遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その219: 土砂災害、 余震・地震 〜 釈愚式予測・仮説、 日本地震学会、 震災関連

土砂崩れダムWatch



 奈良の土砂ダム「越流なかった」…国交省が修正
   読売新聞 10月15日(土)20時22分配信

   台風12号により発生した河道閉塞箇所、ヘリによる監視を実施
     平成23 年10 月15 日20時00分 / 近畿地方整備局 記者発表


 <土砂ダム>奈良県五條市で越流の可能性 警戒呼びかけ
   毎日新聞 10月15日(土)15時33分配信
   下掲資料参照。

 台風12号:仮設住宅の建設始まる 十津川と野迫川の5地区に57戸 /奈良
   毎日新聞 10月15日(土)15時18分配信



  土砂崩れダム リンク集

    近畿地方整備局 記者発表

     
     
     出典: 奈良県五條市大塔町赤谷ほか5地点の水位情報について(16時00分情報)



  [地方気象情報:近畿地方

   大雨に関する近畿地方気象情報 第11号
     平成23年10月15日16時00分 大阪管区気象台発表

     −−−15日18時から16日18時までに予想される24時間降水量は、多いところで、奈良県 60ミリ / 和歌山県 70ミリ (以下略、引用終わり)


  解析雨量・降水短時間予報:近畿地方

  週間天気予報: 奈良県
  週間天気予報: 和歌山県


  紀伊半島地震 (随時更新).xls 直

 気象庁


  
 左出典: 実況天気図(アジア) 平成 23年 10月 15日 09時
 右出典: 全球 水蒸気 カラー as of 2011/10/15 09:00 JST


 大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第4号
   平成23年10月15日04時50分 気象庁予報部発表

   −−−16日6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で / 東海地方 150ミリ / 東北地方 100ミリ の見込みです。/ 近畿地方ではこれまでの雨により土砂災害の危険度が高まっている所があります。平成23年台風第12号による記録的な大雨により災害の発生した、近畿地方和歌山県奈良県)では、新たな土砂災害の発生するおそれがありますので、引き続き警戒が必要です。 −−− 「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」はこれで終了しますが、地元気象台の発表する、警報や注意報、気象情報に留意してください。 (記事終わり、引用終わり)


 大雨のち真夏日も?
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/10/15(土) 午前 10:22

   −−−明日(日)になると、関東以西の天気は回復し、晴れる見込み。そして注目するポイントは、関東地方の気温。 / 関東の上空1500メートル付近には15℃以上の暖気が流れ込んでおり、この暖気は天気の回復するあすの日中にかけても居座る見込み。 / 一般に、よく晴れると、地上の気温は上空1500メートル付近の気温より15℃程度は高くなるもので、あすの関東地方は地上の気温が30℃前後に達するポテンシャルを十分に持っていることになります。 / 西谷のため、予想よりも雲が多くなる可能性もありますが、海風の影響が少ない関東の内陸部では、季節外れの真夏日という可能性もあるかと思います。 / ちなみに、東京の真夏日最晩記録は、1915年10月9日の31.3℃です。 (記事終わり、引用終わり)



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況


  浦河沖地震 (随時更新).xls 直


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁

   参考: 動画:気象庁 最新の地震活動状況(速報)
     1時間毎の震央が地図上にプロットされる動画。


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

    環太平洋 / 半球



【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測 ※ 土日祝は基本的に簡易版


   10月15日午後 〜 16日地震予測 (簡易版)注意報なし
    2011年10月15日 12時00分35秒

    −−−全体概況:黒点数が多く地震発生が抑制されると考えています。現在のところ地震抑制力のほうが強まっています。 (以下略、引用終わり)

     記事後半には、地震発生に関わると考えられる8つの要因毎に、地震抑制効果有無および概況が記載されてています。


  10月14日午後 〜 15日地震予測
    2011年10月14日 15時00分56秒


 ■ 更新・考察


  (考察) 大潮と地震発生頻度について
    2011年10月15日 10時12分14秒

    −−−大潮というのは太陽と月と地球が一列に並ぶために干満の差が大きくなる訳ですが、それは潮の干満だけでなく、地球の形状も通常よりは強く楕円形になります。だから、地震発生に関わる因子が安定していても、大潮の今の時期に地震が増加しても不思議ではないのです。  (以下略、引用終わり)

