311から丸1年、 東京大空襲から67年+1日
311巨大地震発生から丸1年が経ちました。ご遺体確認の有無を問わず、犠牲となられた方々のご冥福を祈るとともに、ご遺族・ご家族にはこころよりお悔み申し上げます。また、避難を余儀なくされた方々にはお見舞いとお詫びを申し上げます。
今日の被災地の天気は荒れ模様 の様ですが、各地で追悼のイベントが開催されている筈。被災地の新聞リンク先を下記;
この1年のまとめサイトは色々ありますので、以下紹介しておきます;
◆平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被害状況と警察措置
平成24年3月10日、警察庁緊急災害警備本部
◆<東日本大震災>不明者9割の死亡届を受理…11日で1年
毎日新聞 3月9日(金)21時34分配信
◆<東日本大震災>今なお34万人が避難生活 11日で1年
毎日新聞 3月10日(土)20時12分配信
◆東日本大震災あす1年 仮設暮らし26万4000人
河北新報 3月10日(土)6時10分配信
■ 被災地復興への取り組み - Yahoo!ニュース トピックス
海外メディアでも特集が組まれているかも知れません。以下、311以来様々な記事を掲載して来た Al Jazeera English トップページ からの関連リンクを紹介;
◆Japan's tsunami survivors struggle to cope
Last Modified: 10 Mar 2012 22:06
◆Fukushima Fallout
Last Modified: 09 Mar 2012 05:35
◆Japan’s radiation: Ignorance isn't bliss
Last Modified: 10 Mar 2012 21:14
311地震を横浜市内の電車の中で迎えて以来、被害状況やら復興関連の動きを自分なりに様々な角度からwatchすることに、使える時間の大半を費やして来ました。東日本大震災は、地震そのものによる被害に加え、津波による被害、原発事故による一次・二次被害、地域エゴやら差別による二次被害など、この先何十年に渡る復興のプロセスまで包括する、太平洋戦争以来の大災害かなぁ、と云うのが正直な感想です。(犠牲者数では表向き比較になりませんが)
特にフクシマを自らの手で第3のヒロシマ・ナガサキにしてしまったことは、天災による事故への初期対応の稚拙さ・姑息さが招きかつ周辺国まで拡大した人災であり、この国の最大の汚点でしょう。にもかかわらず、ヤンキー基地を沖縄に押し付けているのと同様に、有事には制御不能であることが露呈した原発を福島をはじめとする現所在地に押し付けて恩恵だけは享受し続けたい、でもアブなそうなゴミはウチは絶対に受け入れない、と云う幼稚極まりない対応が、復興の最大の阻害要因。ぶっ壊した家のがれきを片付けないで、どうやってそこに新しい家を建てろと言うのか?
◆「絆」の精神喪失=日本在住の元Wポスト紙記者
時事通信 3月11日(日)17時35分配信
元記事Last year’s tragedy failed to rouse Japan from its stagnation
By Paul Blustein, Published: March 10 @ The Washington Post
なお311の1日前は、私も含めて大半の国民は忘れているのでしょうが、東京大空襲67回忌でした;
◆東京大空襲67年:遺族ら320人が参列し法要 都慰霊堂
毎日新聞 2012年3月10日 11時27分(最終更新 3月10日 11時47分)
■ 東京大空襲
−−− 東京は、1944年(昭和19年)11月14日以降に106回の空爆を受けたが、特に1945年(昭和20年)3月10日、4月13日、4月15日、5月25日の空襲は大規模であった。通常「東京大空襲」と言った場合、特に規模が大きかった1945年(昭和20年)3月10日に行われた空襲を指すことが多い。民間人にも大きな被害を与えた。 (以下略、引用終わり)
■ 東京大空襲
必然性のなかった原爆投下同様戦勝国であるが故に責任は問われませんが、この空爆を行った国は、懲りずに今でも世界中で殺戮を繰り返しています。自国の利益のためなら何でも許される、前時代的な体制がまだ残っているのは残念。それにどこまでもお付き合いするこの国って一体何? と思ってしまう。
311地震発生時に命を賭して周りを助けた方、与えられた任務の枠を超えて救助に当たられた兵隊さんなどには幾ら感謝しても感謝し切れません。相当数のチームやら部隊を投入してくれた政府にも恩義は感じます。しかし311を機に、うそつきさんやら政府 「要人」 が 『トモダチ』 だの 『悲劇でさらに絆深まった』 などホザくのを聞くと、心底ぞっとします。善意と使命感に満ちた国民と、覇権とカネづるにしがみつく政府は全く別物。後者との心中はまっぴらごめん。