遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2012年 〜 平成24年 こどもの日おめでとう ! 母にも感謝 !

こどもの日 五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。


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残念ながらこどもの虐待などすさんだ事件も多いのですが、2012年5月5日 −−− 例年と異なり今年は、こころより 「おめでとう」 と言える記念すべきこどもの日と云えそう;


 北海道電泊3号機、5日停止=稼働原発、42年ぶりゼロ
   時事通信 5月4日(金)14時52分配信


   “原発銀座”の記録3万6000枚 「全停止」の日、後世のために…
     産経新聞 5月4日(金)1時59分配信



制御不能かつ事故の際は周辺国での生存さえ脅かすシステムを子孫に残す訳には行きません。もちろんこの代償は日本全体として払わなければなりませんが、所詮カネに換算出来る範囲のこと。全原発停止の事態は全く予想していませんでしたし、原発を擁する国としては世界初の事例でしょうから、日本新生の願っても無いチャンス。今日が新たなスタートです。


新エネルギーに飛び付くのも悪くは無いが、まずメーカーを利するだけの手あかにまみれた 『省エネ』 やら 『Co2削減』 なんてタワゴトを否定して、増え続けるエネルギー消費を削減するのが最優先。消費の拡大 = 経済の発展なんてパラダイムは幸いにして311で崩れ去ったと解します。別に時代を昭和に逆戻りさせるワケではありません、テクノロジーの使い方を根本的に変えると云う事。その過程で切り捨てられる利便性もある筈だし、慣れるまで不便に感じることもある筈。それが代償。でも幾ら脅されたって、原発事故の様に何かに汚染されるワケでも死ぬワケでもないでしょ?


それと並行する優先事項は、現有発電設備の維持・更新。大規模な発電設備の新設は非常に難しいでしょうから。エネルギー消費の削減度合いによっては、稼働率を下げて今以上に安全運転させることだって可能でしょう。それと併せ、発電設備を擁する地域にかかっているであろう負担を軽減すること。これも代償。


311以降、テキのヤリ口はよく見せてもらいました。原発再稼働を阻止するのではなく、再稼働出来ないことを思い知らせるのが最も効果的でしょう。『安全確保』 なんて、 「政治的に妥協しない限り」 今のレベルではあり得ない訳ですから−−− テキに屁理屈をこかせないことです。馬鹿なエリートを黙らせるには、リクツではなく現実を突き付けるしかありません。実に無力ですよ、頭でっかちですから。


また、新エネルギーに関しては、民間企業の努力を引き出すインセンティブは必要ですが、完全に任せてはいけない。民営化が万能なんて古色蒼然たる ワシントン・コンセンサス こそ、過去の屁理屈の最高傑作。営利を追求するその性格上、民間企業は国民の福祉なんて考えないし、その様な義務もありません。国が積極関与すべきでしょうね。我々は有権者として関与出来ますから。左右だのアカアオだのの問題ではありません。


さて、このチャンスを活かせるか。
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