2011年東北地方太平洋沖地震 その51: つながるいのち など
発生後1ヶ月経っても死亡確認者数より多い行方不明者、収まるどころか頻発・拡大する様に見える余震、原発事故による放射能漏れ・再臨界への不安・世界中への拡散など、 東北地方太平洋沖地震 そのものも、それによる 東日本大震災 もまだ確定出来ません。
でもそんな中でもほっとさせてくれる話題に事欠かないのは救いですね。特に無い無いづくしの被災地での新しいいのちの誕生は、周りをぱぁ〜っと明るくしてくれたでしょう。
従って 「ご出産おめでとうございます」 と云う挨拶は、新ママ・ご夫婦のみならず出産された共同体に対しても向けられるべきかも知れません。
なお以下紹介記事は内容がダブっているものもアリ。順不同;
「きっとたくましい子に」停電の中男児出産
2011/03/14 16:07, デーリー東北:北奥羽ニュース
東日本大震災:地震翌朝、新しい命 懐中電灯の下で出産
毎日新聞 最終更新 2011年 3月14日 21時16分
希望の産声 混乱の中女児出産
2011年03月15日 01:27, 北日本新聞ウェブ
「命つなぎ、生まれた」それでも聞こえる新しい息吹 東日本大震災
産経新聞 3月14日(月)14時45分配信
原発被爆緊急レポート1 「生まれてくる娘だけが私たちの希望だから…」
女性自身 3月22日(火)0時0分配信
※ この方も、被災地でか避難先でかはわかりませんが、無事出産されたことを祈ります。
一方、被災地外の避難先での出産についても伝えられています。被災地は妊産婦さんや新生児にとって好ましい環境では無い筈、被災地外での受け入れも進んでいるのも嬉しいニュース。見知らぬ環境で様々な制約を受けるのでしょうが;
長岡の避難所、「きらり」希望の生誕
2011年4月6日 読売新聞
東日本大震災:福島第1原発事故 南相馬の菅野さん、避難の新潟で長女出産 /福島
毎日新聞 4月12日(火)11時23分配信
東日本大震災:「希望」込め、希美ちゃん 福島から避難の家族、小さな命一つ /埼玉
毎日新聞 4月1日(金)11時40分配信
<東日本大震災>新生児避難で母子の健康改善 NPO支援
毎日新聞 4月12日(火)10時33分配信
被災地の妊産婦を東京で受け入れ 都助産師会の試みが反響呼ぶ
J-CASTニュース 4月10日(日)18時12分配信
⇒『東京里帰りプロジェクト』を開始いたします! / 東京都助産師会
被災地の母子へ、ママら募金呼び掛け/鎌倉
カナロコ 4月6日(水)22時0分配信
※ まだ参加出来ますよ〜〜
⇒東日本大震災チャリティーバザーのお知らせ
2011年04月05日, ティアラかまくら
⇒東北関東大震災への支援について
2011年03月27日, ティアラかまくら
⇒東日本大震災救援募金の報告
2011年04月10日, ティアラかまくら
⇒鎌倉市医師会立産科診療所「ティアラかまくら」
鎌倉市医師会
助産所など受け入れ本格化 妊婦さん関西へ“避難出産”増加
産経新聞 3月26日(土)15時13分配信
−−− 東京都内の浄水場から乳児向けの暫定基準値を超える放射性物質が検出されるなど子育てをめぐる環境が悪化し、岩手、宮城などの被害の大きい被災地だけでなく首都圏からも脱出して“避難出産”するケースが急増。 (以下略、引用終わり)
※ でもハンディの大きな被災地の方々を優先させるべきですよね−−−
特殊な状況下での出産ですから不安でいっぱいだった筈。でも周りに支えられ祝福されて、いのちがつながったことを普通? の出産より強く実感出来たのかも知れません。母子ともに健康で過ごされます様。
また、報道はされないかも知れませんが、流産などで赤ちゃんを失われた方々がいらっしゃるならばこころより同情申し上げます。この混乱の中大変なストレスとは思いますが、まずお体をいたわれます様。
ついでに (失礼!) 過去紹介のシリーズ記事 【震災と日本人 倫理学者 竹内整一】 のリンク先を紹介。これは出産を経験出来ないオトコの論理かな?
◆連載(1) 「不可抗の威力」受けとめながら、なおしなやかに生きる
2011/3/26 09:00
◆連載(2) 日本人の「しあわせ」という語感はどこから来たか
2011/3/27 09:00
◆連載(3) 生きていく「いのち」、力の源を信じたい
2011/4/ 3 12:00
◆連載(4) なぜ日本では略奪・暴動が起きないのか
2011/4/ 4 13:07
◆連載(5) 文明が進むほど天然の暴威は激烈の度を増す
2011/4/ 9 09:30
◆連載(6) 「サムライ」日本の倫理意識
2011/4/10 09:30