遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その148: 台風、 余震・釈愚式予測のこと、 『日本沈没』

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 気象庁


 
 出典:台風第8号 (ノックテン) + 台風第9号 (ムイファー)
   平成23年07月28日18時40分 発表


    8号は西へ、熱低b改め台風9号は北上、日本へ?


 大雨の危険が続きます
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/7/28(木) 午後 2:53



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

    環太平洋 / 半球




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測


   7/28午後〜7/29 予測 【注意報(低)】 維持
    2011年07月28日 15時00分00秒


    −−−(2)概況: / ここ数日は振り返ると、かなり落ち着いています。また、日本列島のかなりの範囲が冷熱流に覆われているにも関わらず、目だった地震はありません。沖合いでは地震が多く発生しているようにも思えますが、規模が小さいので内陸部まで震動が伝わってきません。 (中略)


    各地での地震の発生予測
    
    マーキングした箇所で必ず地震が起こるというものではありません。温熱流や冷熱流の動きがとくに顕著であったところ、温熱塊や冷熱塊の動きのために、地震が発生する可能性があると予測される場所についてマーキングしています。 (以下略、引用終わり)


  7/27午後〜7/28 予測
    2011年07月27日 12時00分00秒


 ■ 更新・考察


  (参考) ここ一ヶ月の冷熱流の動き (日本近海)
    2011年07月28日 21時54分52秒

  (参考) ここ一ヶ月の冷熱流の動き(広域)
    2011年07月28日 21時27分40秒


     縮尺を変えてフラッシュによる動画をアップされています。




小松左京さん:評伝 「小松コンピューター」の異名持つ
  毎日新聞 2011年7月28日 19時17分(最終更新 7月28日 19時24分)


   小松左京 さんと言えば、あまりその著作に接していない私などは1973年刊行の 『日本沈没』 を真っ先に想い出しますね。版数を重ねるごとに出版数が増え、上巻204万部、下巻181万部の計385万部まで伸ばしたと云うお化け作品だそうですが、小説のベースとなったプレートテクトニクス理論をその後高校で習ったこともあって、忘れられない作品・作家です。最初は映画かテレビで観て、その何年か後小説を読んだと記憶します。


  別記事 によると、 『−−− 小松さんと交友があった故村井英雄・大谷大教授は90年代前半、小松さんから聞いたエピソードを書き残した。「日本沈没」を執筆中の小松さんが、「日本列島の目方はなんぼあるのや」と言い出した。小説の主題の日本列島を沈めるために重量を知ろうとした小松さんは国土地理院に問い合わせ、係員がとっぴな質問に絶句してもあきらめず、電卓で実際に計算したという。 / そうして生まれた作品世界の一部は95年の阪神大震災東日本大震災を予言するものとなった。』 とのこと。小松さんの多才さも、興味や関連のあることをとことん追求しないと気が済まない性格? から来ていたのでしょう。巨星墜つ、の表現がふさわしいでしょうか。


  なお、懐かしいこの作品のことを調べてましたら、筒井康隆 作パロディー版 『日本以外全部沈没』 ってのもあったんですね。知りませんでした。


追悼として、以下 コラム・連載 / 長老の智慧 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン に昨年4回に渡って掲載された記事を紹介;

小松左京 その1【全4回】 SF小説で描き続けた科学の発達と人類への影響
  10/04/07 | 08:10


小松左京 その2【全4回】 文学と科学を一体化し新しい科学のイメージを開く (1/2)
  10/04/14 | 08:10


小松左京 その3【全4回】 僕のSFの出発点は戦争反対と核兵器廃絶 (1/2)
  10/04/21 | 08:10


小松左京 その4【全4回】 若い人には飢餓や地震など生々しい歴史を学んでほしい (1/2)
  10/05/06 | 13:10