遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

ハイチはどうなっている? その43: 発生から丸3年 −−−

   ハイチはどうなっている? その42:


2010年1月12日ハイチ大地震 発生から丸3年が経過、震災からの復興は遅々として進んでいない、と考えざるを得ません;



 撮影: 2013年1月8日、テント村。36万人規模とか−−−
 出典: Haiti's Earthquake Devastation, 3 Years Later (PHOTOS) 15/16- weather.com


報道も激減、3年忌の記事数もそんなに多くは無い;


Three years since Haiti earthquake: Learning the art of listening
  January 11, 2013, CSMonitor.com


On 3rd Anniversary of Haiti Quake, a Picture of Both Despair And Hope
  January 10, 2013, · AtlantaBlackStar.com


Learn from past mistakes in Haiti
  Fri Jan 11 2013 00:01:00, TheRecord.com


Haiti – Social: 3 years after the earthquake, seismic monitoring is ridiculousLearn from past mistakes in Haiti
  2013年1月、Haiti News 509



自然災害の無い国など多分世界中探してもどこにも無い、どこだって自分のアタマの上の蝿を追い払うのに精いっぱいであるのは事実。ハリケーンアメリカ然り、311の日本然り。政府も国民も身勝手であるのも世界中同じ。連帯の姿勢は示しても、実はさして興味など無い。身銭を切る? とんでもない、見返りが無ければ何もしない。311のケースでも、汚染されているかも知れないガレキの受け入れなんてウチはお断り、汚染を拡大させるなよ。でも原発は必要、米軍基地も然り。地元はカネを貰ってるんだろ? 自助努力が足りないんじゃないか? (ジミントーが彼らを黙らせてくれることが期待されている?)


ハイチのケースは、その被害の甚大さから世界中が援助を約束したものの実際の拠出額は、最新のデータを確認していないので推測ながら、半分にも達していないのでは? それでも相当額は支払われた筈。でもその結果は、上掲写真の通り。写真に写らない部分ではもっとヒサンの様です。 何故か?


ニュースなど見ている限り考えられるのは、ハイチの異常さは、摂取した養分を宿主を殺さない程度に吸い取って肥え太る寄生虫 「ンゴ」 が多いこと、病原菌を持ち込む寄生虫 「コクレン」 もいること、更に致命的なのは、決して民主的とは云えないプロセスで 「選ばれた」 寄生虫の親玉が国や国民のことを考えられない、某国のかいらい兼音楽屋であること。ナマケ者扱いのハイチの被災者はさぞ悔しいでしょうね;


CHAN statement: Three years after Haiti's earthquake
  January 7, 2013, The Canada Haiti Action Network (CHAN)

   継続して状況をWatchしてくれている数少ない貴重なサイト。



 
  記事: Three Years After the Quake, How the World Came to Save Haiti and Left Behind a Disaster
      Friday, January 11, 2013, Democracy Now !
  記事: Part 2: Jonathan Katz on How the World Came to Save Haiti After Quake and Left Behind a Disaster
      January 11, 2013, Democracy Now !


Martelly regime presents Aristide a warrant, Duvalier a diplomatic passport
  on www.haitiliberte.com, January 8, 2013 via The Canada Haiti Action Network (CHAN)

  
  出典: Haiti officials renew passport for Duvalier


売国奴・殺人犯と呼んで一向に差し支えない前かいらい ジャン=クロード・デュヴァリエ はまだ自由であるばかりではなく、いつでも出国 (先は多分お仏蘭西でしょう) 出来る様便宜が図られて、一方で法的にはまだ大統領であるかも知れない ジャン=ベルトラン・アリスティド にはタイホ状? 某覇権国にとって不都合である以外の罪は見当たらないが???


こんな馬鹿なことがまかり通る 「世界秩序」 なんて、ぶっ壊す時期です。

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