2011年東北地方太平洋沖地震 その９７： 余震、 被災地の問題 （随時更新）
◆鹿児島県土砂災害警戒情報(図)PDF形式32KB を除き、災害に結び付きそうな情報無し。
地震・余震発生状況
⇒ 地震情報（震源・震度に関する情報）、震度３以上 / 気象庁
⇒ Earthquake List for Map of Asia Region / USGS
【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】
■ 地震・余震予測
６／０７〜６／０８ 予測 ＊ 注意報は解除
2011年06月07日 11時45分33秒
◆６／０６〜６／０７ 予測
2011年06月06日 12時29分23秒
■ 更新情報・考察
◆
間もなく３１１本震から３ヶ月を迎えますが、被災された方々にとっての災難はまだまだ続きます；
【（みなし）死亡宣告および相続】
◆不明者の「みなし死亡」で基準＝目撃証言の書面添付―法務省
時事通信 6月7日(火)11時56分配信
※ 『被災当時の状況について第三者の目撃証言を書面で添付してもらい、死亡が客観的に推定できれば受理』 だって？ 目撃証言が無ければどうするの？
◆3カ月で「死亡推定」＝不明者家族に遺族給付―年金や労災保険、11日から
時事通信 6月5日(日)17時21分配信
⇒ 関連過去記事１ 『死亡推定、３カ月に短縮検討 震災不明者対象に厚労省』 参照
⇒ 関連過去記事２ 『江田法相、「みなし死亡」柔軟に対応＝東日本大震災』 参照
◆相続放棄「３か月」迫る…被災者、借金も自動で
読売新聞 6月7日(火)3時3分配信
⇒ 相続放棄
⇒ 相続
⇒ 認定死亡
−−−失踪宣告との違い / 失踪宣告は、危難が去ったあと1年間の継続しての失踪と家庭裁判所の宣告が必要である。 認定死亡の場合は、即時に効果を生じる。 （以下略、引用終わり）
cf. 失踪宣告
◆平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被害状況と警察措置 / 上書き更新中
※ この記事をアップする時点での行方不明者計８，１９８人が、一部を除き一気に死亡者とカウントされる？
【がれき、ヘドロの処理】
◆側溝にヘドロ、排水流せず…石巻の５千世帯
読売新聞 6月7日(火)3時3分配信
※ 「排水」 には、当然屎尿も含まれます。
◆＜東日本大震災＞ヘドロの処理進まず 感染症広がる恐れ
毎日新聞 6月6日(月)2時30分配信
※ 普段は我々の目に付かない、河川やら沼沢やら湖やら海の底の沈殿物が地上に現れた訳で大騒ぎになりますが、観方を変えれば、水中の生き物が晒されている環境が地上に現れただけのこと。次回の震災やら津波などの際には、更に高濃度の放射線も付加された海底土が現れることになりますね。 （実際には各々の物質の半減期により薄まっているでしょうけど） しっぺ返し。これから暑くなりますから、特に臭いは凄まじいでしょうし、病気が心配。
◆東日本大震災 図説集
※ 一覧性があって見易い！
◆被災地でがれき処理を安全に行うために気をつけていただきたい事項をお知らせします
平成２３年４月２２日（金） / 厚生労働省
【生活の不安】
◆＜東日本大震災＞仮設住宅当選者入居にためらい 生活不安で
毎日新聞 6月5日(日)21時11分配信
−−−背景には
▼避難所から仮設住宅に移った場合、食料や物資の支給がなくなり、光熱費も自己負担になる
▼働き口や商店など生活基盤がほぼすべて流された中で自活を求められることへの不安が強い
▼水道復旧率が依然数％にとどまっている−−
などが挙げられる。町によると、荷物を運び込んだだけだったり、一度も足を運んでいない人もいるという。 （以下略、引用終わり）
◆＜東日本大震災＞義援金の分配、まだ１５％ ３７０億円
毎日新聞 6月6日(月)21時15分配信
◆死亡や住宅全壊に応じ配分＝第2次の震災義援金
時事通信 6月6日(月)21時15分配信
※ 横目で見ながら常に比較しているハイチでの復興の場合は、義援金が計画・約束通りに拠出されていないこと、および拠出された僅かな部分も寄生虫に吸い取られているのが現実。日本の場合は、お役所がルールを盾に支給を渋っている間に、資金を 「保管」 している機関が儲けているだけ。生活が困窮する被災者に届かないと云う点では何ら変わりませんね。本末転倒、善意の拠出者に対する裏切り行為、まともな報告やお礼は出来ないでしょう。ところで世界中から寄せられた善意の浄財は 日本赤十字 やら 社会福祉法人中央共同募金会 だけに集中している訳では無いでしょう、誰が幾ら 「保管」 しているのか、全体像は明らかになっているのかしら？ 『約２５１４億円（６月３日現在）』 が全額か？
◆難病男性一家、決まらぬ避難先＝募る不安、計画区域の福島・飯舘村
時事通信 6月7日(火)7時32分配信
◆66日ぶり愛猫と再会＝危険承知、浸水住宅で生活―宮城の女性「離さない」
時事通信 6月7日(火)7時31分配信
※ 上掲愛猫のハナシは単なる猫可愛がりのハナシではありません。別に犬でもインコでもべこでも馬っこでも構わない、正に家族です。避難先ではホモ・サピエンス優先ですから、家族を見殺しにしたくなければ、離したくなければ、汚染地に留まるしかない。私も喜んで同じ選択をするでしょう。でも難病の方まで同じ選択を迫られるのはいかがなものか？ 日本は医療先進国と思ってましたが、こんなレベルであることを認識させられました。
【原発による環境汚染】
◆福島原発 図説集
※ 上掲 「東日本大震災 図説集」 の姉妹版。
◆「私も、被ばくした」――蓮池透が語る、原発労働の実態（前編）
Business Media 誠 6月7日(火)11時19分配信
◆大気放出量は７７万テラベクレル、倍に修正 地震当日に圧力容器破損、保安院
産経新聞 6月6日(月)20時49分配信
※ 結局、相当ヒドいことになっていた訳で。 『世界唯一の （核兵器による） 被ばく国』 であるくせに、近隣諸国からは相当非難されるでしょうね。
◆＜福島第１原発＞警戒区域「人も家畜もすめないところ」
毎日新聞 6月3日(金)21時28分配信
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震災対応に限りませんが、何故政治の世界には こんなリーダー （あるいは私の考える、本来の意味でのエリート） がいないのだろう？ 政治の世界そのものがカネと権力の観点から 「おいしい」 ものではなくなったから世襲以外に動機がないのかも。平時にはそれでもよいのでしょうが−−−
