遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

何故日本が尻馬に乗るのか?: 韓国海軍哨戒艦 「天安」 沈没事件 その3

米英は、特に今回は直接的には殆ど被害を蒙らない一方で大きな漁夫の利 (もう日本で成果を上げましたよね? ヒラリーが鳩山君に花マルをくれましたよ!!) が見込めることもあり、いつもより喜々として? 戦争の準備をしている様子。一方中国は戦争回避の方向で米英の圧力をかわして仲介しており、韓国国内は選挙を控えていることもあり、戦争につながりかねない安易な挑発を警戒する声も小さくは無い様子。


米英はとりあえず脇に置いて、現在の問題は、国連事務総長の公私混同と、直接の当事者ではない日本の●●新聞が私から見れば恥ずべき野次馬報道を行っていること;

    • 「私の祖国だ」国連事務総長、北を厳しく非難
      5月25日10時29分配信 読売新聞


      −−− 韓国出身の事務総長は、「韓国国民の焦燥感と怒りが十分に理解できる。国連事務総長としても、一人の韓国国民としても、非常に心が痛む。私の気持ちがわかるでしょう」と語り、「私の祖国だ」と付け加えた。国連事務総長が公の場で、出身国に対する感情を吐露するのは異例だ。


      潘基文さん、よぉっくわかりますよ、当然ですね。しかしこんな状態で一触即発の状態にある事態に関する 「公正な」 判断が下せますか? 韓国は 「公平な立場の第三者」 としての国連の調査を期待しているのに、これでは国連と韓国の両方を裏切ることになりませんか??? 調査をする前から結論は決まっていますね。 原告の身内が裁判長だなんてとんでもない、 だから国連はダメなんだ、と言ってしまえばそれまでですが。即刻任を辞すべきです。
  • “対北制裁・報復カード”に限界 韓国、根深い左派の対北擁護
    5月25日7時55分配信 産経新聞


    −−− 韓国政府にとって頭が痛いのは、国内世論が対北強硬論で必ずしも一致していないことだ。野党や親北・反政府勢力は事件の背景として「李明博政権の対北政策の失敗」を主張。「対北融和政策を放棄し、北を怒らせ追いつめた李政権が悪い」などと北朝鮮を擁護する声が結構、聞かれる。


     親北・融和政策だった過去の金大中盧武鉉政権10年の“後遺症”ともいえるが、とくに北朝鮮に対する「軍事的対応」について世論調査では、59%が反対している(22日付、東亜日報)。国民は依然、平和志向が強く“覚悟”は見られない。北朝鮮はその足元を見ながら「全面戦の脅威」で韓国を牽制(けんせい)している。


    何が言いたいワケ? そういや、以前にも呆れかえった記事がありました。確か;


産経新聞 - Wikipedia に 【-−−−ワシントンポスト産経新聞について「1930年代風の軍国主義への復活を希求する暴力的なグループの一員」とする米国民主党活動家(古森義久談)の投書を掲載した。これに対し産経新聞は紙面で反論するとともに反論文の掲載をワシントンポストに要求。後に反論文が掲載された。産経は自らを「国際的にみれば、中道、普通、穏健な報道姿勢」(izaより)であると自称している。】との記載がありますが、アメリカ人にしちゃぁスルドイ指摘ですね。それに対する反論も笑えます。


最近はてなの中にもこのメディアに関する記事がありました。(探せばもっとあるでしょうが);


落ち目のタレントがスキャンダルをおこして辛うじて食いつないでいる様なものか? それにしても、 「平和志向 = 覚悟のなさ」 が太陽政策の 「後遺症」 だ、なんてよく言えますね、おまけに隣国国民のことをですよ。裏を返せば、「戦争」 をする 「覚悟」 を決めてさっさと荒療治をしろってことになりゃぁしませんか? 上掲ワシントンポスト紙は実によく見ていると思いますよ。


なお、DPRKのサイト News From KOREAN CENTRAL NEWS AGENCY of DPRK (英語) および http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/ (日本語) は更新されていない様子。翻訳の優先順位が低いのかも。それどころではないのでしょう。