遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

中国との領土問題 Watch

   2012年9月18日; 中国での 反日・抗日デモの様子


尖閣国有化問題に関する中国政府の動きに関しては、 英語版 人民日報特集ページ で確認することにしています。 人民網日本語版--人民日報 でもよいのかも知れませんが、相当以前このメディアの各国語版を比較・確認した時には日本語の記事更新が最も遅い・プアであったため、爾来英語版に頼っています;


Internationalization of Diaoyu Islands issue cannot make water muddy (1/2)
  (People's Daily Online) 07:56, September 20, 2012


China urges Japan to "return to negotiations" for dispute settlement
  (People's Daily Online) 09:13, September 19, 2012


再出航、当面見合わせ=香港の尖閣抗議船
  時事通信 9月20日(木)20時17分配信


2012年の中国における反日活動 - Wikipedia

2012 China anti-Japanese demonstrations - Wikipedia

2012年中国反日示威活动 - 维基百科,自由的百科全书

   内容の比較をやってみると面白そう。



『中国の対応は想定外』 なんて盗電みたいなトボけた言い訳は聞こえるが、対する日本の動きがよくわからない。21(金) の民主代表選が終わるまでは放っておくつもりらしい;


「経済制裁強化すれば多くの中国人が職失う」 影響懸念する一般市民
  産経新聞 9月20日(木)17時50分配信

   『暴徒化したり、インターネット上で過激な発言を繰り返したりする“好戦的”な中国人は13億人の一部。「人民のため」とうたう共産党政権に、一般国民の声は届いていない。』、だからアカの中国はダメなんだ、と云う論旨らしい。ところでここで云う 『一般市民』 って、13億のうち何億人を指すのかな? それともたかだか10人以下のハナシかな? このテのよくある幼稚な中傷が通るなら、 『尖閣国有化に反対する日本の一般市民の声は、利権争いを国益に優先させる政権・永田町には届いていない』 はそれ以上に確かでは?

    この嫌中・反民主党アホメディアは、一方的な尖閣国有化こそが 『日中関係が加速度的に悪化し中国人が職を失う』 根本原因であり、政治的混乱から解決の有効な試みが何らなされていないことが制裁の続く直接原因であることはお忘れらしい。いや待てよ、そうじゃあなくて、経済制裁より戦争を仕掛けて欲しいのかな? 某都知事「日本は簡単には負けない」 とか 「寄らば切るぞ」 って言ってるみたいですし。いつか通った道、怖くは無い。一億火の玉−−− かな?


ところでこのアホメディアの以下記事を見かけて笑ってしまいましたね。ヒトのことが言えた義理か?


「ネットでみんながいっているから」信じるだけで“共犯者”に
  産経新聞 9月19日(水)22時7分配信

   この記事の締めくくり 『疑うことが悪い訳じゃない。そこから検証を始めることが、真実に近づく第一歩になるからだ。だがしかし、検証なき疑いは何も生み出さないだけではない。その「実は…」に悪意が含まれていれば、信じるだけで被害を拡散させる“共犯者”になることを忘れないでほしい。』 、一字一句変えずそのままアンタらに返しますよ。 シリアやイランに関する報道もしかり、 「社会的責任の大きい」 筈のメディアは殆どアメリカの共犯者ではないか。


橋下氏も被害…ネット上のデマご用心「発信力に陶酔」
  2012/09/18 16:56更新、イザ! (産経新聞

   この記事の締めくくり 『事実とデマの境界線が曖昧なネットの世界。井上氏は「読み手はメディアリテラシー(情報を評価、活用する能力)が求められる」としている。』 、これは何もネットの世界に限らない。この頃は、特に911以降、新聞でさえその例外ではないと云う認識が欠けてますね。 『根拠のない陰謀論、個人が事実を曲解した感想などが 「記事として」 出回っている』 、これも真なりです。それにネットと新聞の境目だってどんどんあいまいになっているし。


「侵略忘れた日本に中国人は怒って当然」 岩井俊二監督のツイートが物議
  J-CASTニュース 9月20日(木)19時52分配信

   至極当たり前の主張のひとつ、それが物議を醸すことの方がおかしい。

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