地球は何色？

ちょっと気になるニュース；

• 青じゃなかった！？日本の気象衛星が地球の“素顔”を公開、「汚染がひどいの？」「なぜ日本はいつも…」―中国ネット
  　2014年12月26日、中国情報の日本語メディア―FOCUS-ASIA.COM

• 「ひまわり８号」による初画像について
  　報道発表日 平成２６年１２月１８日、気象庁

• • ひまわり８号による初画像 各種画像リンク

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      　可視３バンド （RGB） 合成カラー画像

ただし、キレイな青のリアル画像もあります。例えば；

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  　Earth Seen From Space Station ISS [Real Speed HD]
  　sebastiansz, 2014/05/31 に公開

ISS 国際宇宙ステーション は高度約４００キロから、一方で ひまわり８号 は高度約３万６千キロからの撮影ですから、地球に近いＩＳＳから見た方が大気の光の散乱でより青く見える、ってことでしょう。

して見ると、 ガガーリン の言葉として日本でよく知られた 『地球は青かった』 は、実際には 『空は非常に暗かった。一方、地球は青みがかっていた』 だったそうですが、彼を乗せた ボストーク1号 は高度１６９〜３２７キロで周回していた様ですから、本当にカプセルから地球を見ていたなら、ＩＳＳからよりも更に青く見えたのでは？ （昼夜の違いなど高度以外にも要素はあるでしょうけど）

で、過去記事 で紹介の 速報　皆既月食と天王星 Zero Gravity 掲載の写真をよぉ〜〜っく見ると、右側 天王星 は青く写っていますね。天王星が青緑色に見えるのは上層大気に含まれるメタンによって赤色光が吸収されるため （ウィキペディアより） とのこと。ＲＧＢ − Ｒ ＝ ＧＢ

• 右図出典： 色の三原色
  　　　参考： 光、物体、視覚系、　原色

では天王星の 『本当の色』 『実際の色』 は何なのか。

ＮＡＳＡサイト やら ＨＳＴサイト のギャラリーを見るのは楽しいものです。殆どの写真には見易い・分かり易い・心地良い様に色彩校正処理が施されている筈ですから、 『実際の色』 にこだわる特段の理由が無い限り、私は会うことのない・実際に見ることの出来ない天体のお見合い写真として思いを馳せることにしています。

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