遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2013年10月6日(日) まちあるき; 羽田空港国際線ビル、川和踏切事故 (10月7日加筆)

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パソコンにへばり付き過ぎで肩が猛烈にこっているので、少なくとも雨が降りそうもなく快適そうな気温を逃さず急きょまちあるき。羽田空港まで行って、ラーメン食べて帰って来ることに。


ルートは昨年8月5日のものを少しだけ変えて ⇒ 06Oct13 まちあるき.xls 直



実績は上掲Excelに反映済み、ほぼ予定通り10時間で到着。


帰りには横浜線下りで中山駅を通過。ドアにへばり付いて川和踏切の様子を見ようと思いましたが、暗い中比較的明るかったものの一瞬であったため殆ど見えず。現場ではまだ減速 (ブレーキ) モードには入っていなかった様に思います。


不幸にして亡くなられた村田奈津恵さんには 首相からの書状 やら 神奈川県や横浜市、県警からも感謝状 が手渡されたのは当然、またお通夜に当たっては参列者が斎場の外まで列を作ったそうですから、異例のこと。


村田奈津恵さんにはどんな賛辞のことばでも相応しいと思います。あの状況で咄嗟にあの様な対応は、私などには到底出来ない。ただ、村田奈津恵さんを批判する意図は毛頭無いことを断ったうえで敢えて言うなら、『勇気を称賛』 するだけなら大きな違和感を感じます。私はむしろ、真に称賛されるべきは他人・弱者へのおもいやりと思う。ご自身の身の安全は恐らく眼中になかったのでは。


たとえ美談ではあっても、今回の様な悲劇は繰り返されてはならない。従って今回の事故の経緯は徹底解明されるべきでしょう。村田さんは何故犠牲となったか? 電車にはねられたから。では何故はねられたか? 警報が鳴り遮断機が下りて電車が接近する中、線路上に倒れたお年寄りを助けようとしていたから。 では何故お年寄りは倒れていたのか? それを関知するシステムは無かったのか? その上で再発防止を考えるのでなければ、そのうちいつもの様に皆忘れてしまい、またどこかで発生するでしょう;

  •  横浜線中山駅踏切死傷事故


    −−−現場の踏切には、立体的にレーザー光線を出す最新型の障害物検知器が1基設置されていたが、主に自動車を検知する設定になっていたことなどから、人間には反応しなかったとみられる。 (以下略、引用終わり)


いつも思うことですが、最新技術はカネにならない限り活用されない風潮があります。また、それは当然、と云う風潮もある。人命より経済原則最優先。踏切内やら線路内に人がいるかどうか、ピンポイントで空から人を殺せる程の現代の技術をもってしても感知出来ないものでしょうか?


踏切事故で自動車や電車車両が損傷しても、復旧や修理、代替え輸送などはある程度カネで解決可能。でも人命 (電車の乗客だけではありません) はそうはいかない。何を守るべきなのか? 踏切なんて前時代的なものを全廃するのが理想ですが。


そんなことを考えながら、こころの中で手を合わせて帰宅。

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