遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2016年災害の締めくくり; パールハーバー、靖国参拝 補足; 愚かなアベの愚かな歴史認識

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敗戦の認識も反省も無いのは、先の戦争に関してその正当性を 『歴史戦』 で 「勝ち取る」 つもりだからでしょう。


にもかかわらずアメリカにはいい顔をしたくて、今更特に必要も無いのにわざわざ出かけるパフォーマンスを展開。西側皆さまは表立っては言わないものの、リビジョニストとしてのアベの評価は確たるものになった筈。


他方、アジアの周辺当事国とは正に過去の認識の食い違いが関係悪化を引き起こしているのに、それを解決しようという意図は感じられない。一方的にこちらの認識と解決策を押しつけ、それが理解できないのはそちらの責任だ、と突っぱねるだけ。某指導者の教え通りかな?

  • 責任は全て敵にある。戦争の責任についてドイツだけに責任があるのではない、と論じるのは間違いであって、例えそうだとしても、責任はすべて敵に負わせる事が正しいのである。重要なのは私の責任ではないと突っぱねるのではなく、あいつの責任だと突っ放すのである。単なる責任回避では卑怯者、腰抜けの誹りを免れない。人を相手に交渉する場合、弱み、手の内を見せたらやり込められる。責任を取るのが嫌で、相手に責任を擦りつけるのみでもいけない。あくまで、交渉のカードとしての責任を論じる事が、有効な攻撃の手段となり得る


未だにアジア周辺国に対するおかしな優越感があるとしかおもえない。このケツは、次世代が拭くことになりそう。

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