遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

ハーグ条約加盟、 (遅ればせながら) 野田さんご出産!

過去関連記事


日本に子供連れ帰り、元妻に5億円弱支払い命令
  読売新聞 5月10日(火)12時20分配信


  −−−ただ、日本は、国際結婚で生まれた子どもの親権争いに関する「ハーグ条約」に未加盟。判決が直ちに日本国内で執行できるわけではない。米国などは日本に同条約への早期加盟を求めている。 (記事終わり、引用終わり)


   日本ではせいぜい子供銀行のおカネ程度の意味しかありませんが、 「懲罰的」 な賠償金額ですね。ハーグ条約へ加盟したとして、アメリカ以外の国では馬鹿げたこの賠償金額などの判決がどの程度の効力を持つのかしら?


ハーグ条約加盟で調整=来月決定、サミットで表明目指す―政府
  2011/04/28-00:24、時事ドットコム


  −−− 同条約は、国際結婚が破綻して片方の親が国外に子を連れ去った場合、子を元の居住国に戻して親権争いを決着させる手続きを定めている。主要8カ国で未加盟なのは日本とロシアだけで、米国を中心に早期加盟を求める声が強まっていた。 (中略) 家庭内暴力から逃れて帰国した親子が再び暴力にさらされかねない、との懸念に配慮し、骨子には子を元の国に戻すことを拒否できる事例も明記した。 (以下略、引用終わり)



野田元郵政相が男児出産―問われる日本の不妊治療政策のあり方
  2011年 1月 7日 10:10 JSTWSJ日本版 - jp.WSJ.com


  −−−米国人の第三者から卵子の提供を受けて妊娠した野田氏は以前から、不妊に悩むカップルにより多くの選択肢を提示できる政策作りを推進するため、積極的に活動してきた。  (中略) テレビ俳優の向井亜紀さん(46)は (中略) 「昔の人は子供の産めない女性を人として不完全だとみなしていた。そのような女性を差別してきた。そういう態度は今も残っている」と指摘し、「もしある女性が子供が産めないとなると、それを恥だと思い、そのことについて話そうとしない。日本には今もそのようなところが残っている」と語る。 (記事終わり、引用終わり)


   日本にはまだ 「異質な者 (他人と違う人達)」 に対する偏見やら陰湿な差別が厳然として存在するのは事実。みんなちがってみんないい、不妊治療については神の領域? に踏み込む、的なところがあるのかも知れませんが、議論の対象とされるべきですね。