遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その34: 天皇・皇后両陛下のお見舞い など

 東北地方太平洋沖地震に関する天皇陛下のおことば(ビデオ)(平成23年3月16日)
   宮内庁HP

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 平成23年東北地方太平洋沖地震に関する天皇皇后両陛下のお気持ちなど(平成23年3月14日)
   宮内庁HP (英訳無し)

  1 計画停電に対する宮内庁の対応
  2 両陛下の被災地ご訪問についての考え方
  3 両陛下のご様子,これからのご日程などについて



象徴天皇に関しては様々な議論がありますから、天皇・皇后両陛下のお見舞いを被災者の方々がどう受け止められたかはわかりません。 しかし両陛下のこころよりのお見舞い・ねぎらいの意は伝わったのでは? あの場での非常に丁寧な立ち振る舞いは誰にでも出来ることではありません。 国民のことなど実は大して心配していない政治屋さん達とはエライ違い;


  両陛下、都内の避難所をご訪問 すべてのグループに声を
    産経新聞 3月31日(木)1時35分配信


    


    



以下、目に留まった記事 (順不同);



マグロもイワシもサバも売れない 自粛ムードで魚の需要大幅減
  J-CASTニュース 3月31日(木)17時22分配信


   『−−−築地市場関係者は「何でもかんでも自粛していると、景気が悪くなって被災地の復興が却って遅れます。旅行が中止になったら、その代わりに美味しい物を食べるとか、そうやって元気を出すことも大事なのではないでしょうか」と話している。』 なんて了見が狭いし、今誰も聞きゃあしません。


  自粛ムードの良し悪しは別として、自粛は日常の食事+αの部分の取り止めだと考えれば、その需要でのおサカナは無くても大して困らない、と言えるかも。でも考えてみれば、世界的に足りなくなる可能性のある穀物を大量消費した結果としての牛肉の供給は長い目で見れば減る方向だろうから、おサカナをもっと日常の食卓に戻すチャンスかも知れません。怪しげな肉も多いし。おサカナの供給がダブついているのであれば、バブリーな? 高級食材や酒の肴としてではなく、本来の姿であった筈の廉価な良質のタンパク質の食品として提供するとか。おサカナはホネがあるからイヤ、焼くと煙が出て臭い、など馬鹿げてはいますが、食べ易く加工するとかアイデアはあるでしょう。 海の汚染と云ったって、沿岸で獲れたものばかりでは無いだろうし。魅力のあるものがスーパーに並べば、あるいはファミレスのメニューにあれば売れますって。 (以上、怪しげなマーケティング終わり。)


此処より下に家建てるな…先人の石碑、集落救う
  読売新聞 3月30日(水)7時22分配信


No escampa en Japón: Radioactividad, las consecuencias de la contaminación (+ Infografía)
  29 Marzo 2011, Cubadebate


  



  
  Democracy Now! "Japan Disaster"


US blocks YouTube access in Japan
  Tue Mar 29, 2011 10:22AM, PRESSTV


<東日本大震災>たまるストレス GSでトラブル増加 釜石
  2011年03月26日19時55分, 毎日新聞 @ livedoor ニュース


   GSにガソリンを運ぶタンクローリーが給油待ち渋滞の中に、なんてシャレになりませんから、私は災害時には個人使用を制限すべきと思います。その為には平時からクルマに頼り切らないシステムを考えておくべきでしょうね、都会と違って相当難しそうですが。ハンドルを握ると 「人が変わる」 勘違いしたドライバーがいますが、特に災害時には自分にとって便利なクルマが他人や地域に迷惑をかけていることを認識しない限り、この身勝手なトラブルは無くなりません。(自分に)たまるストレス、(他人に)ためるストレスです。


パスポート申請要件を緩和=被災者向けに特例―外務省
  時事通信 3月28日(月)16時43分配信


   対応の趣旨は何となく理解出来るが、今この特例をアピールするココロがよく理解出来ない。一体被災者のうち何人が、海外旅行など考えるのか? 在日外国人の里帰りならわかるが−−−


大震災前、“万が一の備え”をしていた人は9.3%
  Business Media 誠 3月25日(金)13時55分配信


   災害は我々の都合などお構い無しで、それこそ忘れた頃に突然やって来ます。自宅に備えはバッチリ、いつでも来い(?)と思っていたって、家族全員外出時に被災し自宅に戻れる状況で無ければ無駄。また百歩譲って自宅の備えが役に立ったとして、困っているご近所や避難所の方々を尻目にザマあ見ろ、とは言えないでしょう。非常用の備蓄は、マメに期限など確認して入替えなければならないし。それに日本では、家を出る時 「今日も生きて無事に帰宅出来るだろうか」 と考えることはまずありませんよね。最低限の備えを身につけて行動などしないのがフツーでしょう。


  結局このテの報道は、 『万が一の備え』 グッズの販売促進に使われることが多いし、事実今回の震災をビジネスチャンスと煽る輩も多い。一理ありますが、はっきり言ってエゲつないのが多い。備えあれば憂いは無い(気休め)らしいので、無いより有った方がよい、程度のものでしょうが。


  本来個人レベルではなく、自治体レベルでいのちをつなぐための最低限の備えをしておき、有事の際は被災していない他地域あるいは国の支援に頼るのが現実的と思います。困った時はお互い様ですから−−−




定年目前の交番所長、避難指揮途中に津波…不明
  読売新聞 3月31日(木)3時5分配信


  東日本大震災 海保「救えなくても感謝される…つらい」
    毎日新聞 3月30日(水)12時24分配信


  駐在所のお巡りさん、最後まで住民守った…
    読売新聞 3月25日(金)21時30分配信


   どの災害時もそうかも知れませんが、 先日の記事で紹介した遠藤未希さん をはじめ、報道されないまでも被災地で自分の持ち分を最期まで守られて犠牲となられた方が少なくないのは残念なことです。また、被災地に派遣された自衛隊なり救助隊も、特に今回の震災では劣悪な環境下相当辛い思いをなさっている様子。これらをどう活かして行けばよいものか−−−



震災と日本人 倫理学者 竹内整一 連載(2) 日本人の「しあわせ」という語感はどこから来たか
  J-CASTニュース 3月27日(日)9時12分配信

震災と日本人 倫理学者 竹内整一 連載(1) 「不可抗の威力」受けとめながら、なおしなやかに生きる
  J-CASTニュース 3月26日(土)9時12分配信