遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

スー・チーさん 大丈夫? (2012年6月18・19日加筆)

世界中で殺戮を繰り広げる我が将軍様でさえもらえた、ご褒美のノーベル平和賞受賞スピーチやら制裁解除のため奔走するのは仕方が無いにしても、対外パフォーマンスに力点を置き過ぎでは?


とは言っても今後の活躍に期待し、受賞スピーチを紹介しておきましょう;


 
 Aung San Suu Kyi speech in Norway on June 16, 2012
sianpu さんが 2012/06/16 に公開

  Video of the Nobel Lecture / Nobelprize.org では29分。投稿者によれば; "Aung San Suu Kyi on her acceptance of Nobel Peace Prize in Norway on June 16, 2012 (Original Quality recorded live by myself)" とのこと、計51分強。


 演説全文 (英語)
    この日本語全訳は誰かがもうやっているハズ −−− と思いましたが、見当たりませんねぇ。ただ、弁護士さんが共同通信の配信を記録したものを以下紹介;


   アウン・サン・スー・チー女史 ノーベル平和賞受賞演説「大好きな世界人権宣言の前文から力をもらった」
     2012-06-17 03:43:08、Everyone says I love you !

スー・チー氏、民主化へ団結訴え=ノーベル賞受賞から21年後に演説
  時事通信 6月16日(土)21時37分配信

   『良心の囚人』 なんて文学的? な訳は、多分 "prisoner of conscience" のことと思いますが、この呼称はアムネスティーが勝手に提唱・認定しているだけなので、政治犯と訳すべきでしょう。 Prisoner of conscience - Wikipedia にも、 "It has been suggested that this article or section be merged into Political prisoner. (Discuss) Proposed since June 2012" の記載アリ。口先だけのアムネスティーの考える 「良心」 なんて手前味噌な概念に普遍性など無いと思いますが。


スー・チー氏が記者会見で嘔吐、「心身とも疲れ切っている」
  ロイター 6月15日(金)18時8分配信


スー・チー氏、欧州に出発…国内では批判も
  読売新聞 6月14日(木)7時57分配信

  −−−スー・チー氏は最近、ミャンマー西部ラカイン州で激化する仏教徒住民とイスラム教徒のロヒンギャ族の対立を巡る発言で批判も招いており、半月にも及ぶ訪欧は中止すべきだとの声も国内で上がっている。 (記事終わり、引用終わり)


  Myanmar violence tests Suu Kyi
    Published: 16/06/2012 at 04:01 PM Online news @ Bangkok Post breakingnews


     Uneasy calm in Myanmar's Rakhine (ビデオあり)
      Last Modified: 17 Jun 2012 18:57, Al Jazeera English



まず自分の国の中のことをよく把握すべきでしょう。いつまでもアウンサン将軍の娘、米欧のかいらいでは政治生命は短そう。体力的にも相当無理がかかっている様だし、 「西側」 はここぞとばかりにたかりにかかっているし −−−