遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

従軍慰安婦問題 その2; 呆れた 「対朝日 2万人訴訟会見」

← 従軍慰安婦問題; 河野談話検証 〜 意図がわからない / 2014-06-20 ← 拷問禁止や表現の自由などに関する国連人権規約委員会の対日審査; 勧告 / 2014-07-25



朝日新聞をただす国民会議』 の訴訟会見のニュース 〜 あまりに幼稚で呆れる内容ゆえ、独立して短く紹介;



どんだけアホなのか。慰安婦問題の当事者の片方でしかない日本が仲間内だけで事実認定をしたとしても、それが 「国際的」 に認められるとでも思っているのか? 国際司法の場でもう一方の当事者も巻き込んでやるならハナシは別だけど。例によってカゲキな譬えをするなら、強姦の容疑者が、被害者の合意があったとする 「事実」 を勝手に認定して自ら無罪宣告する様なもの。それで世間も納得するだろうってか、2万人を超えると豪語する原告皆さまのアタマの中には何が詰まっているのだろう?



独善性丸出し、お山の大将。外国記者にケンカを吹っ掛けただけ、何も得るところが無いどころか、愚かな坊ちゃんと自分達が 『歴史修正主義者、ライトウイング(右翼)』 であることを改めて認識させただけ。



「真実の歴史」 なんてものは存在しない、あるのは過去の一連の確認済みの事実をどう理解するかの認識だけ。日本を現在貶めているものがあるとすれば、それは既に認めた過去の過ちそのものではなく、70年近くも経ってから歴史認識を一方的に改ざんすることでその一部あるいは大半を否定する行為。


また、戦後処理がいつまでも終わらないのは、時間が経ってもはや検証さえ出来ない不都合なデキゴトの枝葉末節への確執による往生際の悪さのせい、と私は思いますが。


愚かな坊ちゃんが再登場以来、この国はますます袋小路に。

.