ハイチはどうなっている？ その３２： 政治

チュニジア革命だ、エジプト革命だ、ネットのチカラだ、と自己陶酔型の空騒ぎが続く一方で、ハイチは相変わらず 「忘れ去られた」 状態；

◆Haiti's growing momentum towards democracy
　　guardian.co.uk, Wednesday 2 February 2011 19.12 GMT

　　◆Haiti opens door for return of ex-president Aristide
　　　　Reuters, January 31 2011 @ Canada Haiti Action Network

　　◆Baby Doc return 'not comparable to the impact Aristide would have'
　　　　The Tribune (Bahamas), January 27, 2011 @ Canada Haiti Action Network

　　　　※ そりゃそうです、 「犯罪者」 の帰国と、「外国勢力により拉致された大統領」 の帰国は全く意味が違うし、インパクトも異質のもの。

　　　　◆元独裁者の資産、ハイチ返還へ＝差し押さえ手続き着手―スイス
　　　　　　時事通信 2月3日(木)5時47分配信

◆U.S. Secretary of State Hillary Clinton in Haiti January 30. 2011--four news articles
　　The Miami Herald, January 31, 2011 他、計４記事 @ Canada Haiti Action Network

　　※ 無能なハイチ復興責任者の奥様である 『生来のうそつき』 さんの言動。アリスティードの帰国の第一歩であるパスポート発行は認めた様ですが、必ず何か裏があります。アメリカにとって、アメリカの国益のために拉致・監禁したアリスティードがハイチの政治舞台に返り咲くことはとっても 「不都合」 であり到底容認出来ない筈ですから。要Ｗａｔｃｈ。

　　◆Se conocerán hoy en la noche los resultados de las elecciones en Haití
　　　　2 Febrero 2011, Cubadebate

　　　　※ 間もなく昨年の選挙結果の 「公式発表」 （＝アメリカ様ご承認済み） が 「臨時選管」 よりなされます。この茶番は、３月に予定されている 「決選投票」 と云う別の茶番で糊塗されます。この国の主権は一体誰にあるのでしょう？？？ 現在進行中のエジプトでの騒乱でムバラク即時辞任を求める勢力の言い分のひとつは、 「自分たちで政府を選びたい」 と云う、極く当り前のこと。ハイチだって同じでしょ？

◆Haití: peor imposible
　　30 Enero 2011, Cubadebate

◆In Haiti, Return of Duvalier Reopens Old Wounds (page 1/2)
　　Published: January 29, 2011, NYTimes.com