遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

孤立するイスラエル その2: 犯罪国家とそれを擁護する覇権国家

案の定の結果、ただ呆れるばかり;

  • 支援船襲撃でイスラエル非難、安保理議長声明
    6月1日18時7分配信 読売新聞


    −−− トルコが提出した当初の非難声明案は、イスラエルを「最も強い言葉で非難」し、「独立した国際的な調査」を求めたが、イスラエルの米国が強く反対、会合は13時間に及んだ。また、支援団体側が武器を使用したとするイスラエルの主張に配慮したため声明は当初案からトーンダウンした。事件調査に関しても、米国がイスラエルによる調査を求めたため声明は調査の主体を明確にしなかった。 (以下略)


    この現行犯がDPRKやイランであったら、即刻ミサイルを打ち込んでいるでしょうね。こんな国が信用出来ますか? こんなゴリ押しがまかり通る様な仕組みは根本的に間違っていると思いますが。
    • As Obama Wavers, Congressmen Cheer Aid Ship Massacre
      June 01, 2010, ANTIWAR.COM


      President Obama’s reluctance to comment in any but the most vague terms of the massacre of 19 aid workers by Israeli commandos late Sunday night has left many wondering exactly where the US government will fall on an issue which has been blanketly condemned by virtually every government in the civilized world and virtually every government outside the civilized world. (以下略)


      担がれた軽いパーにこんなこと言ったって無駄。


相変わらず自国の国益しか考えない勝手なアメリカですが、一方で日本では首相がこのタイミングで辞任!−−−

  • 粘り腰の首相、米大統領の「感謝する」自信に
    6月2日9時12分配信 読売新聞 (辞任判明前)


    −−−沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で迷走を重ね、内閣支持率の急落と社民党の連立政権離脱を招いた首相に対し、民主党内の批判は強まる一方だ。しかし、当の首相は周辺に「なぜ普天間で辞めなければならないのか」とこぼしているという。沖縄や社民党の反対を押し切ってまで、同盟国・米国と共同声明をまとめあげたではないか、という自負心が働いているようだ。


     一時は関係が冷え切ったオバマ米大統領が5月28日に電話で、日米共同声明について「感謝する」と伝えてきたことも、首相の自信につながっている。


    これはマスコミによる推測でしかないものの、もし事実だとしたら、結局鳩山も前与党と同じくアメリカに従順であろうとする 「総督」 に過ぎなかったことになる。おまけにどこが 「粘り腰」 なのか? 常に 「よいこ」 であろうとするただのひ弱な優等生にしか見えないが。


鳩山政権には評価出来る実績も少なくないと思いますが、こと外交に関しては当初の期待が大きかっただけに失望も大きい。さて次は? これってのがいませんね。誰がやっても難しいでしょう、憲法と国防に関しての 「民意」 が不明なら政策も不明ですから。