遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その256: 土砂災害・荒天、 余震・地震 〜 釈愚式予測・仮説、 震災関連

土砂崩れダムWatch


 「深層崩壊」解明へ 奈良県、紀伊半島豪雨受け
  産経新聞 12月2日(金)15時9分配信


   −−− 土砂災害防止法は、危険箇所の周知や建築制限などを目的に危険度に応じて警戒区域を設定し、住民の生命に関わる危険性がある地区を特別警戒区域として都道府県知事が指定する法律。同県は現在、警戒区域約4500カ所、特別警戒区域28カ所を指定している。

   しかし、同法は予知が可能な表層崩壊などが対象で、発生メカニズムが未解明の深層崩壊は対象外としている。国土交通省などが昨年、「深層崩壊推定頻度マップ」を公表しているが、実情は過去の深層崩壊の発生事例をもとに頻度を推定するしかないという。 (以下略、引用終わり)



  土砂崩れダム リンク集


    近畿地方整備局 記者発表


      12月2日 (金) はヘリによる目視報告無し。緊急工事の進展は 平成23年台風12号により発生した河道閉塞箇所における緊急工事の実施状況について 参照。



  地方気象情報:近畿地方


   大雨と落雷及び突風に関する近畿地方気象情報 第3号
    平成23年12月2日16時00分 大阪管区気象台発表


     −−− 近畿地方南部では、3日未明から朝にかけて激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。台風第12号による記録的な大雨で、奈良県南部の災害の発生した地域では、土砂災害に注意して下さい。 (以下略、引用終わり)


  解析雨量・降水短時間予報:近畿地方

  週間天気予報: 奈良県
  週間天気予報: 和歌山県


  Sep11以降国内M1以上の地震 (随時更新).xls 直

 気象情報


  
 左出典: 実況天気図 平成23年12月02日18時
 右出典: 日本域 水蒸気 カラー as of 2011/12/02 18:00 JST


   暴風と高波に関する全般気象情報 第2号
    平成23年12月2日16時20分 気象庁予報部発表


     −−− 3日は、低気圧の影響で西日本から北日本の広い範囲で荒れた天気となるでしょう。4日は強い冬型の気圧配置となり、北日本では非常に強い風が吹き、大荒れの天気となるおそれがあります。暴風や高波に警戒して下さい。 −−− <大雨> −−− 3日18時までの24時間に予想される雨量は、西日本から北日本の多い所で90ミリから120ミリの見込みですが、平成23年東北地方太平洋沖地震の被災地や、平成23年台風第12号により災害の発生した地域などでは、土砂災害に注意してください。 (以下略、引用終わり)

   週末は西日本から北日本にかけ大荒れの天気に
     読売新聞 12月2日(金)16時58分配信


 荒れる週末 気温も乱高下
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/12/2(金) 午前 10:27

   −−− 北海道・下川町では氷点下18.9度を記録。富士山頂より低く、今季、全国で一番寒い朝を迎えました。これは寒冷な高気圧の影響ですが… / 3日(土)は主役交代→低気圧が日本の天気を支配低気圧に吹き込む南風でまた暖かくなりそうです。そして、この低気圧は普通の低気圧ではなく、中心気圧が3日→4日にかけて20hPa以上下がる、いわゆる「爆弾低気圧」です。このため、この土日は荒れ模様の天気になりそうです。 (以下略、引用終わり)

    爆弾低気圧 / 低気圧、ウィキペディア によれば、 『日本付近は世界の中で爆弾低気圧の発生がもっともよく見られる地域である』 とのこと。なお 爆弾低気圧の一生 も参考になりました。

   東日本、この冬一番の冷え込み…被災地も氷点下
     読売新聞 12月2日(金)13時59分配信

      今日は所用があってお昼をはさんで4時間ほど相模原市内を歩き回りましたが、薄着で予想しなかった低温であったこととハラが減っていたため、手やアゴは痛くなるし体は震えるし、散々。寒い時に体をちぢこめるとかえって寒さが身にしみるので逆に胸を張ると相当我慢出来るのですが、体内で燃やすものがないとそれも役に立たず。ほんの少しだけ東北やトルコの被災者と同じ思いをしましたね。



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況

    印は、概ねM5以上の同じ地震。(発生すれば)


  Sep11以降国内M1以上の地震 (随時更新).xls 直


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

   
   


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁

   参考: 動画:気象庁 最新の地震活動状況(速報)
     1時間毎の震央が地図上にプロットされる動画。

   2日09時50分頃 / 宮城県沖 / M4.7 / 震度3 / 震源の深さ 約50km


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

   環太平洋 / 半球

   Magnitude 4.8 - NEAR THE EAST COAST OF HONSHU, JAPAN / 2011 December 02 00:50:32 UTC



【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測 ※ 土日祝は基本的に簡易版。 なお現在お休み中の予測は12月5日 (月) より再開予定。


   


 ■ 最新記事


  




以下、他の震災関連ニュース・トピックス;


原子力協定、6日に衆院通過 自民異論で先送り
  産経新聞 12月2日(金)19時32分配信


脅迫続き震災がれき受け入れ断念-武雄市
  11.12.01 22:42、rescuenow.net

  −−− 佐賀県武雄市の樋渡市長は、11月28日に震災がれきを受け入れを発表。その後、県内外から電話やメールによる抗議が相次いだ。 / 抗議の中には、不買運動の呼びかけや市のイベントの妨害、「職員に苦しみを与える」などの具体的な脅迫もあった。 (記事終わり、引用終わり)

   このテの脅迫は愉快犯によるものでしょう。ネットの世界にも数多くいますが、その性格から誰にも相手にされず、その腹いせで、隠れて誹謗中傷やら脅迫。でも世の中結構うまく出来ていて、どこかで必ずしっぺ返しを喰らうのですが、それが理解出来るアタマも無い可哀そうな人種?


<吉田前所長>専門医「病気と被ばくの関係は考えにくい」
  毎日新聞 12月2日(金)13時4分配信

  「考えられない」 「あり得ない」 ではなく 「考えにくい」 と云うことは、無関係とは言えない、と云うことですね。吉田さん、まさか泣き寝入りするのではないでしょうね?


巨大地震で50メートル移動=震源付近の海底、史上最大―海洋機構
  時事通信 12月2日(金)6時2分配信

   The 2011 Tohoku-Oki Earthquake: Displacement Reaching the Trench Axis
    Science 2 December 2011: Vol. 334 no. 6060 p. 1240, DOI: 10.1126/science.1211554

   そういや海保も似たような発表行いましたね; 過去記事 に掲載したリンク先が変更になっていますが; 宮城県沖の海底が24メートル動く〜東北地方太平洋沖地震に伴う海底の動き〜 / 平成23年4月6日 海上保安庁』 。今回のJAMSTEC発表はそれより東側の深い日本海溝側の調査でしょうか。


海底地殻変動の観測強化へ=南海地震などに備え―海保
  時事通信 12月1日(木)21時48分配信