     気象庁でも大潮情報を発信しています。(サンプル) 特に311震災後は、東北地方から関東地方北部にかけての太平洋沿岸で地盤が大きく沈下した結果、満潮の時間帯を中心に海岸や河口付近の低地で浸水や冠水のおそれがあるため。


  (考察) 2010年1月から2011年10月14日までの黒点数の推移と地震発生について
    2011年10月15日 01時57分35秒


    黒点数について、NOAAのここ1年10ヶ月の長期にわたる情報を整理してみました。 −−− 2011年になると途端に黒点数が増加しています。これは、平年差での観察で2011年から突然平年差の動きが激しくなるのと対応しています。 −−− 巨大地震の発生時期を予測するために、あれこれ考察していたころに冷熱塊の形成のあと早ければ半年ぐらい後に巨大地震が発生している、というような記事を書いたことがありましたが、少なくとも3.11の地震についてはこの見解が正しかったように思われます。そして、このあたりのデータがもう少し出揃ってくると、温熱流と冷熱流の正体がいよいよ解き明かされることになります。そして、地球の内部の本当の姿がいよいよ解き明かされる、ということですね。 (以下略、引用終わり)



 ■ 釈愚さん新ブログ立ち上げ


  新しいブログを立ち上げました
    2011年10月15日 21時48分59秒

    −−−その現代的な意義が見出せずに、見捨てられそうになっている仏教を再構築するという取組みです。知的フレームとしての仏教は、おそらく明治維新のあと150年間ぐらいはまったく更新されていないために、日に日に陳腐化しているというのが実情です。しかし実際のところは、この仏教の哲学は、最先端の西洋哲学も含めて、今だにこれを凌駕する哲学は現れていないと言っていいでしょう。さらに、現在もっとも必要とされている哲学であることは間違いないと思っています。 (以下略、引用終わり)


      


   現代仏教における<悟り>を哲学する


   信者ではない私は、仏教に関しては ひろさちや (Philo - satya) さんの著作しか読みません。釈愚さんの目指すところとは恐らく異なると思いますが、私も仏教が 「現在もっとも必要とされている哲学」 であることに異存無し。なおサイトは落ち着いた色使いで非常に穏やかな雰囲気なのですが、水色+白地の富士山の背景に白文字は、読むのに少しホネが折れそう。水色地のところへ文字が表示される様にスクロールすれば問題はありませんけど −−−




日本地震学会2011年度秋季大会 も本日15日が最終日、特別シンポジウム が開催された筈。順次報道されるでしょう;


「大きな敗北」「非常に反省」=予知不可能の意見も―大震災で特別シンポ・地震学会
  時事通信 10月15日(土)16時47分配信

  −−−政府や研究者の地震予知に否定的な立場のロバート・ゲラー東京大大学院教授は「大震災を受け、地震発生の仕組みの研究や国の地震対策などはリセットするべきだ」と述べた。同教授は「東北でM9級の巨大地震があり得るという研究成果はあったが、国や学会で見逃されていた」と強調。地震予知が重視される現状を批判し、「政府が仮定している地震と、実際に発生するものが一致していない。正確かつ識別可能な地震の前兆は存在せず、現時点での予知はできない」と断じた。

   ロバート・ゲラー 教授の発言には共感するところ大。別に教授が悲観的な訳ではなく、今のまま無意味な予知を続けるのは止めましょう、方向を見直しましょうということ。以前紹介したかも知れませんが  2011年4月14日付け 日本の地震学、改革の時 / Nature 特別翻訳記事 にて、『日本政府は、欠陥手法を用いた確率論的地震動予測も、仮想にすぎない東海地震に基づく不毛な短期的地震予知も、即刻やめるべきだ』 と主張されています。


震災関連では;


7年前と同じ=宮城の被災地に息をのむ―スリランカ女性
  時事通信 10月15日(土)15時24分配信


モンゴル政府:核処分場建設計画を断念 日本に伝達
  毎日新聞 2011年10月15日 2時30分

   過去関連記事 中紹介の モンゴル核処分場計画 米「核なき世界」へ思惑 リンク先は削除されていますので、 核処分場:モンゴルに建設計画 日米、昨秋から交渉 原発ビジネス拡大狙い および モンゴル核処分場計画:米「核なき世界」へ思惑/核燃料サイクルと日米モンゴルの狙い 参照。これでも原発を稼働・拡大させ続けるのか? クソを出さずに食べ続ける様なもの。