遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

"IDF – the best time of my life,": 楽しそうなところですね!!????

パレスチナを違法に封鎖・占拠するイスラエルの(元)女性兵士によるあからさまな人権侵害のケースが話題となっています;

  • Storm over Israeli 'abuse' photos
    UPDATED ON:Tuesday, August 17, 2010 / 21:59 Mecca time, 18:59 GMT, Al Jazeera English


    −−−
    'What's wrong with that?'


    In an Israeli radio interview on Tuesday, Abergil said she could not understand the outrage over the photographs.


    "What's wrong with that? I don't understand," she told Israel's Army Radio. "There was no violence in the pictures, there was no disrespect."


    Abergil claimed that she was photographed "innocently," that the blindfolded and cuffed Palestinians were merely "in the background" of the photographs, and that the images had no "political significance." (以下略)


この馬鹿なねえちゃんの投稿した写真2枚 (Facebookからは既に削除済み) は以下の通り;




当然イスラエル軍 Israel Defense Forces (IDF) ) はこの行為を非難し、軍の内部では禁止していると表明 (YouTube投稿ビデオ 参照) していますが、この行為は今回限りのものではなくイスラエル兵士の間では日常茶飯事に行われている様です;


アブ・グレイブも今回の件も、軍隊と云う特殊な環境下では通常の感覚が麻痺してしまう、と云ういい例でしょう。このねえちゃんが将来自分の子供に自慢出来る様なことではない筈です。(そう思いたい。) 冒頭紹介の日本の記事中では 「パレスチナ人容疑者」 と記されていますが、イスラエルによる違法なパレスチナ封鎖・占拠の下でマトモな法が治めているとは思えませんから、実質は捕虜です。不審な点があれば問答無用で拘束し拷問したり射殺したり、軍の好き勝手。大日本帝国軍も、統治・占領していた地域でこの様な蛮行を行ったのでしょうか。


こころがこもっていない、下心ミエミエとはいえ一応日本の首相は、 「この植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、ここに改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明いたします。」 と発信しています。もちろんこれは日本の過去に関するものですが、現在別の地域で別の事情により起こっているが結果は同じ状況に対して何ら行動しないのであれば、過去から何も学んでいないことになりませんか? 日本は外面 『平和を希求する国』 だと思われたいのでしょうが、この状況に沈黙している事実がそれを台無しにしています。外交において、カッコだけの美辞麗句とご主人様の顔色をうかがう事なかれの態度は、日本や国連を破滅させるでしょう。


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