また高齢者が犠牲となる踏切事故3件
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また高齢者が犠牲となる踏切事故3件の報道が;
【兵庫県川西市絹延町】
【横浜市神奈川区子安通】
- 自転車の男性、踏切渡り切れず? 京急線にはねられ死亡/横浜
2013年11月13日、カナロコ -- 神奈川新聞社
"−−−横浜市神奈川区子安通1丁目の京急線子安第1踏切(遮断機、警報機付き)で、自転車に乗った同区内に住む無職男性(71)が泉岳寺発京急久里浜行き下り快特電車にはねられた。男性は頭を強く打ち、まもなく死亡した。 (中略) 現場は上下線計4本の線路が通る踏切で、長さ約18メートル。男性が踏切を渡り終える前に遮断機が下りたとみられ、近くにいた作業員らが遮断機を持ち上げて助け出そうとしたが間に合わず、自転車の後輪が電車と接触したという。 (以下略、引用終わり)"
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- 【横浜鉄道センター】子安第1踏切
"子安駅のすぐ横浜よりにある踏切です。"
- 【横浜鉄道センター】子安第1踏切
- 横浜の踏切で男性死亡 自転車の後輪はねられた衝撃で頭部強打
2013.11.13 18:18、MSN産経ニュース
"−−−近くにいた京急線の作業員や60代女性の目撃証言では、男性は遮断機が閉まった踏切内で自転車にまたがり、「出られない、出られない」と訴えていた。 (以下略、引用終わり)"
【世田谷区等々力】
- 96歳女性はねられ死亡=病院帰り、踏切渡りきれず—東京・世田谷
時事通信 - 2013年 11月 01日 19:30 JST 更新、WSJ.com
"−−−東急大井町線尾山台駅のすぐそばにある踏切で、(中略) 病院から自宅に戻る途中で、1人でカートを押して歩いていたが、踏切内に入った後に遮断機が下り、立ち止まったところを急行電車にはねられた。 (以下略、引用終わり)"
- 96歳女性、踏切渡りきれず電車にはねられ死亡 東京・世田谷区
削除済み フジテレビ系(FNN) 11月1日(金)19時10分配信
"−−−世田谷区等々力の東急大井町線・尾山台駅の前で (中略) 遮断機が下りてきた際、カートは踏切の外に出ていたが、塩路さんの体は、踏切内に取り残されたままだったという。 (以下略、引用終わり)"
- 尾山台駅付近の地図
[:W450]
高齢化社会とは言いながら、交通システムには必ずしもお年寄りの特性など反映されているとは限らない様です。思いつくまま上掲事故の原因・特性など順不同に挙げてみると;
- 踏切の距離の長さと踏切遮断の時間の長さが、お年寄りの歩くスピードでは安全に渡り切れない設定? 警報が鳴り出してから慌てて進入したのでは尚更。
- 杖のあり無しが関係するかはわかりませんが、何故踏切内で転倒するのか? 道路面とレールの間に隙間があるからつまづき易いのか?
- やっかいなのが自転車。年齢性別に関係無く、また踏切内に限らず、自分の足が地面に楽に着かないママチャリなど運転している場合、停止・発進に手間取る運転者が多い様に見受けられる。まして踏切の構造によってはタイヤが路面とレールの間にハマることがあるかも。
- 電車の運転士が、踏切内に残っている人間を発見してから急ブレーキをかけても間に合わない。乗客の安全も考慮しなければならないので極端なパニックブレーキもかけられないし。
- 踏切内のセンサーが、転倒した人間など感知出来ない。
踏切は無くするに限るけれど、存続させる場合−−−
- 構造を見直す; 踏切を短くするのは難しい、退避ゾーンなんて設けられない踏切が多い、道路とレールの隙間は無くならない等々限界はある。
- 遮断の時間を長くする; 横断待ちのせっかちな人間をイラつかせて無理な横断を誘発し兼ねない。
- 警報が鳴り出したら踏切に進入しないなどルール徹底の呼び掛け; 聞く耳を持たないヤカラが多い。
- チャリは降りて押して渡る; 運転者+チャリで倍以上の幅が必要ゆえ歩行者の邪魔になる。
- 歩道橋・跨線橋・横断者用地下道; 前にも書いた通り、高低差の解消を歩行者、特に高齢者に負わせるのはおかしい。
云々、鉄道会社にはそんなことを専門に考えている人間がいると想像しますが、特効薬は無いのかも。でも出来ることはやらないと、社会の高齢化に伴い、踏切事故もうなぎ昇りってことになり兼ねない。
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