ウゴ・チャベス大統領に関する アホメディアの呆れた報道 ついでに UNHATE worldwide campaign by United Colors of Benetton: やるじゃない!! 続報2
これはヒドい、露骨なアメリカへのお追従でしかないアホメディアの報道;
チャベス大統領、金塊引き揚げ 4選へ意識、資産凍結にらみ
産経新聞 12月10日(土)7時55分配信
−−− 金塊引き揚げの真意をめぐっては、大統領ががんで余命2年とも伝えられ、指導力に陰りが見え始める中、国民への派手なパフォーマンスで人気を保ち、大統領選で4選を目指すとの見方がある。
今年10月には、大統領の友人だったリビアのカダフィ大佐が豊富な海外資産を差し押さえられて力を失った結果、政権を追われて死亡した。英BBC放送は、大統領が金塊を手元に置くことを決断した理由にはこの「恐怖」があると伝えている。 (くだらねぇ記事終わり、引用終わり)
この、ベネズエラによる金準備の自国への送還は 過去記事 中の引用記事 『チャベス大統領、金産業の国営化と金準備の送還を発表 (リンク切れ)』 にて紹介の様に、8月には発表されておりました。
このアホメディアが 『国民への派手なパフォーマンスで人気を保ち』 と言うなら、20年に渡って国連決議を無視し続け *1 、大統領選挙を控えて札束の乱れ飛ぶ某テロ国家は一体何なのか? また 『チャベス大統領がカダフィ大佐の二の舞になることを恐れている』 なんて、一体ベネズエラと云う国をどの様に理解しているのか大変疑問。どこにあるかさえ知らないでしょう。チャベスはアメリカに楯突くアカのキケンな独裁者、と云うイメージキャンペーンに乗っかってるだけ。アカはまだわかるとして、 『独裁者』 の定義を提示出来るものならしてもらいたい。
今回の金準備の引き揚げは、勿論チャベスの政治的なパフォーマンスもあるでしょうが、むしろベネズエラ国家資産の防衛が主目的でしょう。世界を引っ掻き回す米英による違法な 『他国資産凍結』 に備える意味も確かにあるでしょうが、それ以上に、言い方は悪いが 「取り付け」 の意味もあるのでは? 何の役にも立たない 「専門家」 が 「金塊が英国にあってもベネズエラにあっても大きな違いはない」 と言っておりますが、本当にそうか? 通常手元にはおかない資産である金地金が実在するのかは疑問、と云う指摘は随分前からありますよ。言い方を変えるなら、金市場イコール 「金のふりをした紙の市場」。ドルもユーロも米英覇権も危機的な状況にありますから金が最後のよりどころなのですがね。いざタを開けてみたら空っぽだった、では困りますよね。
なお金取引・金市場に関する 田中宇さん記事 リンク先を以下紹介しておきます (旧いものは無料で閲覧可);
◆[http://tanakanews.com/sj.php?n=10868:title=【2011-08-20】 ベネズエラの金地金回収は金取り付け騒ぎの前兆? (有料記事)
◆操作される金相場(2)
2010年4月5日
◆操作される金相場
2008年11月7日
アメリカのエジキになるまいとする南米ベネズエラのポジションは理解出来ないでしょうね、奴隷の地位にどっぷり浸り切ったアホメディアには。 先日紹介 の中南米・カリブ共同体の存在意義はそこにもあるとおもう。
チャベスついでに、2011年月日付け UNHATE worldwide campaign by United Colors of Benetton: やるじゃない!! 続報 その2を短く;
◆米大統領との合成キス写真、チャベス氏「うまいジョーク」
ロイター 12月7日(水)13時49分配信
−−− 記者団から写真について聞かれたチャベス大統領は、写真を初めて目にしたとし、「あいさつ程度の軽いキスだ。こんなことには慣れている。ちゃかされても笑い飛ばすのが私という人間だ」と語った。 (以下略、引用終わり)
◆Chávez se mofa de comercial que lo muestra besando a Obama
06-Dic 05:28 pm by AP @ El-Nacional.com (ベネズエラ)
◆Venezuela’s Chavez gets a laugh at Benetton photo montage of him kissing Barack Obama
By Associated Press, Published: December 7 @ The Washington Post
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