) 午前 9:21
−−−実は気象庁は、現在の大手町から数年後に虎の門への移転が決まっています。そうなると、気象観測の場所も移転することになりますが、虎の門は大手町以上に都市気候の影響を受けそうです。 / そこで、北の丸公園内(武道館のそば)に観測所を設けることになったのです。 (記事終わり、引用終わり)
★防災気象情報
★気象統計情報 (火山含む)
★報道発表資料
地震・余震発生状況
⇒ 地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁
⇒ Earthquake List for Map of Asia Region / USGS
【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】
■ 地震・余震予測
8/03午後〜8/04 予測 継続して【注意報(低)】
2011年08月03日 12時59分46秒
(2)概況: / 高温の温熱流が北と東から、通常の温熱流が南と西から迫っています。このために、全体的に温度上昇の傾向にあり、温度上昇域が増加しています。
その一方で、駿河湾に再び低温の冷熱流の小さな塊が現れました。日本海側から太平洋側に向けての流れは小さくなってはいるものの現在でもありますし、また、駿河湾の沖に温熱流の帯が継続して成長しているので、注意が必要です。一度地震が起こっているので、地震規模はM4クラス程度の小さなものを考えていますが、M5クラス程度は想定しておいた方がよいかも知れません。 (中略)
各地での地震の発生予測
マーキングした箇所で必ず地震が起こるというものではありません。温熱流や冷熱流の動きがとくに顕著であったところ、温熱塊や冷熱塊の動きのために、地震が発生する可能性があると予測される場所についてマーキングしています。 (以下略、引用終わり)
◆8/02午後〜8/03 予測
2011年08月02日 20時39分28秒
■ 更新・考察
◆【連絡】 予測内容に変更はありません。 8月3日 午後9時10分 現在
2011年08月03日 21時10分42秒
−−−ところで、温熱流は台風の発生や台風の進路に大きな影響を及ぼすと考えていますが、逆に台風が地震の発生に影響を及ぼすとは考えていませんでした。 / しかし、台風の巨大なエネルギーはどこから来るのかということを考えたときに、それは、地下からの熱しかないとするならば、地下と地上をあわせたトータルシステムとして考えるべきではないかと考え始めています。 (以下略、引用終わり)
※ この点にはシロートながら非常に興味があります。
現在の 地球のエネルギー収支 の見直し、すなわちエネルギーは地球に入ってくるものと地球から出ていくものだけではなく、実はそれより大きな、地球の中から放出されるエネルギーも考慮されるべきだろう、と云うこと。外部エネルギー + 内部エネルギー = 気象・地殻事象などのカタチで費消されるエネルギー + 放出されるエネルギー、ってな風に。
◆【連絡】 今後の地震予測について 8月2日 午後11時55分 現在
2011年08月02日 23時55分55秒
改めて、Hi-netの図と平年差を比較して、なぜ、福島の沖合いにて地震が多く発生しているのかを考察した結果、現在、ここに力が集中していることがわかった。
北はオホーツク海からの温熱流、
東は太平洋沖からの冷熱流の力、
西は日本海側からの冷熱流の力、
南は、北東に流れる温熱流がこの沖合いを北向きに押し上げる力、
以上の力がここに集中して作用しているために、福島県沖合いでの地震が多く発生している。 (以下略、引用終わり)
さて、今年も間もなく 原爆忌 を迎えます。原爆、と云う観点からは、我が将軍様が相も変わらず行っている 臨界前核実験 を非難すること以外には書くことがありません。残念ながら完全に形骸化している様ですから。しかし今年は、放射能汚染、と云う観点からは、今までとは違った視点で見られるかも。以下、最近のニュースを幾つか;
◆原水爆禁止世界大会が開幕、250人参加
読売新聞 8月3日(水)19時51分配信
◆廃炉まで「相当長期間」=専門部会が初会合−福島原発、具体策検討・原子力委
時事通信 8月3日(水)18時16分配信
◆首都圏、福島の「ホットスポット」くっきり 放射能の流れ詳細地図
読売新聞(ヨミドクター) 8月3日(水)10時21分配信
◆国・自治体による高さ1m・0_5m計測を中心とした放射線量マップ (@nnistarさんのページ)
※ ケータイでは表示されませんが、PCで記事右側に表示されるカラム中紹介の 早川由紀夫の火山ブログ より。先生は現在研究も兼ねた楽しい仕事中毒の夏休み中でいらっしゃる様ですが、上掲以外にも関連記事多数。噴煙やら火山灰の拡がりを予測・把握する手法が使えるのですね。
ところで、またぞろ不安と対震グッヅの購入を煽りそうなニュースが;
◆「千年に一度の巨大地震の世紀」首都圏直下型や3連動型の可能性も
産経新聞 8月3日(水)3時15分配信
東日本大震災規模とされる平安時代の貞観(じょうがん)地震(869年)や関東直下型地震、東海・東南海・南海地震の3連動とみられる仁和(にんな)地震など9世紀に起きた地震が、阪神大震災(平成7年)以降の地震の状況と酷似していることが、産業技術総合研究所の寒川(さんがわ)旭(あきら)・招聘(しょうへい)研究員(地震考古学)の分析でわかった。近い将来に首都圏直下型や3連動型地震が起きる可能性が高いとの見解を示し、「千年に一度の巨大地震の世紀になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。 (以下略、引用終わり)
※ AIST: 産業技術総合研究所 のサイト内には当該研究記事などは見つけられませんでしたが、記事に詳細な説明があります。たとえ多くの不備があるにしても過去の文献を無視するつもりは毛頭ありません。今も昔も地震発生のメカニズムは未解明ですが、観察眼が優れていれば、必ず役に立つ情報が含まれている筈ですから。
でも地球のxx億年の歴史の中で100年 (世紀) どころか1000年なんてほんの一瞬、何をもって 「近い将来」 なのかわからない。いつでも起こり得る、と言われれば、そうかも、と云うレベルでは?