遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

生き物の話題: 絶滅危惧IA類(Critically Endangered, CR) サオラ および ツシマヤマネコ の話題


  •  レッドデータブック (環境省)


     絶滅危惧(Threatened)
     ・絶滅危惧I類(CR+EN) - 絶滅の危機に瀕している種
     ・絶滅危惧IA類(Critically Endangered, CR) - ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの
     ・ 絶滅危惧IB類(Endangered, EN) - IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
     ・絶滅危惧II類(Vulnerable, VU) - 絶滅の危険が増大している種

【サオラ 〜 ベトナム、15年ぶりの写真】


  •  
     The Elusive Saola -- Earth's Rarest Antelope | Unique Video
     LiveScienceVideos, 公開日: 2012/05/21

対馬山猫 〜 日本】

  • ツシマヤマネコを15年間飼育していた! 「絶滅危惧種」を保護したら違法?
     弁護士ドットコム 11月14日(木)11時15分配信


    届け出ずに飼育したのは確かに過失、しかし15年も野生動物を飼育出来た、言い換えれば家族として天寿を全うさせたのは大したもの。 『「野生生物は、種族内の争いや天敵との戦いなどを通じて命がけで生きていくなかで、その種としてのアイデンティティを確立してきました。あくまで『野生生物としての寿命』を全うさせ、そのための環境を整備するのが、『種の保存法』の目指すところです。十分なエサを与え、長生きさせたことを『正しい』とはしないのです」 』 、仰せごもっとも。しかし 『野生』 の世界ではけもの道ではない道路でクルマにハネられるなどしてケガをするなんてことは起こり得ませんよ。それに野生ではケガをして動けなく・動きが鈍くなれば捕食されますから、まず生き延びられません。しかしそのケガの原因が人間にあるとするなら、野生の世界から人間の世界に移動させるのは間違いとは云えない。動物園や保護センターなどいい例。真の 『野生』 なんて、日本では無人島以外ではまず有り得ないでしょう。観光客もクルマも生活圏を分断する道路もない、隔離された野生を再現出来ない現実を踏まえて保護政策を立てるべきでしょうね。(無論、動くぬいぐるみ 『ペット』 感覚での飼育などもっての他ですが。)

  過去記事 も参照。