遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

孤立するイスラエル その3: 犯罪国家とそれを擁護する覇権国家 #2

イスラエルによる嘘とアメリカの欺瞞、無能な国連 −−− 何かが狂っているとしか思えない:

  • 人権理決議は「性急な判断」=米
    6月3日8時46分配信 時事通信


    −−−国連人権理事会がガザ向けの支援船団襲撃事件でイスラエルを非難する決議を採択したことについて、「性急な判断」と批判した上で、「微妙で一触即発の状況をさらに政治化させる恐れがある」と懸念を示した。米国は採決で反対票を投じた。 (以下略)


    ではアメリカ自身が親米の韓国と共にDPRKを必要以上に挑発して招いている 「微妙で一触即発の状況」 にある朝鮮半島はどうなのか? アメリカへの批判が益々厳しくなるだけ。まあ国外であれだけの民間人を殺している国から見れば、イスラエルが殺した活動家やパレスチナ人など物の数ではないのでしょう。


元々オバマに相当期待していたフィデルですが、世界中を踏み荒らすアメリカに関して6月01日付け辛辣なコメントを出しています。日本に限らず、フィデル = アカの革命家 = 狂信者・悪魔・圧政者のポンチ絵的なイメージで捉えられているのは残念。フィデルは今や歴史の生き証人であり、経験に基づく彼の世界情勢に関する 「考察」 は読みごたえがある。トシは取りましたが、今でもディベートやらせたら (多分出来るでしょう)、無知・無能な政治家オバマなど足元にも及ばないでしょうね;

  • El imperio y la guerra
    1 Junio 2010, Reflexiones de Fidel / Cubadebate


    この考察の最後は以下の様に締めくくられています。被爆国日本としてどう考えるのか?


    −−− Dos preguntas obligadas: ¿podrá Obama disfrutar las emociones de una segunda elección presidencial sin que el Pentágono o el Estado de Israel, que en su comportamiento no acata en nada las decisiones de Estados Unidos, utilicen sus armas nucleares en Irán? ¿Cómo será la vida en nuestro planeta después de eso?


   写真の比較(蛇足):左=EP、右=PRESS TV


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他、幾つかの記事;


なお依然として最大の被害を受けているのはパレスチナのひとたちです。ガザ地区の状況を伝えるサイトとして上掲 DEMOCRACY NOW ! に紹介されていたのは;

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