2011年東北地方太平洋沖地震 その175: 台風、 余震・地震・気象事象 (釈愚さん出張中につき予測はお休み中)、 震災関連ニュース・ハリケーン
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気象庁
出典: 台風5日進路予報:台風第11号 (ナンマドル) + 12号 (タラス)
◆沖縄からの便り
チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/8/29(月) 午後 4:39
−−−台風11号はこの後大陸に向かう見込みですが、台風12号は発達しながらゆっくりと北上する予想です。 / 最新の週間アンサンブル予想図を見てみると、まだばらつきがあるものの関東から近畿、四国にかけての太平洋沿岸にかなり接近する予想となっています(上図赤字のLが台風(低気圧)の中心。29日時点の予想)。 (記事終わり、引用終わり)
※ 収入の途さえ確保出来ればスローライフの沖縄、憧れちゃいますね。でも台風の通り道ですから大変でしょう、と沖縄出身者に尋ねましたら、台風 (に対する備え) は生活の一部として取り込まれているからそうでもないよ、とのこと。それはさておき、記事中に聞き (見) 慣れないコトバが。気象庁のサイトで調べて見ましたら;
⇒ アンサンブル予報
−−−一つの例の数値予報では高気圧や低気圧の位置、あるいは天気の時間的推移を予測できなくても、初期値にわずかなバラツキを与えて複数例の数値予報を実施することにより、その平均(アンサンブル平均)をとれば、個々の例中の誤差同士が打ち消しあって平均的な大気の状態を予測できる場合があります。このような情報を提供するための手法がアンサンブル予報です。これにより、平均的な大気の状態の予報精度を上げることができます。 (以下略、引用終わり)
◆台風11号が台湾上陸、休校相次ぎ空の便にも影響
ロイター 8月29日(月)16時25分配信
★防災気象情報
★気象統計情報 (火山含む)
★報道発表資料
地震・余震発生状況
⇒ 地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁
⇒ Earthquake List for Map of Asia Region / USGS
【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】
■ 地震・余震予測
釈愚さん出張のため、9月1日までお休みの予定。
参考: (考察) 福島県沖M6.8の地震およびこれから8月末までの地震予測
2011年08月20日 05時13分23秒
−−−ひとつの目安となるのは、現在の場のエネルギーの強さは、
*M4クラスを一日に4回、M5クラスを一日に2回、
M6クラスを一週間に一回
程度起こす強さと考えることです。
また、*基本的に大きめの地震の大半は沖合いで発生
するということです。
*最大震度5が発生するのは10日に一回。
最大震度4は、毎日一回。それ以外は、震度3以下。
そして、*震度4以上の大半は福島と茨城で発生する、
と考えてよいと思います。 (以下略、引用終わり)
⇒検証; 震度1以上を観測した地点と地震の発生場所など、今のところ概ね仮説・予測通り。
■ 更新・考察
参考 ⇒ NOAA 直近6ヶ月 海水面温 平年差アニメ
※ SSTA 更新 (2〜3日) のタイミングに併せて更新されています。
以下、関連記事を幾つか紹介;
■グラフで見る大震災(被害数の推移:8/27)
11.08.27 20:30、rescuenow.net
◆東日本大震災:定説覆したM9地震 高密度観測網すり抜け
毎日新聞 2011年8月29日 東京朝刊
◆火力発電:トラブル相次ぐ 原発停止でフル稼働
毎日新聞 2011年8月29日 9時49分(最終更新 8月29日 10時20分)
−−−大震災前まで、電力会社の電源の組み合わせは基本的に、24時間一定の出力で運転する原発をベースの供給力とし、それを上回る需要に石油や石炭、液化天然ガス(LNG)を燃料とする火力発電で対応してきた。火力発電は原発と比べ、停止や再稼働、発電出力の調整が容易で需要の急な伸びにも柔軟に応じられるからだ。 / しかし、大震災をきっかけに原発は停止が相次いでいる。今月17日に営業運転を再開した北海道電力泊原発3号機を除けば再稼働も進まず、54基中41基が停止している。それを補うため、火力発電が原発に代わる基幹電源の役割を担うようになった。 (以下略、引用終わり)
※ 原発再開は、様々な要件がクリア出来ないため容易ではないでしょう。火力はもはやピンチヒッターではなく、ベースの供給源になっています。火力発電設備だって減価償却が行われている訳ですから、メンテナンスは勿論、設備の更新だって当たり前。(稼働出来ない原発設備は−−−不良資産ですかね。) 使用済燃料廃棄も含む安全コストを意図的に無視して来た原子力発電に比して火力発電の燃料コストは見かけ上確かに高く、長時間の高出力には耐えないのは事実でしょう。であるならば、電気が止まったりあるいは電気料金が高くなって文句を言うのはのはそれを使う側ですから、火力発電の特性に合わせた費消を心がけるしかありません。解決すべき様々な問題はあるものの、節電でここまで乗り切れたワケですから、今更逆戻りの選択肢は無いと思いますが。
一方死者20名をもたらしたアイリーンは熱帯暴風雨にダウングレードして北米東海岸を進行中、峠は越えた様子。ただし交通網の乱れやら停電など後遺症は必至、また次のハリケーン・熱低もひかえています;
◆「アイリーン」が米北東部直撃、朝の通勤に混乱必至
ロイター 8月29日(月)16時47分配信
◆「アイリーン」で大停電の可能性
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 8月29日(月)18時29分配信
出典: Atlantic Graphical Tropical Weather Outlook
Jose および Tropical Depression (熱帯低気圧) 第12号 (ハリケーンになれば "Katia" かな?)