遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

原発再稼働に関して、 原子力規制委員会設置法案に関して

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政府の勝手な決定に対する国内外の反対や疑惑は収まる気配無し。当たり前;


原発再稼働に抗議するデモ、都内で続く
  AFP=時事 6月24日(日)13時57分配信

  Nukes away: Thousands protest Japan’s return to atomic energy (PHOTOS, VIDEO)
    24 June, 2012, 07:05, RT


Japan’s nuclear ambition
   06-22-2012 17:47, The KoreaTimes


原発再考 2919トン 収容限界「核のゴミ」 それでも「六ケ所村」は動かない
  産経新聞 6月24日(日)13時39分配信

  −−−原発の再稼働は使用済み燃料からプルトニウムを取り出し、再利用する「核燃料サイクル」とのセットで考えなければ、増え続ける“核のゴミ”に悩まされることになる。 (中略) 建設中の再処理工場は、使用済み燃料からプルトニウムを取り出し「プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料」に加工する。稼働すれば、年800トンを処理できる。しかし、廃液処理施設でのトラブルが続き、さらに東日本大震災で工事は中断。今年4月に再開したが、操業開始は当初予定の平成9年から15年以上も遅れている。 / 東京電力福島第1原発事故を受けた国の核燃料サイクル見直しも、計画に影を落とす。国は使用済み燃料を全量再処理するという従来の方針に、「再処理を断念して地中に埋設」「再処理と埋設を併存」を選択肢に加えた。 (以下略、引用終わり)


   読売新聞 関西版 6/5付け ●●産業の意見広告 / ウィキペディア

    −−−国際的に資源の争奪が激化する中、エネルギー自給が困難なわが国こそ、自らが勇気をもって、永年に亘り蓄積した原子力に関わる高度な技術力で、原子力発電の安全性の維持と向上に貢献するリーダー的役割を果たすべきではないでしょうか。  −−− 今こそ冷静に現実と向き合い、原子力発電の安全性を高めた上で、安全が確認された原子力発電所速やかに稼働させ、これを活用しながら、段階的に再生可能エネルギーへの移行を図っていく、そんな道をみんなで考えなければならない…。  (馬鹿馬鹿しい、以下略)




意見を申し述べるのは自由。しかしこの広告は小学生の作文並み、ってことは社長さん以下皆−−−? 「自らが勇気をもって」 (失敗 〜 事故を恐れるなって意味?? 取り返しのつかない失敗ってのもあるのだけれど) 「高度な技術力」 (誰が持ってるの?? 二枚舌・三枚舌やらゴマカシ、隠ぺい、隠滅、責任回避 −−− などの技術は確かに高度幼稚だけど。世界中の笑いもの。311後、どこかの国やら組織が日本の対応を称賛しましたか??) 「原子力発電の安全性の維持と向上に貢献するリーダー的役割を果たすべき」 (コトバに酔ってますね。でも誰がやるの? 誰に出来るの? いつ出来るの?) 「安全が確認された原子力発電所」 (安全の定義をハッキリしてよ、 「勇気」 を持てば安全、なんてナシだよ) 、等々勇ましいコトバだけが空しく踊ってませんか??? 「冷静に現実と向き合」 うべきなのは他ならぬアンタだよ、 stupid !!


水洗トイレなら (注: 今でも汲み取り式は残っているみたい。懐かしのバキュームカーをよく荻窪駅周辺で見かけましたっけ。水洗トイレと違って、どれだけ溜まっているかが見えるってメリットがありますね。お釣りが来ると云うアラーム付きだし) 水を流せばうんこは垂れた本人の目の前からはキレイに消えますが、それで完了ではない; その後 浄化槽 経由下水管に流れて処理されるし、汲み取り式だって し尿処理施設 へ送られ 処理 されます。 ところがこの様な後工程 (あとこうてい) さえ決まっていなければどうなりますか?


また 「地中に埋設」 ったって、一体どこの誰の土地の地下に埋めるつもり? 地上の無い地下は無いことをお忘れの様で。日本中皆、自分の住居の地下には絶対に埋めさせませんよ。それでなくとも殆ど全てが 「想定外」 の地殻活動の活発な日本ではこの選択肢は無いでしょう。


今更手遅れだけれど、安全な処理の技術が存在しないままうんこを垂れ流し続けたツケが今回って来ている訳で、更に垂れ続けようと云うアタマの構造がわからない。クソまみれフェチ、スカトロ好きのオタクとしか思えない。


電力危機が招く経済的、社会的影響は深刻です」、そんなことは皆承知。カネを払うのは結局利用者であり納税者である我々であり、企業は負担なんかしないでしょ? しかし核の事故が招く影響は、その比ではない。311以前は事故の確率なんて笑い飛ばせるほど限りなくゼロに近いし、万が一の場合でも何重もの安全策が講じられていると信じ込まされて来ましたが、フタを開けてみたら−−− 「低炭素社会を目指す基本姿勢」 から原発再稼働を切望するなんて欲ボケしたタワゴトが生存を脅かすことがまだわからないか? 馬鹿さ加減を敢えて晒してくれた 「勇気} だけは評価しますが。


まず、溜まりに溜まった核うんこの安全で完全な最終処理方法を発見・発明すること。(これが出来たら世界のリーダーどころか救世主。) そしてうんこを処理すること。その上で、安全が確保され、かつまだ必要不可欠なら原発再稼働、のストーリーであれば文句は言いません。



浜岡再稼働、数年ない=静岡知事
  時事通信 6月25日(月)20時47分配信

  −−−川勝知事は同日の定例記者会見でも「政府から浜岡は特別と言われている。安全と言われた場合、なぜ安全と言えるのかという説明がない限り再稼働はあり得ない」と述べた上で、「現在の状況では、今は再稼働できる状況は皆無だ」と指摘した。 (記事終わり、引用終わり)


志賀原発運転差し止め求め提訴へ…住民や議員ら
  読売新聞 6月25日(月)20時3分配信

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