遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

亀麿にまた会える! かなぁ?; 座敷わらし

座敷わらしの宿 緑風荘|岩手県二戸市金田一温泉郷  緑風荘  座敷童子


上掲ウィキペディア によれば;

  • 1300年(南北朝時代)、南朝の武将が北朝足利尊氏)方との戦いに敗れ落武者となり大和国(現・奈良県)から武蔵国五日市(現・東京都あきる野市)に落ち延びこの地名を苗字とした。しかし、この地は関東の勢力範囲内でそこから更に陸奥国金田一)に落ち延びる。この時6歳と4歳の男の子がおり、金田一までの旅路で兄の亀麿(かめまろ)は病にかかり死去する。死の床で「末代まで家を守り続ける」と言い息を引き取った。

    この亀麿の霊が奥座敷「槐の間」に棲みつき「家の守り神」となり、時々客人に姿を見せたり悪戯をするようになったと言い伝えられている。この部屋に泊まり座敷わらしに出会えると驚くほどの幸運に恵まれ男は出世し、女は玉の輿にのると一般的に言われている。


また 上掲緑風荘HP によると;

  • 座敷わらしは部屋に出るのではなく“人に出る”と言われています。
    ひとたび座敷わらしに気に入られるとどこであろうと座敷わらしの方から会いに来てくれるそうです。


だそうですから、会いに行かないテはない。 (当時のスレていない?) 子どものいたずらなんて可愛いものでしょう。



ところで座敷わらしならぬ 「座敷坊主」 ってのもいるそうで。坊主の姿で現れる 「枕返し」 ゆえ、こちらは恐ろしい存在。(先頃物故された 水木しげる さん著 「妖怪画談」 より)


 
  出典: 座敷坊主(ざしきぼうず) - 水木しげるの妖怪ワールド 妖怪大全集
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