遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

今度は ミャンマー核疑惑

また新たな火種となりそうな報道がなされています。全くオバマが就任以来、ロクなことがありません;

ミャンマー、核兵器開発に着手か=反軍政メディアが証拠放映
6月4日18時31分配信 時事通信


−−− DVBによると、ミャンマーからは過去数年間、核計画の証拠となる資料が持ち出されてきた。亡命した元ミャンマー軍のサイ・テイン・ウィン少佐は、極秘軍事工場で副司令官を務めていたと証言。「軍政はミサイルと核弾頭をほしがっている」と指摘した。


 また、北朝鮮の支援で軍事トンネル網も構築。空爆から守るため兵器や装備を蓄積しているという。 (以下略)


反軍政メディア・亡命者・「DRPKの支援」・アメリカ議員の行動など考え併せると、DPRK包囲網の一環として某国がウラにいる可能性もアリかなぁ、と云う気がします。世界的に知名度は高いものの、アフガニスタンのマラライさんなどとは随分異なるその経歴から私は全く評価していないアウンサンスーチーさんが書記長を務める同国最大の野党 国民民主連盟 - Wikipedia が軍事政権主導の総選挙へのボイコットのため政党登録期限の5月6日までに手続きを行なわず解党していること、2007年米英が提出した非難決議が中露の拒否権発動により否決されたこと(下記参照) など考えると、どうしても胡散臭さが拭い切れない;

ミャンマー - Wikipedia より抜粋;


2007年、アメリカとイギリスは軍事政権にアウンサンスーチーを始めとする全ての政治犯の即時釈放を求める非難決議を提出し、1月12日国際連合安全保障理事会で採決した。しかし、中国とロシアが拒否権を発動し、否決された(賛成は米、英、フランスなど9カ国。反対は中、露、南アフリカ共和国の3カ国。棄権はインドネシアカタールコンゴ共和国の3カ国)。ASEAN諸国では、軍事政権への非難には慎重論が強い。


2007年10月11日、国連安全保障理事会は、僧侶や市民らによるデモに対する軍事政権の実力行使を強く非難する議長声明案を、全会一致で採択した。


DPRKのミサイル運搬やら軍事施設等を衛星から常に監視している世界一の核保有アメリカが動きを全く把握していなかったとは考えにくいので、お得意の 「ミャンマー民主化推進」 あるいは 「DPRK包囲網構築」 などの一環でやらせたことも否定は出来ないと思います。ただしオバマもスーチーさんもあの輝かしい 「ノーベル平和賞」 を受賞なさった素晴らしい方々ですからこれは下衆の勘繰りかも。日本はホイホイと尻馬に乗るでしょうね。この件も要Watch。