遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

戦争のできる国; 9条にとどめ

← 沖縄戦終結69年「慰霊の日」 vs 『戦争のできる国』 / 2014-06-23  日本国憲法第9条  集団的自衛権



2014年7月1日の閣議決定で、9条は完全にとどめを刺されることに。それが有権者の意思なんだろうからおめでたいこと、さっさと改憲議論に入らないと;

  • 集団的自衛権で政府が与党に最終案提示、1日にも閣議決定
     2014年 06月 27日 14:57 JST, Reuters
     ”日本と密接な関係にある国が攻撃された場合も、1)日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由と幸福の追求権が根底から覆される明白な危険がある、2)日本の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がない、3)必要最小限の実力行使──という3条件を満たすことを前提に、自衛権の発動を認める内容となった。
      三重の歯止め、と言いたいのだろうけれど、恣意性の入る余地の殆ど無い 『五重の壁』 でさえ崩壊した例をもうお忘れの様で;

日本人なら勉強しろ』 なんてホザくヤカラがいるけれど、 (ある程度以上の年齢層の) 日本人なら数にまかせてごり押しを続けた某ジミントーの暴挙を思い出せ、と言いたいところ。以下、集団的自衛権発動・行使に批判的な記事を紹介;

その一方で 『「9条を保持している日本国民」が平和賞候補に――ノーベル委員会が推薦を受理』 なんて悪い冗談としか思えないニュースも流れています。9条に限らず、戦勝国に押しつけられ、戦後ジミントーによって骨抜きにされた憲法そのものはミス平和賞より 無形文化遺産 への登録の方がまだマシと思いますが。以下、憲法関連;

  • 5000人が「9条こわすな」=解釈改憲に反対―東京
     2014/06/17-21:16、時事ドットコム
      何を今さら −−− 僅かなブランクを除き長年に渡るジミントー独裁下ねぶり回された結果、9条はとうの昔に壊れています。選挙の度に勝たせる有権者の責任でしょ? また、様々な解釈を許す様な不完全な条文のせいでもある。9条の精神を生かすにしても、自らの手で書き直すべき、と私は思いますが。

参考; 「大正デモクラシー」はどうして戦争を止められなかったのか / 成田龍一氏インタビュー 1/3
    2/3
    3/3
     2014.02.17 Mon、SYNODOS -シノドス



とりあえず九条居士のお通夜・お葬式ですね。

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